パッケージ
特殊報道部公式サイトへ
  • 日本一ソフトウェア
  • 発売日:2012/08/23
  • 価格:パッケージ版:6090円,ダウンロード版:5000円(ともに税込)
  • Amazonで買う
  • Yahoo!で買う
読者の評価
80
投稿数:1
レビューを投稿する
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

特殊報道部

特殊報道部
公式サイト http://nippon1.jp/consumer/tokuhou/
発売元・開発元
発売日 2012/08/23
価格 パッケージ版:6090円,ダウンロード版:5000円(ともに税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
  • RSS
  • レビューを投稿する
  • このページのURL:
このゲームの読者の評価
80
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
  • 和製Xファイルあらわる!! 80
    • 投稿者:semipop(男性/30代)
    • 投稿日:2012/09/22
    良い点
    ・マテリアルチェックやプログラムディレクションと呼ばれるゲームパート部分が上手く自然にシナリオに絡んでいて、それでいて面白い

    ・渋いシナリオ。特に人間ドラマが上手い

    ・清原紘によるキャラデザが素晴らしい

    ・声優たちの名演。主要キャラの声優は予想通り素晴らしいが、脇キャラには変わった性格の持ち主が多く、それを声で上手く(むしろ大げさ?)に表現しているのが良い

    ・多彩なBGMがどれも良い。ファミコン時代の探偵アドベンチャーを彷彿とさせる曲も面白い

    ・UIは優れている。シーンスキップや高速スキップなど使いやすい
    悪い点
    ・キャラデザの清原紘がCG原画を担当せず、ゲーム中のCGイラストは別の人が複数人で担当。彼らも下手ではないが、パッケージの清原紘の絵と比べると雲泥の差

    ・シナリオが万人向けに偏り過ぎ。もっとホラー成分強めで良いし、1話分くらいはもっと重いテーマ(報道の善悪など)を書いてくれれば良かった

    ・肉体的にも精神的にも味方が強すぎて、敵が弱すぎる。全く負ける気がしないので、ハラハラしにくい。

    ・もっと推理パートが多ければ良かった

    ・マニアックなオカルト用語も多かったのでTIPSは欲しかった

    ・EDテーマ曲が合わない
    総評
    トンデモ系オカルトを追う報道マンという極めて珍しいタイプに挑んだ姿勢は素晴らしい。
    しかもゲームそのもののクオリティが高いのだから驚きだ。
    プレイして1話終了時点でこのゲームのファンになった。夢中でプレイした。
    このゲームが大好きだし、もう一度初めからプレイしたいと思っている。
    買った時の期待を上回る作品だった。

    しかしクリア後には不満点がいくつか残った。

    まず、絵だ。
    清原紘のキャラデザはホラーに合っているし、ギャルゲーでも乙女ゲーでもトップクラスを狙える魅力的な美男美女が描かれている。ゲーム中のCG原画は違う人だが、それでもかなり似せようと頑張っていると思うし、彩色もグラデーションを使ったvitaに相応しい綺麗なものだ。
    しかし、やはり原画も清原紘に頼むべきだった。いくら似せようとしても所詮、他人の描いた絵では清原紘自身の絵には遠く及ばない。全点と言わなくても、ここぞ、という場面でのCGに清原紘本人の絵が使われていたなら、、、ガストのアトリエシリーズも岸田メル原画だから売れたんだろうに・・・。
    せめてせめて、清原紘監修であれば。。。


    次にシナリオについて。
    文章力はかなり高く読みやすいし、常に先が気になる展開だった。
    オカルトの扱いも上手かったが、このライターの妙技は人間ドラマにあったと思う。
    第1話での楓とその友人の関係や、第6話の未亡人の夫への愛情など、かなり深いものがあった。しかしゲーム中に人間ドラマが展開する割合が少なすぎる。
    主人公が報道を目指した理由など、かなりしっかりした設定があるのに、ゲーム中で語られるのはほんの数行でまとめられてしまうので、軽い人物に見えてしまう。
    また主要キャラには性格の裏表というものが全く無い(もしくは書かれていない)。脇キャラも単純な性格な人ばかりだ。
    「報道は必要悪」「報道をしても被害者は救われるわけではない、それでも報道しなければならない」「無茶をしないから今のテレビはつまらない」といった興味深い言葉が語られるのに、結局は毎話、勧善懲悪の結末になってしまうのは芸が無い。
    この辺りはライターがあえて狙って、読みやすさやテンポを重視するため、小難しい会話や重い話を入れなかったのだろう。

    この作品がスーパーファミコン時代なら名作シナリオと呼ばれたかもしれないが、今の時代でアドベンチャーゲームとして出す以上、難しい課題をテーマに正面から挑むべきだった。まして名古屋のテレビ局メーテレと共同制作をしているのだからなおさらだ。
    そういった難しい話が、エンタメ重視のトンデモオカルト話とは両立するのが難しいというのなら、「オカルトを真面目なドキュメンタリーとして放送する意義と価値」といったテーマに真剣に向き合うという方法もあったはずだ。そもそも主人公はそのことに悩んでいたはずなのにいつのまにかうやむやになっているし。




    うだうだ長文を書いたが、それくらいこのゲームにハマってしまったから。
    本当にいまどき珍しいゲームだった。
    同じスタッフの次回作に期待してます。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 4 4
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
レビューを投稿する

4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。

レビューを投稿する
AD(最終更新日:2022/12/15)
特殊報道部
ビデオゲーム
発売日:2012/08/23
価格:¥4,580円(Amazon) / 4764円(Yahoo)
amazonで買う
Yahoo!で買う
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月21日〜12月22日