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高品質なPCパーツを使いながら手頃な価格。サイコムの「FFXIV: 黄金のレガシー」推奨PC「G-Master Velox FX7」の見どころは【PR】
2024年7月2日にリリース予定の「ファイナルファンタジーXIV」(以下,FFXIV)の最新拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」(以下,FFXIV: 黄金のレガシー)に合わせて,ゲームのためのPCを買いたいが,自作はもちろんBTOもハードルが高い……。そんな悩みを抱えるFFXIVファンは少なくないだろう。PCパーツは星の数ほどあり,その中から目的に合った製品を選ぶのは,自作PCマニアでも簡単なことではない。
ゲームPC初心者なら,まずは高品質かつ高性能なPCパーツで固められたPCを購入するのが,PC選びの最善手だ。本稿では,そんなゲーマー向けPCの代表例として,BTO PCメーカーのサイコムが販売する「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー推奨認定」取得済みのデスクトップPC「G-Master Velox FX7」(以下,Velox FX7)を取り上げてみたい。
サイコムのG-Master Velox FX7販売ページ
信頼性の高い厳選パーツを採用したゲーマー向けデスクトップ
Velox FX7は,注文時時にグラフィックスカードをはじめとする構成のカスタマイズが可能なBTO製品だ。ただ,標準構成状態で,推奨認定を満たす厳選したパーツが採用されているので,初めてゲームPCを購入する人や,PCパーツの違いがよく分からない人なら,標準構成のまま買っていいという分かりやすいPCになっている。
本機はCPUとして,Intelの第14世代Coreプロセッサから,20コア28スレッド仕様の「Core i7-14700F」を採用する。
Core i7-14700Fは,8基の高性能コア(P-core)と12基の省電力コア(E-core)という合計20基のCPUコアを集積したCPUだ。最大クロックは5.4GHzに達しており,極めて高いゲーム性能を持つ。それでいて,ベースTDPが65Wに設定され,低発熱・低消費電力でもあることが特徴だ。
簡単に言うと,第14世代Coreプロセッサの最高性能品ではないが,それに続く高い性能を持ったCPUである。性能と扱いやすさ,ランニングコストの低さを併せ持つ,ゲームPCのベストチョイスと言っていいCPUである。
そんなCPUと組み合わせるグラフィックスカードは,「Manli GeForce RTX 4060 Ti 8GB」だ。香港のPCパーツメーカーであるManliの製品で,NVIDIA製GPU「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載する。GeForce RTX 40シリーズの中ではミドルクラスに位置付けられるGPUで,ほとんどのPCゲームを解像度1920×1080ドットのフルHD表示で快適にプレイできる性能を有するものだ。
ゲーマー向けのグラフィックスカードでは,メーカーレベルでクロックアップ設定を行っている製品も少なくない。クロックアップによって,多少は性能の上積みが期待できる一方で,動作の安定性という面では,多少のリスクをともなうのも事実だ。高い冷却性能を持ちながら,無理な高速化をしていないManli GeForce RTX 4060 Ti 8GBは,長時間のゲームプレイでも,安定したゲーム性能を維持したいというゲーマーの要求に答えてくれるだろう。
なお,Manli GeForce RTX 4060 Ti 8GBは,GPU負荷が低いときにはファンの回転が停止する仕様だ。WindowsでWebブラウジングや動画視聴を行う程度なら,ファンが動作しないので非常に静かで快適だ。また,ゲームプレイ時のファン稼働音も気になるほどではなかった。流体軸受を採用する高品質な90mm径ツインファンのおかげだろう。
CPUやGPUと同じように,メモリやストレージにも信頼性に定評があるパーツを採用しているのがVelox FX7の特徴だ。
