Divinityシリーズの最新作「Divinity: Original Sin」が，Kickstarterでの開発資金募集に成功

　ベルギーのデベロッパであるLarian Studiosは，クラウドファンディングサイトKickstarterで開発資金の調達を行っていた同社の新作「Divinity: Original Sin」が，北米時間の2013年4月9日，募集期間を17日残して目標額の40万ドル（約3972万円）に達したと発表した。ストレッチゴールとしては，50万ドルで新たなエリアの追加，6万5000ドルでキャラメイキング機能の追加といった内容が明らかにされている。
　E3やGamecomでデモが公開されるなど，かなり開発が進んでいる様子の本作だったが，今回の資金調達の成功で，リリースはさらに確実なものになったはずだ。

Kickstarter「Divinity: Original Sin」企画ページ

「Divinity: Original Sin」公式サイト

　Divinity: Original Sinは，2002年にリリースされて，欧米で高い評価を得たアクションRPG「Divine Divinity」に始まるDivinityシリーズの最新作だ。Original Sinは，シリーズ従来作同様，オープンなマップを背景にしたRPGだが，今回はシングルプレイのほか，ドロップイン/アウト式のCo-opが実装される予定になっている（関連記事）。
　また，キャラクターのクラスはなく，プレイヤーはスキルやアビリティ，装備などをアップグレードすることで自分のキャラクターを育てていくというシステムになっている。多数登場するNPCから仕事を請け負い，広大なフィールドを自由に行き来し，さまざまなアイテムを見つけてキャラクターを育てたり，出会った敵と戦ったりという，伝統的なRPGが堪能できそうだ。


　出資者にはさまざまなインゲームアイテムなどが提供されることになっているので，Divinityシリーズの新作に興味があるという人は，公式サイトまたはKickstarterの企画ページを覗いてみよう。