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「黒い砂漠」のPvP大会“2023アジア拠点戦チャンピオンシップ”が10月22日に開催! 大会ルールや日本代表ギルドを紹介しよう
そこで今回は,チャンピオンシップのルールや日本代表ギルドを紹介したい。また,拠点戦がどのようなものか分からない読者のために,基本的な仕組みについても説明しよう。
黒い砂漠にはプレイヤーが運営する「ギルド」というチーム組織や,その集合体である「ギルド連盟」が存在する。拠点戦は,そうしたギルドや連盟同士で行う戦闘コンテンツ(PvPもしくはGvG=Guild vs. Guildと呼ばれる)だ。戦闘エリアは,オープンワールドである黒い砂漠のマップが区切られて構成されており,その中で各ギルドが拠点城砦を好きな位置に建設。戦闘開始後に敵の砦を破壊していき,最後の1ギルドとして勝ち残れば勝利となる。
プレイヤーが所属するのがギルドで,そのギルドの集合体が「ギルド連盟」だ。ギルド連盟を組むメリットは主に2つ。拠点戦の参加人数を集めやすいことと,拠点戦を休むメンバーを作る余裕が生まれることだ。例えば,100人の拠点戦に参加する場合,1ギルド最大となる100人が在籍していたとしても,誰も休まずに対応することは難しいだろう。しかし,ギルド連盟は10ギルド(最大人数は合計で150人)まで参加できるので,150人のうち100人が参加できればよくて,頭数を揃えやすい。
このため,100名の拠点戦に参加するようなギルドは,実質どこも連盟を組んでいる状態だ。ただし,ギルド連盟の内訳はさまざまで,1つのギルドがサブギルドも作って連盟定員を満たす「実質1ギルド構成」もあれば,いくつかの独立したギルドが協力して連盟している場合もある。
アジア拠点戦チャンピオンシップ
そして,今回行われる「アジア拠点戦チャンピオンシップ」は,その名の通りアジア圏の拠点戦最強ギルドが集うアジア大会だ。参加するサービス地域は以下の4つ。
・日本(JP)
・韓国(KR)
・台湾,香港,マカオ(TW/HK/MO)
・タイ,東南アジア(TH/SEA)
各地域から精鋭の4ギルドずつが選出。4つのグループに分けられるが,日本から出場するギルド同士が当たることはない。
日本代表の4つのギルドを紹介
日本を代表するギルドの選抜戦は,2023年9月24日と10月8日に行われ,「ヘッセ聖域」「灰色の森」の2拠点の勝者が代表として選ばれた。選抜戦で勝ち上がった4ギルドは,まさしく日本のトップギルドである。各ギルドは連盟であるため,代表である盟主ギルドに簡単なアンケートをお願いした。
Q1:ギルドの運営継続年数を教えてください
Q2:連盟の強みや特徴を教えてください
Q3:ギルド隊長,もしくは代表者の使用するクラスを教えてください
Q4:大会への意気込み&日本の冒険者の皆様に一言お願いします
●ばとるおんぶれいず(連盟)
A1:2015年8月1日設立なので,9年目となります
A2:どんな時でも楽しみながら勝利を目指す方針から連盟間でも距離感が近く,連盟としての総合力を継続して向上できていることだと思います
A3:ガーディアン
A4:ハウジングが苦手なマスターのために[荘園]不可侵をプレゼントして苦笑いする姿を見たいと思います!! 日本の冒険者の皆さんに諦めない姿を届けたいです!
