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[E3 2012]「Gears of War:Judgment」のプレイレポートを掲載。新マルチプレイヤーモード“Overrun”は,“Horde”と“Beast”を掛け合わせたようなルールに
会場では,Xbox 360の期待の新作を実際にプレイできたのだが,その中に「Xbox 360 E3 2012 Media Briefing」でアナウンスされたばかりのシリーズ最新作「Gears of War: Judgment」の試遊台があった。本作に実装される予定の新しいマルチプレイヤーモード「Overrun」が試遊でき,ルールなどの詳細を確認することができたので,本稿でレポートをお伝えしよう。
なお,「Gears of War: Judgment」は2013年中の発売予定で,「Gears of War」の前日譚となるストーリーが描かれる。
「Gears of War」シリーズが熱狂的なファンを抱える理由の一つに,その多彩なマルチプレイヤーモードが挙げられるというのは,多くのファンが同意できるところであろう。
今回体験したOverrunモードは,Epic Gamesの説明によれば,シリーズでも人気の「Horde」モードと「Beast」モードを掛け合わせたようなモードになるという。
Overrunモードは5対5のチーム戦で,オフェンスとディフェンスの2チームに分かれ,COGジェネレーターを破壊もしくは防衛するというルール。試遊台では,COG軍チームが防衛側,Locustチームが攻撃側となっていた。
COG軍の場合,最初に選べるキャラクタークラスは「Engineer」「Medic」「Scout」「Soldier」という4つ。試遊台の座席ごとにキャラクターが固定されており,Engineerが2人,それ以外のクラスは各1人というチーム構成になっていた。
もちろん,キャラクタークラスにはそれぞれ特徴がある。
Engineerはショットガンを使える唯一のクラスで,ブロートーチで破壊された鉄柵を修繕したり,タレットを設置したりといったことができる。
Medicは,倒れたプレイヤーを蘇生したり,近くにいる仲間のヘルスを回復するグレネードを撃ったりすることが可能だ。
Scoutは,ほかのクラスでは登れないような高所に登り,スナイピングを行える。
Soldierはデフォルトでブームショットを繰り出すことができるほか,唯一,仲間にAmmo(弾薬)を渡せるクラスになっている。
ちなみに,今回プレイできたマップは,ビル群の屋上のような比較的小さめのものだった。
必要なポイントが低い順に,Tickers,Wretches,Grenadiers,Kantusとなっていた。また,ポイントを溜めると上級クラスのBloodmounts,Corpsers,Serapedes,Maulersがアンロックされ,リスポーン時に選べるようになる。
時間内に何度でもリスポーンできるので,どれだけポイントを溜めて攻撃力の高い上位クラスになるかが重要になりそうだ。
もちろん,チームプレイが非常に重要な要素になっているようで,COGチームはそれぞれの特性を活用しながら連携を取ることが必要であるし,Locust軍も協力なしではうまく戦えない。
実際にプレイしてみたところ,CurrencyでアップグレードしながらLocustの波状攻撃に耐えるHordeモードと,Locust軍でCOG軍の兵士を殲滅するBeastモードの面白さが,うまくミックスされているという印象だ。
かなりストラテジックなゲームプレイでありながら,スピーディにアツく対戦できるゲームモードになりそうな印象だ。Overrunモードは,オンライン対戦でHordeモード以上の人気を獲得できるのか,発売前から気になるところだ。
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