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[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ
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印刷2012/09/23 17:29

プレイレポート

[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ

ソニー・コンピュータエンタテインメントブース
画像集#001のサムネイル/[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ
 東京ゲームショウ2012のSCEブースでは,PlayStation系タイトルの人気キャラクターが多数登場し,バトルを繰り広げる対戦アクションゲーム「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」(PlayStation 3 / PlayStation Vita)がソニー・コンピュータエンタテインメントブースにプレイアブル出展されていた。今回はそのプレイレポートお伝えしたい。

 ちなみに本作のプレイレポートは,E3 2012に出展されていたバージョンで1度お伝えしているが,東京ゲームショウ2012で披露されたバージョンでは,プレイできるキャラクターがE3 2012のときの8人から12人に増えていた。

画像集#009のサムネイル/[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ

 東京ゲームショウ2012の試遊コーナーでプレイ可能となっていたキャラクターは以下のとおりだ。

  • クレイトス(「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズより)
  • Sweet Tooth(「Twisted Metal」より)
  • プリンセス(「ぽっちゃり☆プリンセス」より)
  • スライ・クーパー(「怪盗スライ・クーパー」より)
  • Radec(「KillZone」より)
  • パラッパ(「パラッパラッパー」より)
  • ビッグダディ(「BIOSHOCK」より)
  • ネイサン・ドレイク(「アンチャーテッド」シリーズより)
  • ジャック(「ジャック×ダクスター」より)
  • コール(「インファマス」より)
  • トロ(「どこでもいっしょ」より)
  • 三島平八(「鉄拳シリーズ」より)

 本作は,これらのキャラクターから1つを選び,最大4人までの対戦を楽しむことができるアクションゲーム。ゲームの基本的な要素や操作方法は前記E3 2012のプレイレポートが詳しいのでそちらを参照してほしいが,攻撃,必殺技,ジャンプを駆使しながら制限時間内にキル数やデス数を競い合うという,シンプルなルールとなっている。

 本作には,ライフゲージが存在しないのも特徴で,これがなかなかのスパイスになっている。自分がどういう状態なのかを的確に判断することが難しいので,常に緊張感のある戦いが楽しめるのだ。

画像集#002のサムネイル/[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ
画像集#003のサムネイル/[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ

 攻撃を加えたりエネルギー球を取ることで,「スペシャルアタック」という必殺技を使えるゲージが増えていく仕組みになっており,このゲージは3段階まで溜めることが可能。溜めた段階によって,必殺技の性能が大きく変わってくる。いつ必殺技を使うのかといった駆け引きも,本作をエキサイティングなものにしている要素の1つといえるだろう。

 ただし,単純にボタンを連打しているだけでも十分に楽しめたので,友達が集まった時,気軽に遊ぶライトなゲームとしても歓迎されそうである。実際,筆者が初めて試遊台で4人プレイをしたときは,時間を忘れてプレイしてしまったほど。試遊時間は10〜15分ほどだったので遊び尽くしたとはいえないが,それでも本作の持つ魅力は実感でき,遊び終わったあとは,純粋に「もっとプレイしたい!」と思ってしまった。

画像集#004のサムネイル/[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ

 また,本作では,クレイトス,ビッグ・ダディ,Radecなど,どちらかというと大人向けに分類される海外ゲームからの参戦キャラクターが多いので,コアなファンであれば,彼らが夢の共演を果たしているというだけで,心躍るものがあるだろう。各キャラクターの見た目はもちろん,クレイトスが武器を振るときのサウンドエフェクトまできちんと再現されていたのは,ファンとして単純にうれしかった。

画像集#005のサムネイル/[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ

画像集#007のサムネイル/[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ
 なお,本作は,PlayStation 3とPlayStation Vitaの連携強化を目的とした「cross platform feature」対応タイトルだ。試遊スペースでは,両機種を使ったクロスプレイもできるようになっていて,ラグなどもほとんどなく快適にプレイできた。
 筆者はPlayStation 3版とPlayStation Vita版を両方プレイしてみたのだが,どちらもほとんど同じ操作感覚と言っていいだろう。PlayStation Vita版はところどころタッチスクリーンに対応しているものの,ボタンとアナログスティックでの操作がほとんどなので,単純に好みでどちらを購入するか決めて問題ないと思う。

 まだコアファン向けハードというイメージが強いPlayStation Vita版だが,本作は万人にお勧めできるタイトルとして,かなり貴重な存在となりそうだ。家族や友達同士でワイワイ遊ぶには絶好の1本なので,続報に期待したい。

画像集#006のサムネイル/[TGS 2012]PlayStation系キャラクターが夢の共演を果たす「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」プレイレポート。シンプル操作ながらもハマれる作品だ

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