まず,メインメモリには,Crucial製のデスクトップPC向けDDR4-3200モジュールを採用する。ゲーマー向けの高性能メモリというわけではないが,永久保証をアピールする高品質モジュールだ。また,Core i7-14700Fのメモリクロック上限であるDDR4-3200に設定されているので,メモリ性能が全体の足を引っ張る心配はない。
ゲームの大容量化が進む中,標準1TBのSSDを搭載する点も評価できる。たとえば,FFXIV: 黄金のレガシーは140GB以上の空き容量を要求するが,Velox FX7であれば問題なく対応可能だ。ゲーム用として必要十分な性能に加えて,メモリ分野における長年の実績を持つCrucial製という安心感も見逃せない。
これらPCパーツをまとめ上げるマザーボードには,ASRock製の「B660 Pro RS」を採用する。Intel B660チップセットを採用したミドルクラス市場向けモデルで,8フェーズの強力な電源部により,ビジネスからゲームまで幅広い用途に使える製品だ。
ASRockは,信頼性重視のマザーボードメーカーとして知られており,信頼性の高いPCパーツをまとめ上げるのに適したマザーボードと言えようか。
そのほかにもゲーム関連の機能としては,SteelSeries製のサウンドプロセッサスイート「Nahimic」による,ゲーム向けのバーチャルサラウンドサウンド技術を利用できる点が挙げられる。ASRockがB660 Pro RS向けの追加ソフトウェアとして無償提供しているので,Velox FX7にインストールすれば,バーチャルサラウンドやボイスチャットのノイズ除去といった便利な機能を利用できるのだ。
Velox FX7のスペックをまとめておこう。
CPU | Core i7-14700F(20(8+12)C/28T,定格クロック2.1GHz,最大クロック5.4GHz,L3キャッシュ容量33MB) |
---|---|
CPUクーラー | 空冷式,Noctua「NH-U12S redux」 |
メインメモリ | DDR4-4800 |
マザーボード | ASRock「B660 Pro RS」(Intel B660チップセット) |
グラフィックス | Manli「Manli GeForce RTX 4060 Ti 8GB」 |
ストレージ | Crucial「Crucial T500 CT1000 |
無線LAN | 非搭載(オプションあり) |
Bluetooth | 非搭載 |
有線LAN | 1000BASE-T |
前面 |
USB 3.2 Gen 1 Type-C×1, |
背面 |
USB 3.2 Gen 1 Type-A×4, |
電源ユニット | Antec「CSK650」(定格出力650W, |
PCケース | Fractal Design「Pop Silent TG」 |
公称本体サイズ | 約215(W)×473.5(D) |
公称本体重量 | 約11kg |
OS | 64bit版Windows 11 Home |
標準構成価格 | 23万2200円(税込:夏割引適応,クーポンなし,2024年6月26日現在) |
美しさと使い勝手の良さを兼ね備えたVelox FX7
主要パーツを理解したところで,外観や使い勝手などを見ていくことにしよう。
Velox FX7は,Fractal Design製のミドルタワー型PCケース「Pop Silent TG」を採用している。美しいつや消しホワイトの塗装と,透明度の高い強化ガラス製のサイドパネルが印象的なPCケースである。なお,ベースモデルはホワイトだが,購入時にブラックモデルを選択することも可能だ。
Pop Silentシリーズは,その名称のとおり,静音性を強化したPCケースだ。精密に加工された各部により振動音を抑えて,さらに天板および前面パネルに炭化水素素材をベースとした吸音シートを張り付けている。こうした工夫により,内部のファンノイズが外に漏れにくいため,動作中も非常に静かだ。とくに,低負荷時は,ほぼ無音といっていいほどに騒音が抑えている。
PCケースのサイズは,実測で474(D)×215(W)×454(H)mm。机上にも設置可能なサイズ感に加えて騒音も少ないので,デスク上においても音に悩まされることはないだろう。
