バンダイナムコゲームスは本日(2012年6月21日),auスマートパスで7月2日に配信開始予定のAndroid用シミュレーションRPG「
テイルズ オブ ザ ワールド タクティクス ユニオン」の最新情報を公開した。今回は,本作の
ストーリーやシリーズの作品から登場する多彩な
キャラクター達のほか,基本的な
ゲームシステムについて紹介しよう。
テイルズ オブ ザ ワールド タクティクス ユニオン第2報
■ストーリー
始まりは定かでないが、夢見るものがいる限り存続し、夢見るものがいなくなれば消滅する、数多の世界の住民の夢が集まって形作る世界『レーヴァリア』。
そこに住む『ルフレス族』は、ひとびとのみる悪夢や心の暗い澱みの化身である『ヴール』を浄化することによって、世界のバランスを保っていた。
しかし最近になって、それまで形のなかったヴールが魔物の姿として実体化するようになってしまった。実体化したヴールに対抗できるのは、『夢守(ゆめもり)』と呼ばれる力あるルフレスたちのみ。だがある日、その夢守たちも一斉に姿を消してしまう。
残されたまだ力を持たない幼いルフレスたちは、『目覚めの世界』と呼ばれる場所から、ヴールに対抗できる力ある者たちを召喚しようと試みる。
だが、儀式は失敗。召喚された者たちは、レーヴァリアの各地に散り散りに飛ばされてしまった。
ルフレスで一番強い力を持つ、夢守の筆頭『ナハト』に育てられた幼子『テルン』は、目覚めの世界から召喚された筈の『夢見る目覚めのひとびと』を探すため、勇気を出して街の外に一歩を踏み出す。だがしかし、運悪くヴールたちに見つかってしまったテルンは、絶対絶命の危機に陥ってしまう。
そこに現われたのは二人の剣士。実体化したヴールを倒し、テルンを救ってくれた彼らこそ、ルフレスたちの探していた『夢見る目覚めのひと』だった。
しかし、儀式の失敗の影響か、彼らは『夢見る目覚めのひと』としての自覚はもとより、元の世界での記憶や能力をほとんど失った状態で召喚されてきたのだった。
落胆するテルン。だが事情を知った彼らは、自分たちと同じ境遇の者を探しつつ、この世界を襲ったヴールの災いに立ち向かう決意をする。
記憶は思い出せずとも、心にみなぎる想いに従い、彼らの新たなる戦いが始まった──
テルンを救うアスベルとロイド
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■キャラクター紹介
●テルン
(オリジナルキャラクター)
「ボクもいつか、ナハトのような夢守になりたいんです!」
ルフレスで一番幼い子ども。
気が弱く力もないが、やさしい気持ちを持っている。
●ナハト
(オリジナルキャラクター)
「さっきも言ったけど、よく頑張ったね、テルン」
ルフレスで最も強い力を持つ『夢守』。
テルンの育ての親で、兄のような存在。
ある日突然姿を消してしまうが……。
●アスベル・ラント
(テイルズ オブ グレイセス)
「困っていると知った以上、そのまま帰る訳にはいかない」
森の中でテルンを助けた青年剣士。
まじめで礼儀正しく、面倒見が良い。
●ロイド・アーヴィング
(テイルズ オブ シンフォニア)
「思い出せないってことは今考えても仕方ないってことだろ」
アスベルと共にテルンを助けた二刀流の剣士。
熱血でお人好しなところがある。
●ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア
(テイルズ オブ ジ アビス)
「素敵ですわ、みなさん。もちろん私もあてにしていただいて結構ですわよ」
上品な物腰に反して、正義の為には勇猛果敢に戦う一面を持つ弓使い。
●フレン・シーフォ
(テイルズ オブ ヴェスペリア)
「あいつの攻撃は僕が引き受ける! その隙にみんなで攻撃してくれ!」
騎士のような鎧を纏った清廉潔白な青年。
防御力に長け、パーティの盾として戦う。
●ルビア・ナトウィック
(テイルズ オブ ザ テンペスト)
「もう、みんないいって言ってるんだから、そんなに落ち込まないのっ!」
気が強く感情が表に出やすいが、根は優しい少女。
回復・攻撃どちらの術も使いこなす。
●ガイ・セシル
(テイルズ オブ ジ アビス)
「よければ君らと同行させてくれないか? 多少は役に立てると思うんだが」
気さくで人当たりのよい、皆の良き兄貴分。
防御はやや弱いが、高い素早さを誇る。
●ノーマ・ビアッティ
(テイルズ オブ レジェンディア)
「じゃあ明るく行こうよ。歌でも歌いながらさ」
お宝に目がない明るく朗らかな少女。
敵を弱体化させたり、味方を強化する術を操る。
●ソフィ
(テイルズ オブ グレイセス)
「みんなが傷付く……駄目。わたし、わたしが守らなきゃ」
一見大人しい雰囲気の少女だが、格闘を中心とした様々な術技を駆使する。
●ヴェイグ・リュングベル
(テイルズ オブ リバース)
「怯えるテルンを無理やりさらうような真似をオレは許せない……」
冷たそうに見えるが、発言から優しさが垣間見える青年。