●テクノブレイカーズ(連盟)
A1:3連盟時代から含めると4年ほどです
A2:装備更新の意欲が高く必要に応じてクラスを変えられる人が多いところだと思います
A3:状況に応じて複数のクラスを使い分けてます
A4:不甲斐ないところを見せないよう頑張ります
●Rage(連盟)
A1:実は7年くらい
A2:ダジャレがうまい
A3:覚醒VK(ヴァルキリー)
A4:せっかくなのでがんばります
●CA(連盟)
A1:前のギルドマスターの方から継いでから7年くらいです
A2:大砲
A3:今回のチャンピオンシップでは,覚醒ドラカニアになると思います
A4:2勝持ち帰れるようにベストを尽くします
アジア拠点戦チャンピオンシップは「eスポーツ的」なイベント
アジア拠点戦チャンピオンシップは,同一グレードの装備で行われるeスポーツ的なイベントになる。ただ,黒い砂漠はMMORPGとして「装備を強化する」という要素があるので,新要素の実装タイミングなどで能力差が出てしまう。そこで,アジア拠点戦チャンピオンシップの本戦では,キャラクターの装備能力の差で試合が決まらないように,専用装備が支給され,それを着用して戦うことになる。
それぞれのギルドの攻め方,守り方にも注目だ。黒い砂漠は世界中でサービス展開されているゲームだが,PC版においてはそれぞれのサービス地域でサーバーが分かれている。つまり,普段から顔を合わせて切磋琢磨しているわけではないのだ。
YouTubeなどで拠点戦の模様を公開するプレイヤーもいるが,あくまでも一兵卒的な視点によるもの。各地域で攻略文化が違う可能性は十分にある。各ギルドの指揮や,参加する個人の技量,参加するキャラクターのクラスなど,地域ごとに特色が出るだろう。
なお,アジア拠点戦チャンピオンシップのスケジュールは次の通りだ。地域を跨いだお祭り的なイベントなので,ぜひ一緒に日本のギルドを応援しよう。
1次:2023年10月22日(日)20:00〜(最大2時間)
2次:2023年10月29日(日)20:00〜(最大2時間)
「黒い砂漠」公式サイト
2023アジア拠点戦チャンピオンシップのご案内ページ
拠点戦の基本ルール
拠点戦について簡単に紹介しよう。拠点戦の画像提供や参加の実態などについては,楓皇殿連盟に協力してもらえた。
●敵の城砦を攻め,自軍砦を守れ!
拠点戦で使われる兵器
拠点戦ではさまざまな兵器を利用できる。使いどころや配置なども勝敗の重要な要素になる。
●ギルド象
●大砲
●火箭(かせん)
●火炎塔
初心者も楽しめるステータス制限システム
拠点戦は装備がそこまで整っていなくても楽しめるのも特徴だ。拠点戦は1段階拠点から5段階拠点まで,5つの段階にレベルが分けられている。1段階拠点なら比較的少人数のギルドでも参加でき,PvPで要求される装備水準も“シーズン”(経験値などを多く獲得できる期間限定のチャンネル)の卒業ぐらいから十分活躍できる。
5段階拠点は1勢力の参加人数が最大100人という大規模な戦場も存在する。MMORPGならではの大人数戦闘が繰り広げられ,PvPで発揮される能力値も無制限となる。
以下に拠点戦の段階ごとの攻撃力上限と,1ギルド(連盟)の参加人数をまとめよう。
●拠点戦の段階と,攻撃力の上限,1ギルド(連盟)の参加人数上限
・1段階:攻撃力245,20〜40名
・2段階:攻撃力362,30〜50名
・3段階:攻撃力485,40〜60名
・4段階:攻撃力540,50〜70名
・5段階:攻撃力制限なし,70〜100名
上記の「攻撃力」は,装備画面の値ではなく,キャラクター情報(Pキー)から確認できる戦闘能力値内の「最終能力値」だ。参加人数については拠点ごとに異なるので目安としている。また,攻撃力以外にもステータス制限がある。
拠点戦は平日と日曜の20:00〜22:00に行われる。ギルドごとにメンバーの都合のいい曜日を選んで参加する形になるだろう。より詳細なルールについては,黒い砂漠公式の「拠点戦ガイド」を確認してほしい。
「黒い砂漠」4Gamerサテライトサイト
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