透明度の高いサイドパネルからのぞく内部は,B660 Pro RSに組み込まれたフルカラーLEDイルミネーションにより,美しくライトアップされる。オプションだが,注文時に追加のLEDストリップを内部に取り付けることも可能だ。
ケース内部で最も目立つCPUクーラーには,Noctua製の「NH-U12S redux」を採用する。Noctuaは,高品質の超静音ファンやハイエンドのCPUクーラーで知られるメーカーで,NH-U12S reduxは,サイドフロー型クーラーの名機として名高いNoctua製「NH-U12S」のバリエーションモデルだ。ヒートパイプやヒートシンクの構造を一部最適化することで価格を抑えつつ,原型のNH-U12Sと肩を並べる冷却性能を実現したCPUクーラーだ。
ヒートシンクに取り付けられている120mm径のファンは,静音型ファンの定番であるNoctua製「NF-F12 PWM」だ。CPU温度による回転数制御を行い,無負荷時にはほとんど無音だ。最大回転時でも,公称ノイズレベルは22.4dB(A)とごく控えめである。
Velox FX7では,NH-U12S reduxと背面の120mm径ファンがほぼ一直線に並ぶようにレイアウトされており,CPUクーラーの冷却性能を無駄にしないようになっている。
背面の排気ファンと前面2基の吸気ファンには,Fractal Designオリジナルの「Aspect」ファンを採用する。このファンは,低騒音のライフルベアリングを採用していることが特徴で,合計で3基もあるにも関わらず,動作音は,ごく静かだ。
なお,PCの安定運用に重要な電源ユニットには,Antec製の「CSK Bronze」の650Wモデルを採用していた。80PLUS BRONZE認証を受けた高い効率と長寿命を謳う高品質の電源ユニットだ。また,内蔵する120mmファンによる低騒音も特徴である。
使い勝手の面で特徴的なのは,天板に並べられた電源ボタンやUSBポートサウンドの入出力端子だろう。使い勝手の良いところにコネクタやスイッチがまとまっているので非常に便利である。
最近のPCケースでは珍しく,前面パネル下に2基の5インチベイを備える点もポイントだ。5インチベイの蓋はマグネット式で,簡単に着脱できる。標準では,5インチベイ1基分を専有するパーツトレイが収容されているが,トレイを外せば,5インチサイズの光学ドライブなどを最大2基搭載可能だ。
最高品質設定のグラフィックスでFFXIV: 黄金のレガシーをプレイできるパワー
Velox FX7の概要を踏まえたうえで,最後に性能をチェックしておくことにしよう。今回は,FFXIV: 黄金のレガシーをベースにしたベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下,FFXIV: 黄金のレガシー ベンチ)を使って,本機の性能を調べてみよう。
とくに注目したいのが,どの解像度までならば,FFXIV: 黄金のレガシーを快適にプレイできるのかという点だ。最小フレームレートで60fps前後を超えれば,おおむね快適にプレイできるはずで,総合スコアとしては「とても快適」を超える「11000」以上を目安にしてみよう。
なお,今回の計測は,あくまでも筆者が独自に試用機材で行ったものであり,スクウェア・エニックスの公式な計測ではないことを断っておく。
まずは,4Gamerベンチマークレギュレーション29に準拠して「最高品質」の設定でベンチマークを実行した結果を見ていく。FFXIV: 黄金のレガシー ベンチは,AMDやNVIDIAの超解像技術に対応しているが,この時点ではそれらを使わない場合の性能となる。FFXIV: 黄金のレガシーを実際にプレイするときは,超解像技術を使うのが基本となるだろうが,まずは基準として計測してみた次第だ。
解像度3840×2160ドット,2560×1440ドット,1920×1080ドットの3パターンでテストした総合スコアをグラフ1,フレームレートをグラフ2に示す。
グラフのとおり,超解像技術を使わない状態でも,2560×1440ドットまでなら,「とても快適」と判定される総合スコア11000以上,最小フレームレート50fps台後半以上の結果が出た。ただ,4K解像度だとさすがに厳しく,がっくりとスコアが落ちてしまう。
