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FINAL FANTASY III
| 公式サイト | ： | http://www.square-enix.co.jp/ff3/ |
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| 発売元・開発元 | ： | |
| 発売日 | ： | 2012/09/20 |
| 価格 | ： | UMD版：3990円，ダウンロード版：3300円（ともに税込） |
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| レーティング | ： | |
| 備考 | ： | |
| その他 | ： |
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このゲームの読者の評価
80
- 読者レビューについて
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クリスタル ハート 80 - 投稿者：災厄狼（男性/40代）
- 投稿日：2019/02/23
- 良い点
- ファイナルファンタジー3作目として、「1と2で作品を通し伝えてきたことをふまえ、新しい挑戦をしている」。(これ自体が複合的な問題の解決方法の一つ)
数字からみる状況の把握、刹那的な戦闘、複合的な問題、プレイヤーに求められる戦略、視点を変えることを意識させる隠し通路などに加え、
「人の持つ5感以外の感覚の描写」、「様々な力をもち、その場で変更することのできるジョブ(戦士・魔道士などの職業)」、飛空艇上での戦闘、新しい移動手段など色々です。
もちろんスクウェアさんらしい「悪魔のようなゲームバランス調整」も健在。
今作品をプレイしたことで、「クリスタルが何を意味しているのか？」にピン!ときたので、改めて他の作品をみてみたいなとも思いました。
いやー、私「ファイナルファンタジーにはクリスタルがつきものなんだよなっ!」くらいにしか思ってなかったので衝撃です。
オープニングムービーは、力入ってますよー!
最初の辺りはかんたんなので、ゲーム初心者の方でも大丈夫。ただ、クッソ弱い謎の職業「たまねぎ剣士」を育てようと思うと難易度がはねあがります。
ちなみに初期職業は、すっぴん(個人的にアレ？と思いましたが・・)です。
基本的にエリアやダンジョンごとに職業をコレにしとけば楽だよっていうのがあるので、攻略本などあればあるていどまではイケると思います。
クリアは・・・努力することができれば可能。
プレイヤーの意思をだいじにしてくれていると感じました。何をこうこうしろ!みたいな指示ではなくて、街や城の人からもれる情報を聞き取って「自分で判断し、答えをみつける感じ」。
私の世代(もしくはもっともっと上の世代・もしかしたら今の子供も)・・と書けば誤解を与えるので私は、と書くんですが、幼いころから人扱いされなかったんですよね。詳細は省きますが、あまりにもまずしいもの・権力のない者・何も持っていない者は人とみなされない。
今も有名なタイトルであるドラゴンクエストやファイナルファンタジーはプレイする人の事を・意思をだいじにしてくれていたんですよ。
例を出せば、もしかしたら意図していないことなのかもしれませんが、ドラゴンクエストでは主人公をしゃべらせない(セリフを決めてしまうとプレイヤーの言いたいことを尊重できない)など。
それはとても、うれしい事なんですよ。
あんまり書くと決めつけをしてしまうのでこれで。それぞれのプレイヤーと作品の間に物語があれば良いのだと思います。しかし、好まれるには理由があるのでしょう。
プレイヤーは光の戦士として戦います。戦闘に参加するのは4人。主に描かれるのは、光と闇・希望と絶望・そしてその間にあるクリスタル。
実際に絶望をみたことがある人の手で創られているのだろうと思います。あくまで凡人の話ですが、絶望っていうのは死んだ後にしかみれないんですよね〜。真理をみつけるのに探求では足らない・・というか死にます。正しいとされるのは探究。まぁゲームで冒険するのは面白いですから私はどちらでもっ!
ドラゴンクエスト11が真のRPGなら、ファイナルファンタジー3は「究極のRPG」ですな。あっ!こういうのは自分たちで名乗ってはダメデスヨ!一応。 - 悪い点
- 今作品はPSP版FF1とPSP版FF2と違い3Dの描写で描かれていたんですが・・・この出来なら2Dでドットの方が絶対いいわーと感じました。おっ!とビックリはしたんですがイマイチ。
特に敵モンスターはショボイとしかいいようがありません。もともとのデザインがもったいない。
音楽はオリジナルとアレンジと変更可能。これもオリジナルの方が良いと感じるものが多かったです。なら、オリジナルでやればいいじゃんと思うかもしれませんが、3Dの描写とオリジナル楽曲が合ってない感じがしてイヤだったんですよねー。
プレイで聞いたというか選択したのはアレンジ。
良いなと感じた楽曲は「果てしなき大海原」、「最後の死闘3」。あとはオープニングムービーの曲とオリジナルの「バトル1」(通常戦闘曲。これ是非聞いてみてほしいです)。
ロードが気になる。変な遅さ。
手紙を使ったオマケ要素はあまりにもわかりにくい。
テキストもよくない。4人それぞれに手紙が来ていることをハッキリ書いた方が良い。
FF1と2のリメイク作品で登場したモンスターで、本来なら今作品が初出のものが。すごくガッカリしてしまいました・・「リメイクは内容を理解できる人がやらなければならないし、本来のものを意味なく変えてはいけない」ということかもしれませぬな。
吟遊詩人の操作がメンドイ。ついでに武器の表示バグもチョイ気になる。 - 総評
- 直感を刺激するRPG。ん？ここアヤシクね？？というとこには、大抵なにかあります。ダンジョンなどではセーブポイントがないので「ここヤバイ!」と思ったら引き返してセーブしたほうが身のためです。
これまでのシリーズでできていた工夫も通じなくなっているものがあり、「回数制の魔法」の復活もプレイヤーを悩ませます。しかし新たなジョブ・力も加わっているので、使いこなす・戦い方を模索することができれば楽しいでしょう。
一応ゲームデータのインストールが可能で、読み込みを少なくすることはできます。
アイテムをあずけることが出来るデブチョコボが登場。
ファミコンソフトとしてリメイク前を想像すると90点〜100点くらいのスゴイ作品。
このPSP版FF3のイイところはゲームバランス(といっても竜騎士・魔剣士が必要でなかったり・・)と16:9の画面調整・若干の画質アップと「プレイのしやすさ」で結構オススメなんですが、もしどうしてもリメイク版がイヤだ!というなら任天堂さんのWii U(バーチャルコンソール)でプレイすることもできたりします。
どちらにしてもファイナルファンタジーはむずかしい作品なので苦労はしますよー。
もし本当にプレイしたいならヤってみてください。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 4 5 4
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