紹介記事
庭付きの広い家を自由に飾る!「黒い砂漠」の“荘園”でハウジングを楽しむコツとは?
本作はオープンワールドの形を取っているが,家については同じ家(場所)をプレイヤーが重複して借りられる,いわゆるインスタンス形式なので誰もが好きに触れられる。大規模な邸宅である荘園もその1つで,同じ場所に複数の冒険者の荘園があり,入口で「誰の荘園に入るか」を選ぶ形だ。
荘園は屋内だけでなく,庭にもさまざまな家具を置けるのが特徴となる。その広さもあって,最初は何からやれば良いか分からなかったり,うまい飾りつけのイメージが湧かなかったりする人もいるかもしれない。そこで,黒い砂漠の荘園を本格的に楽しんでいる,冒険者のありすさんに,荘園の魅力や,レイアウトのコツなどを教えてもらった。
黒い砂漠の2種類の家
「家」と言っても,いろいろなゲームにその要素はある。では,黒い砂漠における家関連のコンテンツには,どのような魅力があるのだろうか。
ありすさん:
「黒い砂漠のハウジングは,町にある多数の家の中から実際に好きなものを選んでハウジング(装飾)できるもので,冒険者が本当にその町に住んでいるような没入感,ワクワク感を味わえます。荘園では庭を作り,貴族の庭園の邸宅のような豪華でスケールの大きなハウジングも楽しめ,イベント会場にも向いています」
そんな黒い砂漠の家は冒頭でも紹介したように2種類あり,どちらも借家物件である。
●町や村の中にある住居
「貢献度」を支払うことで,町のあらゆる家を借りて,自身の住まいにできる。料理や錬金などをする拠点にしたり,家具についている「バフ」を得るための戦闘拠点としたりしても大丈夫だ。もちろん,単純に部屋を飾り立てるだけでも楽しめる。家によって間取りがかなり違うのも面白く,リアリティのある小さな小屋から,広い3階建ての家までさまざまだ。ただし,必要な貢献度が異なる。
●荘園は庭を自由に飾り付けが可能
荘園は冒険を進めていくことで利用可能になる,庭付きの大型邸宅だ。ゲーム内マネーの「シルバー」を支払って一定期間レンタルする物件となっていて,最短1日から借りられる。荘園では,[荘園]アイテムを持ち込んで,庭を自由に飾り付けられる。また,一般の住居で利用していた家具は建物内の内装で利用可能だ。
朝の国で始める「お手軽荘園」
荘園は,実装当初にハウジングのエンドコンテンツとして登場したため,庭の飾りつけ用品を揃えるのが大変だった。さまざまな依頼をクリアしたり,大量のアイテムを投じて作成したりする荘園用の家具が多かった。そのため「これはちょっと本気じゃないと難しいかも……」と感じていた人も多いのではないだろうか。しかし,朝の国になってから,実は店売りや簡単な製作で手に入るアイテムが増えている。
ありすさん:
「今は生活アップデートにより家具を作成しやすくなり,取引所の流通も増えています。そして制作難度が低いものも多数実装され,NPC販売の家具も見栄えのするものが増えて,かなり導入のハードルは低くなっています」
ということで,今回はもっとも手頃なサイズの荘園である,アジアン風の「松風の家屋」の飾りつけについて,ありすさんに詳しく教えてもらった。
●ありすさんの「松風の家屋」の例
「松風の家屋」は,「朝の国」の依頼を進めると利用できるようになる荘園だ。
ありすさん:
「松風の家屋は,広すぎず作りやすい手ごろサイズの物件であること,朝の国の家具の入手難度がとても低いことなどから,荘園入門としては一番おすすめだと思います」
●屋外に使われている[荘園] 家具アイテムの一覧
では,どれくらいのアイテムが使われているのだろうか。ありすさんによると,庭の飾りつけに使ったアイテムは次のとおりで,かなり多くのアイテムが配置されていることが分かる。