Velox FX7はGeForce RTX 4060 Tiを採用しているので,NVIDIA独自のAIベース超解像技術「DLSS」を利用できる。FFXIV: 黄金のレガシーベンチマークでは,DLSSを適用する設定として,フレームレートが30fpsを下回った場合の「30fpsを下回ったときに適用」,60fpsを下回った場合の「60fpsを下回ったときに適用」(以下,60fps以下),常時DLSSを適用する「常に」という3パターンの選択が可能だ。デフォルトは60fps以下になっている。
そこで今回は,「適用するフレームレートのしきい値」としてデフォルトの60fps以下と「常に」の2パターンでテストしてみた。その結果がグラフ3である。
60fps以下設定は効果が少なく,4K解像度や2560×1440ドットで若干の最小フレームレートの上積みがある程度にとどまった。1920×1080ドットではむしろスコアが下がるが,これはフレームレートを監視してDLSSを発動させるという仕組みの負荷が,逆に足を引っ張ってしまうからだろう。
それに対して,DLSSを「常に」に設定すると,明確なスコア上昇が得られた。3840×2160ドットでも,本稿で目安としたスコア11000を十分上回る12806を記録している。この結果から,Velox FX7ではDLSSを「常に」適用したほうが,ゲームもより快適になると結論していいだろう。
DLSSを使用したテストにおける最小,平均フレームレートをグラフ4〜6に掲載しておこう。DLSSを常に適用した設定では,3840×2160ドット時でも最小フレームレートが59fpsと,ほぼ60fpsに達している。十分に快適にプレイできることがグラフから見てとれよう。
画質の面でもDLSSを有効化した3840×2160ドットは非常に美しい。今回はテスト環境の都合で50インチサイズのディスプレイを使用したが,その映像には圧倒されるものがあった。この美しさで最小でも60fps弱以上のフレームレートが得られるのであれば,ほとんどのゲーマーが満足できるのではなかろうか。
高品質パーツで固めたVelox FX7は長く使えるFFXIV推奨PCだ
まとめに入ろう。Velox FX7は性能的には典型的なミドルクラスのゲーマー向けPCだが,高品質なグラフィックスカードとマザーボード,高性能なCPUに加えて,デザインと使い勝手に優れたハイエンドのPCケースを採用するなど,採用しているパーツはいずれもレベルの高いものばかりだ。
それでいて,BTO標準構成価格が約23万円と,比較的手の届きやすい値段となっているので,FFXIV: 黄金のレガシー用にPCを新調したいと考えているゲーマーには,Velox FX7は最適だろう。FFXIVに限らず,この先長く使えること間違いなしのゲームPCなので,PCゲーム初心者にお勧めしたい製品である。
サイコムのG-Master Velox FX7販売ページ
G-Master Spear FX7
サイコムが展開する「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー推奨認定」取得済みのデスクトップPCには,より高いスペックを備えた「G-Master Spear FX7」(以下,Spear FX7)という製品もある。
Spear FX7は,CPUに20コア28スレッド対応の「Core i7-14700KF」を,グラフィックスカードには,NVIDIA製GPU「GeForce RTX 4070 SUPER」の「Manli GeForce RTX 4070 SUPER 12GB」を採用している。
オーバークロックが可能という点を除けば,CPU性能はVelox FX7とほとんど変わらない。その一方で,GPU性能はVelox FX7よりも上なので,より高い解像度,より高いグラフィックス品質設定でFFXIVを快適にプレイできるはずだ。
税込のBTO標準構成価格は33万160円となっている。FFXIV: 黄金のレガシーに合わせて,より高性能なゲームPCを用意したいという人は,Spear FX7を検討してみてはどうだろうか。
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対象製品:G-Master Velox FX7,G-Master Spear FX7
ご利用期限:2024年6月26日〜2024年9月30日
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