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[E3 2012]任天堂ブースで戦車ゲーム「TANK! TANK! TANK!」をプレイ。アーケード版にはないWii Uならではの機能も搭載
Wii Uのローンチタイトルの一つとなる本作のベースになっているのは,バンダイナムコゲームスが2009年に稼働を開始した同名のアーケードゲームで,Wii U版もほぼアーケード版の内容に準じている模様。最大4人のプレイヤーがそれぞれの戦車を操り,大砲やミサイルをどっかんどっかん撃ち合って戦うというシンプルな内容だ。ゲームモードとしては,プレイヤー同士で戦ういわゆるデスマッチと,クモ型ロボットやドラゴン型ロボットといった巨大キャラクターと戦うCo-opが用意されている。
また,プレイヤーの内の一人がWii U ゲームパッド,そのほかの3人がWii U対応コントローラを使って戦う,「Kong Mode」というユニークなモードもある。任天堂のプレスカンファレンスでも語られていた,「非対称」のゲームプレイ(関連記事)というやつだ。
ちなみにWii Uには,Wii U ゲームパッドやWii U PRO コントローラのほか,Wiiリモコン(もしくはWiiリモコンプラス)やヌンチャク,バランスWiiボードといったWii用コントローラを,最大4台同時に接続できる(Wii Uに同時接続できるWii Uゲームパッドは2台まで)。
「Kong Mode」は,自分の顔を貼り付けた超巨大怪獣のコングを,Wii U ゲームパッドを持ったプレイヤーが操作し,3人のプレイヤーと戦うというモード。1対3では卑怯だろうと思うかもしれないが,コングは非常に強力なのでおあいこなのだ。
さらに,一人でプレイできる「Story Mission Mode」も用意されており,こちらはミッションをクリアすることで,新たな戦車がアンロックされたり,経験値を溜めることでスキルを伸ばしたりすることができる。
ブースでは,一人のプレイヤーがWii U ゲームパッドを,ほかの3人がWiiハンドルを組み合わせたWiiリモコンを使うという形で,もっぱら対戦とCo-opが行われていた。対戦でもCo-opでも,Wii U ゲームパッドのディスプレイには自分の戦車が映し出され,残る3人は分割された1つの大きな画面でプレイをするという感じだ。4分割より,3分割のほうが,一人当たりの面積は広いので,いいんじゃないでしょうか。戦車の操作もシンプルで,基本的に前進と後退,左右の旋回,そして武器の発射しかないという潔さだ。
グラフィックスは全体的にシンプルだが,敵のロボットに弾が当たると派手に吹き飛び,さらに建物などもかなり勢いよく壊れるので,プレイしていて爽快だ。巨大なミサイルなど,使用できる武器の多くもマンガチックで楽しい。また,マップ上にあるオブジェクトを破壊することでたまにアイテムが手に入り,戦車がパワーアップしたり,壊れた部分が直ったりするのだ。ちなみにまあ,どうでもいいんですけど,プレイ中に見かけたビルの看板に「くまちゃんバーガー」が描かれていたような気がするなあ。
手軽に爽快な戦車戦が楽しめるこのTANK! TANK! TANK!。アーケードでよく遊ぶという人は,ぜひWii U版も試してみよう。
スクリーンショット
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TANK!TANK!TANK!
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