大剣による強力な一撃と、氷属性の技を繰り出す。
●ジュディス
(テイルズ オブ ヴェスペリア)
「私はまだ続けてもいいのだけど……どうするのかしら?」
謎めいた雰囲気を持つ落ち着いた女性。
一方で、長い槍を振り回す非常に好戦的な一面も持つ。
また、以下のテイルズ オブ キャラクターは敵側として登場します。
彼らの目的はテルンのようですが……。
●ルーク・フォン・ファブレ
(テイルズ オブ ジ アビス)
「へっ、やんのかよ。面白え、相手してやらぁ!」
格闘・属性技の両方を扱うパワータイプの剣士。
子どものように短気でわがままな面が目立つが……。
●メルディ
(テイルズ オブ エターニア)
「これが、メルディのやらなきゃならないこと。ゼッタイに、しなきゃいけないこと」
天真爛漫で人懐こいが、内に強い意思を秘めている少女。
主に強力な攻撃術を操り、回復もこなす。
●ゼロス・ワイルダー
(テイルズ オブ シンフォニア)
「きれいさっぱりみんな滅ぶ、……案外、それも悪くないかもな」
攻防そろった術技を使うオールラウンダーな魔法剣士。
言動は常にふざけているが、どこか厭世的。
●ユーリ・ローウェル
(テイルズ オブ ヴェスペリア)
「お互い譲れないんだったら、こうやって白黒つけるしかねえだろ」
皮肉屋だが、己の信念に基いて行動する青年剣士。
素早い身のこなしでプレイヤーを翻弄する。
●プレセア・コンバティール
(テイルズ オブ シンフォニア)
「みなさんと戦いたくはありません。大人しくテルンさんを渡してください」
機械のように黙々と仕事をこなす斧使いの少女。
幼い外見だが、大人顔負けの怪力を持つ。
●ジェイド・カーティス
(テイルズ オブ ジ アビス)
「だから言ったでしょう。後悔する、と」
強力な術だけでなく、槍をも使いこなす謎の男。
常に笑顔を浮かべているが、その真意は読めない。
■ゲームシステム紹介
◆行動順
キャラクターの行動順は、キャラクターのステータスによって決まります。行動順は画面上部にある行動順バーで確認することが出来ます。
◆AP(アーツポイント)
術技使用時にはAPというポイントを必要とします。APはアクティブターンごとに加算されます。APは、アイテムで回復することも出来ます。強力な術技を使用するには、多くのAPが必要です。
◆射程
槍を使うジュディスは自分から2マス分を貫通攻撃することが可能です。また、弓使いのナタリアは自分の周囲には攻撃出来ませんが、遠くの敵には攻撃出来るなど、キャラクターにより射程が違っているのも戦略のポイントです。
◆術技
歴代シリーズに登場する術技が、シミュレーション用にアレンジされて登場します。技ごとに範囲や属性が設定されており、通常攻撃よりも強力な威力を発揮しますが、APを消費します。
◆好感度システム
特定のキャラクター同士には好感度というパラメータが設定されています。
好感度は、同じマップに出撃させたり回復させたり蘇生させたりなどの行動を取ることによって、あがっていきます。好感度が一定値に達すると、好感度会話が発生し、好感度レベルが上がります。
好感度レベルは3段階まであがります。
条件を満たすと画面右上にボタンが現われます。ボタンを押すとチャットのイベントが始まり、好感度レベルがアップします
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好感度レベルが上がると一時的にステータスがアップしたり、追撃・かばうなどの行動を行うようになります。
好感度には3段階のランクがありますが、1周のプレイで同時に複数人と好感度を3段階目まで上げることは出来ません。
◆連携
好感度を上げることで、戦闘中に連携を行うことが出来るようになります。好感度の高いキャラクターの攻撃の後に、特定の技でAP消費なしで追撃したり、好感度の高いキャラクターが攻撃されそうになるとかばったりすることがあります。
好感度高いキャラクターとの連携前にはカットインが!
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◆オーバーリミッツシステム
部隊には1つオーバーリミッツゲージが存在します。このゲージがたまるとオーバーリミッツが可能になります。
オーバーリミッツしたキャラクターは様々なパラメータが一時的に上昇します。また、秘奥義を習得している場合は強力な秘奥義を発動することも可能です。
◆スキル
キャラクターにスキルを設定することで、攻撃力やHPなどのパラメータアップや、ガードやカウンターなどの特殊技能を付加することが出来ます。
スキルはスキルポイントでつけることが出来、またキャラごとに習得可能なスキルは異なってきます。どのキャラクターにどのようなスキルをつけるかも、戦略の一つとなります。
◆記憶の館
戦闘を行っていると『記憶の欠片』というアイテムが手に入ることがあります。
これを『記憶の館』という施設で使用することによって、キャラに技やスキルが追加されていきます。
※画面は開発中のものです