Paradoxが「Stellaris」と「Europa Universalis IV」の拡張パックをリリース。270以上の自社タイトルが対象のセールもSteamで実施中

　Paradox Interactiveが，「Stellaris」と「Europa Universalis IV」のストラテジーゲーム2本に新たな拡張パックをリリースした。


　「Stellaris」初のDLCとなる「Stellaris: Utopia」では，巨大構造物や宇宙ステーションの建設が可能になる。月のように惑星を周回するものや，土星の輪のような形態をした“リングワールド”，さらには惑星を覆ってしまう“ダイソン球殻”といったものまで作れるとのことだ。
　また，新しいパークスとして「Ascension」が追加され，遺伝操作や超能力を使えるようにするなど，プレイヤー文明を思うがままの未来へと誘うことも可能になる。


　また，「Stellaris: Utopia」の配信に合わせて，無料の大型アップデート「Banks Update」も実装され，政府のシステムや食料補給といったゲームシステムが改善されている。詳細は公式フォーラムで確認してほしい。

　「Europa Universalis IV」では7本めのDLCとなる「Europa Universalis IV: Mandate of Heaven」は，中国の明や日本の戦国時代にスポットライトをあてた内容。明では周辺国に冊封を受けることを強要できたり，日本であれば作戦に失敗すればリーダーが切腹したりといった，文明固有のシステムも追加されている。また，大航海時代や植民地政策にフォーカスしたアップデートも行われているとのこと。


　なお，Steamでは「10,000 Years of Paradox Games」と題したセールが実施されている。さすがに上記のDLC2本は対象外だが，270作を超えるParadoxのタイトルやDLCが特価で販売されており，その中には「Cities: Skylines」「Hearts of Iron IV」「Tyranny」などの人気作も含まれている。
　セールスは今週末までということなので，“パラドゲー”のファンはラインナップを確認しておこう。

「Stellaris」公式サイト

「Europa Universalis IV」公式サイト