「エルダー・スクロールズ」シリーズ初のMMORPGである
「エルダー・スクロールズ・オンライン」(
PC/
Mac 以下,ESO)の
新章「グレイムーア」が2020年5月27日に登場した。
グレイムーアでは,2012年に発売された「
The Elder Scrolls V: Skyrim」(以下,Skyrim)の舞台にもなったスカイリム地方にある,
西スカイリムと呼ばれる場所が実装されたのだが,ESOはSkyrimの時代より
1000年も前の時代を描いているため,Skyrimで巡った西スカイリムとの違いが楽しめそうだ。
当たり前なのだが,ドラゴンが飛んでいないスカイリムは新鮮だ
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今回は,各地を紹介しつつ,実際にESOとSkyrimの風景を見比べてみよう。
なお,Skyrimのスクリーンショットは「
The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition」のものを使用している。
地下に広がる洞窟「ブラックリーチ」の幻想的な風景は1000年前から変わらないようだ
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※スクリーンショットは左がESO,右がSkyrimのものとなっている
ソリチュード
本作で西スカイリムを訪れる際,真っ先にたどり着くのがソリチュードだ。
Skyrimでは,街に入るといきなり斬首イベントが始まるというちょっと物騒なところだったが,そのイベントが行われた広場がESOでも確認できる。
ソリチュードは,西スカイリムのなかで1番広く,大きい建物が多い街である。Skyrimにも登場していた主な建物
「ブルー・パレス」や
「吟遊詩人の大学」などはESOの時代にも同じように存在しており,建物も大きく変化しているわけではないため,ソリチュードは1000年前でもそこまで変化がないという印象だ。
また,細々とした商店が存在するという点もSkyrimと同じだ。商店の数が増えていたり,ほかのプレイヤーがいることも相まって,賑やかに感じられ,1000年前のほうがソリチュードは盛り上がっていたのかもしれないと想像できる。
モーサル
Skyrimでは少女の霊に関するクエスト「埋葬」が印象的だったモーサル。この小さな町も西スカイリムの一部として,今回実装されている。
町の雰囲気は変わらないものの,建物の作りや配置が異なっていたり……しっかり見比べてみると変化が感じられる。
燃やされてしまった家があった付近にはぼちぼち立派な家が,その横には
酒場「ささやく斧」がある。Skyrimでも同じ位置に酒場があったが、店の名前は「ムーアサイド」だった。
ドラゴン・ブリッジ
ドラゴン・ブリッジは小さいながらも,名前にもなっている大きな橋のおかげで印象的な駐屯地だ。
Skyrimでは,何軒も建物があり,それなりに発展していたが,ESOのドラゴン・ブリッジは建物が2軒にテントが立っているという状態で,発展途中という感じである。
防衛の要なのは今も昔も変わらないようで,ここにいるNPCはドラゴン・ブリッジを守ろうとする兵士達と忙しなく働く農民達だった。Skyrimでは,子供と犬が歩いていたが,そんなほのぼのとした組み合わせを見かけることもなく,Skyrimの時代よりも殺伐とした雰囲気を感じさせる。
以上のような主要な場所のほかにも印象的な場所を確認してきたので,スクリーンショットで紹介していく。
メリディアの像
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冷風ヶ淵
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狼の目の灯台(ESO)/ソリチュード灯台(Skyrim)
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ラビリンシアン
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クラバーの小屋(Skyrim)
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モス・カズクール
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これからESOをプレイしようと考えている人のなかには,Skyrimもプレイ済みで,ESOでの西スカイリムを体験してみたいという人が多いと思うのだが,そういう人が思わず「懐かしい」と感じてしまう場所は多いだろう。実際は1000年前の世界だが,1000年後の面影を感じずにはいられないのだ。
西スカイリムは,始めたばかりのプレイヤーでもすぐ訪れることができるので,さまざまな思い出がある土地で繰り広げられる新たな冒険をぜひ堪能してほしい。
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