古風な瓦の六角亭,木製の縁台,茶屋の縁台,翡翠星の大型火鉢,長方形の石材花壇,石造の柱,飛石,翡翠星の石塔火鉢,チビ太陽,夜明けを照らす灯,すり鉢,石臼,丸い竹ざる,浅い竹ざる,満月形の壺,大きな壺,熟成用の壺,蓋無し壺,かめ,各種の書籍文匣,伝統組子の屋外椅子,伝統組子の椅子,金剛の座卓,小さな円卓,日時計,桜の木,カエデ,イチョウの木,桃色の梅の木,たわわに実ったナツメの木,よく熟した柿の木,小さな蜜柑の木,赤い椿の木,黄色い壇香梅の花,村の盤松の木,よく手入れされた村のムクゲ,村のムクゲ,小さなツツジ,小さなアンジェリカ
利用したアイテムは,荘園の実装当初よりは入手が楽なものが多いとのことだ。一例を紹介しよう。
一方,一部アイテムの製作は,なかなかにやりごたえがある内容になっているそうだ。例えば,足元に配置されている照明の「チビ太陽」が難しい。錬金で「消えない石」というアイテムを製作して作成するのだが,多くは「焼け焦げて燻ぶった石」になってしまう。タリフ村のイース・フェイに「焼け焦げて燻ぶった石」を100個持っていくと交換してもらえる……などの救済もあるが,けっこうなやりこみコンテンツだ。
ありすさん:
「照明系は最初にクエストで知識を取る必要があったり,錬金の副産物や狩猟の取得物が多数必要になったりするため,ある程度,生活系をやっている人でないと自作で数量をそろえるのは難しいかもしれません」
入手が手軽なアイテムの設置から始めて,だんだん難度の高いアイテムを作ってみるのが良さそうだ。
ハウジング初心者へのアドバイス
庭はもちろん,通常の家と同様に内装にも手を加えられる。ただ,筆者のようにハウジングの初心者だと,「何を置いたらいいの?」と悩んでしまう。そこで,内装のコツも教えてもらった。
ありすさん:
「おしゃれなハウジングを作るコツとして,用途(自宅,食堂,花屋など)に加えて,テイストと色調を決めて使用する家具類を選ぶとまとまった感じになります。テイストはカントリー調,南国風,和風などがあり,有料の家具はとくにはっきりと分かれていて使いやすいです。色調はメインカラー,サブカラー,差し色と決めるといいです」
家具の設置方法にもコツがあるようだ。
ありすさん:
「ハウジングでは設置物をあとから修正しようとしても,上に置いたものが作用して,下の家具や周囲の物が動かせなくなったり置けなくなったりすることが多いです。
とくに屋外樹木は作用の範囲が大きく室内にまで及んで邪魔をするので,家具1つの向きを変えるために,付近のものをすべて撤去する必要に迫られ,大変手間をとることがあります」
そこで,家具の設置は次の手順を取るといいようだ。
1. 室内の天井照明を設置する
2. 室内の大きな家具の場所を決める
3. 小物を置いていく
4. 室内が完了したら屋外の大まかな木の配置を決める(すべてはまだ置かない)
5. 屋外の家具を置く
6. 小さな家具を置く
7. 木を最終的に全部配置する
このようなイメージで行うと,位置や向きの調整がしやすくなるという。
荘園はフレンドも呼べて「ギルド代表荘園」にもできる
荘園は,フレンドやギルドメンバー,そのときに組んでいるパーティメンバーなら,お互い自由に訪問できる。また,最近では「ギルド代表荘園」という機能が実装されており,ギルドメンバーの集合場所として任意のギルドメンバーの荘園を設定できるようになった。同じ場所の荘園でも,冒険者によってまったく異なる庭や外装,そして利用法が楽しめるわけだ。
また,個人的に改めて思ったのは,「イベントなどでもらえる特別な家具は,やっぱり集めておきたい」ということだ。今回の松風の家屋では,過去の9周年イベントで日本向けに配布された「茶屋の縁台」などが効果的に設置されていて目を引いた。
「黒い砂漠」公式サイト
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