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[TGS 2012]「月英学園」の発表,「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」などの新情報が公開されたアークシステムワークスステージイベントレポート
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印刷2012/09/21 10:51

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[TGS 2012]「月英学園」の発表,「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」などの新情報が公開されたアークシステムワークスステージイベントレポート

画像集#002のサムネイル/[TGS 2012]「月英学園」の発表,「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」などの新情報が公開されたアークシステムワークスステージイベントレポート
 2012年9月20日,東京ゲームショウ2012において,アークシステムワークスは,同社ブースで新作プレゼンテーションステージを開催。その場で,新作アドベンチャー「月英学園」を発表したことは速報記事でお伝えしているとおりだが,今回行われたステージでは,「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」「XBLAZE」「ダマスカスギヤ」といったタイトルの新情報も公開されている。本稿では,それらも含め,新作プレゼンテーションステージ全体をレポートしてみたい。

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関連記事:[TGS 2012]声優・杉田智和氏が原作を手がける新作ADV「月英学園」が2013年春に発売。アークシステムワークスブースで発表に


アークシステムワークス プロデューサー 森 利道氏
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 新作プレゼンテーションステージでは,「BLAZBLUE」シリーズのファンにはお馴染みの「森P」こと同社のプロデューサー森 利道氏が登壇。シリーズ最新作となるBLAZBLUE CHRONOPHANTASMAに関する話題からスタートした。
 まず,スライドには,発表済みとなる新キャラクター達が表示され,それぞれのコンセプトなどが森Pによって語られていく。「アマネ=ニシキの原案を持ってきたのは声優の杉田智和君なんです。……まあ,ちゃんと使えるように直したらドリルしか残らなかったけど」とか,「バレットは,実は『BLAZBLUE CALAMITY TRIGGER』の頃から案があったキャラクターなんです。あと,ホットパンツは男のロマン!」といった笑いを誘う解説に,観客は興味津々で耳を傾けていたようだ。

左からアマネ=ニシキ,バレット,アズラエル。本作から追加された新キャラクター達だ
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 本作では,舞台がカグツチからイカルガ連邦に移り,ストーリー面で大きな展開があると明かされている。「実際にプレイするときは,最後の最後の最後まで,スタッフロールが終わるまでやってみてほしい」や「本日(9月20日),小説版の最新刊『フェイズシフト4』が富士見書房さんから発売されたので,これも読んでおくとより楽しめます」などのコメントが森Pからあったので,「BLAZBLUE」シリーズファンは予習しつつ,稼働を楽しみにしておこう。ちなみに,肝心の稼働開始時期は「できれば年内……いや絶対に出します!」(森P)とのことだ。

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 続いて紹介されたのは,同社アドベンチャーProject 第1弾と銘打たれたXBLAZE。同作の原案と監修を務める森Pがこちらも解説を行った。
 「蒼から始まる新たなる物語」というコピーが付けられているので,そのストーリーは,BLAZBLUEと関係がありそうだ。そんな本作のシナリオを担当するのは,アニメのシナリオライターとして知られるあかほりさとる氏が代表を務めるSATZ。BGMは同社の落ちモノ音ゲー「マジカルビート」やBLAZBLUEシリーズのサウンドを手がけるきくお氏が,そして主題歌はランティスがそれぞれ担当するとのことだ。

 キャストについては未発表ながらも,「XBLAZEは若手のスタッフを集めて制作しているので,キャストも“これからみんなで頑張っていこうよ”という感じのフレッシュな人を選んだ」という。ちなみに一番若い方は10代だそうで,森P自身「びっくりしました(笑)」とコメントしていた。気になる発売時期は,2013年の春頃とされている。

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 さて,XBLAZEの次に発表されたのが,速報でお伝えした月英学園だ。本作はもともと声優の杉田智和氏が同人活動として制作した作品で,それをコンシューマ機向けにリメイクしたものとなる。
 杉田氏はビデオメッセージで,「視点を変え,作る側に回ることで,より自分の本業において気付けることがあるのではと考えた」と,制作のきっかけを語っていた。
 「アークシステムワークスと聞くと,恐らく格闘ゲームを思い浮かべるかもしれないが,格闘ゲームにも,ビジュアルやアドベンチャーパート,そしてストーリーモードなど,作り込む部分は多くある。そういった部分に注力しているアークシステムワークスがビジュアルノベルないしアドベンチャーゲームを作ったらどうなるのか。皆さん,ワクワクしませんか?」と杉田氏。

杉田智和氏
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 杉田氏は,「現時点での開発の進行状況は8%くらい。つまり,なんもできてない」と笑いを取りつつ,「制作レベルで杉田智和とアークシステムワークスがタッグを組んだ作品です。期待しろという言葉はあえて使いません。作品の中にすべて詰まっています」と,自信を匂わせていた。

 杉田氏のビデオメッセージを受けて,森Pは,「シナリオもとても杉田ワールドなので,ファンの方はぜひ」と笑いつつコメント。近々,続報があるそうなので,期待しておきたいところだ。なお。本作も2013年の春頃に発売が予定されている。

アークシステムワークス ディレクター原 浩氏(左)とエープラス プロデューサー 山口 律氏(右)
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 最後に紹介されたダマスカスギヤは,今秋Mobageで配信が予定されているタイトル。アークシステムワークスにとって初となるソーシャルゲームとなる。
 ここからは,ディレクターを務めるアークシステムワークスの原 浩氏と,プロデューサーを務めるエープラスの山口 律氏が登壇し,ダマスカスギヤの魅力が語られた

 本作は,自分のロボットをカスタマイズしつつ,ミッションやバトルをこなしていくタイプのゲーム。山口氏によれば,1回のクリックに重みがあり,最近のソーシャルゲームっぽくない作品になっているとのこと。また,今のソーシャルゲームが好きな人は驚くかもしれないとも語っていた。

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 本作では,自機が3Dグラフィックスで描かれており,バトルもかなり派手な演出になるとのこと。自機の色を変更するなどのカスタマイズも可能で,これらの特徴を「ソーシャルゲームのリッチ化。その正しい形です」と原氏はアピールする。さらに氏は“ソーシャルゲームのバトルシーンは何よりも結果が大事で,演出部分は重視されない”という現状のトレンドを理解したうえで「あえてその過程を作り込み,コンシューマゲームに劣らないリッチなプレイ体験を実現し,それによってソーシャルゲームをより良くしていきたい」と語っていた。

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 最後に,山口氏は,「ダマスカスギヤは,現在リリースされているどのソーシャルゲームよりも複雑で,アクが強いゲーム。お手軽とはいえないかもしれないが,そのぶんハマるはず」とコメント。原氏は,「カードを集めてデッキを組むのは,“パーツを集めてロボを組み上げる”のと似ている。今までソーシャルゲームを遊んできた人も,カードバトルものだと思って,1度試してみてほしい」と語り,ステージを締めくくった。

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「アークシステムワークス」公式サイト

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  • 関連タイトル:

    BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA

  • 関連タイトル:

    XBLAZE CODE:EMBRYO

  • 関連タイトル:

    月英学園 -kou-

  • 関連タイトル:

    ダマスカスギヤ

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