スクウェア・エニックスは本日(2013年12月16日)付けで,同社が12月26日に発売を予定しているPS3用ソフト
「FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster」および,PS Vita用ソフト
「FINAL FANTASY X HD Remaster」「FINAL FANTASY X-2 HD Remaster」の最新情報を公開した。
※「FINAL FANTASY X HD Remaster」および「FINAL FANTASY X-2 HD Remaster」の製品構成は
「こちら」
発売まであと2週間ほどとなった本日は,本作のキャラクター設定やバトルシステム,ジョブにあたる
「ドレス」,そのほか,「FFX-2」のインターナショナル版に収録された,魔物を捕獲する
「クリーチャークリエイト」や
「ラストミッション」の情報が届いている。もちろん,これら要素のグラフィックスはすべてHD化。今回は,美しいスクリーンショットも大量に入手したので,シゲシゲと眺めつつ,搭載システムをおさらいしておこう。
■ムービーシーン
スフィアハンターカモメ団
静かな暮らしから一転、スフィアハンターとして旅立ったユウナと共に行動するリュック、パイン。スフィアを探してスピラ全土を訪れることになる。
異界の深遠にて
異界で目覚めたユウナに近づく謎の青年。いなくなってしまった「彼」に容姿は似ているが・・・
■キャラクター
スフィアハンター「カモメ団」
シンが消えたスピラに興った「真実運動」。過去のスフィアから寺院が隠してきた真実を読み取って、新たな時代を築こうという思想は急速に広がり、「スフィアハンター」という職業を生み出した。リュックとその仲間たちが結成した「カモメ団」にパインとユウナが加入して現在に至っている。
ユウナ
2年前にシンを倒した偉大な召喚士。その後静かに暮らしていたが、リュックが見つけたスフィア映像をきっかけにスフィアハンターとして再び旅にでる。
困った人を見ると放っておけない所は2年前から変わらない。
リュック
2年前にユウナの旅にガードとして同行していたアルベド族の少女。
シンの消滅後は同族の仲間とスフィアハンターカモメ団を結成。ユウナを旅に誘った。
今回の旅でもニギヤカ担当。
パイン
ユウナより少し前にカモメ団に入ってきた無口でクールな剣士。
あまり過去を語りたがらないため入団した理由ははっきりしないが、シン消滅後にうまれた各派閥のリーダーとは面識があるようだ。
新たな勢力
シンが消滅してスピラには平和が訪れた。しかし、同時に人々の精神的支柱であったエボン寺院の欺瞞も暴かれたため、寺院に頼らない精神的な自立が求められることとなった。
新たな時代を迎えたスピラには思想や立場の違いから大きく3つのグループ「新エボン党」「青年同盟」「マキナ派」が形成された。
ヌージ
青年同盟の盟主。青年同盟には元討伐隊のメンバーの他、スフィアを独占した新エボン党に反発する若者たちが多い。
血気盛んな若者たちをまとめる求心力をもった人物。
ギップル
リュックと同じくアルベド族で、マキナ派のリーダー。マキナ派は政治的には中立だが、その技術力や機械兵器の保有数から一目置かれる存在。
ひょうきんでノリは軽いが新しい時代を作ろうという思いは誰より強い。
バラライ
新エボン党議長。新エボン党はかつてのエボン寺院の流れをくむ組織で、「穏やかな変化」を目指し、年配の賛同者を多く集めている。
人当たりがよく、穏やかな雰囲気だが先代党首や議長を追放して今の地位を得ている。
かつての仲間と新たなライバル
かつてユウナの旅に同行していた人々、新たにユウナの前に現れた人々。良くも悪くもシン中心の生活からスピラは大きな変動の時代を迎えていた。
FFXから月日は流れ、ユウナのガードを務めていたワッカとルールーは結婚。ルールーの出産を控え、ワッカは落ち着かない日々をすごしている。
キマリはロンゾ族の長老として一族をまとめる立場に。ルブラン、ウノー、サノーはユウナたちカモメ団をライバル視するスフィアハンターだ。
■システム
ミッションセレクトとアクティブリンク
FFX-2では物語の序盤から飛空艇でこの世界「スピラ」の各地に飛んでいくことができる。重要な事件がおきていなければどこへ行くのも自由!
各地でミッションが発生し、選択や行動によっては物語が変化することも・・・ 条件を満たすことで、物語の新しいつながり「アクティブリンク」が発生し、新たなエピソードやミッションがうまれていく。
キャラクターカスタマイズ
FFX-2では敵を倒して経験値を得ることでキャラクターをレベルアップさせ、基本的な能力を成長させることができる。
「リザルトプレート」「ドレスフィア」「アクセサリ」を組み合わせることで、さらにキャラクターをカスタマイズすることが可能。
「リザルトプレート」には装備しただけでどんなドレスでも「ケアル」が使用できるものや、戦闘中にドレスチェンジして「リザルトプレート」内のゲートを通過することでアビリティを追加するものなど数多くの種類がある。また、「アクセサリ」には装備しただけで「ファイア」などのアビリティが使えるようになるものがあり、「ケアル」と「ファイア」が使える「戦士」といったカスタマイズをすることができる。
■バトル
FFX-2のバトルはアクティブタイムバトルとなっており、ユウナたちもモンスターも時間に応じて行動できるようになる。コマンドが選択できるまでの待機時間や、アビリティを実行するまでの準備時間を考慮して戦えばバトルを優位に進めることができる。
お祭り士のアビリティ「しかけ花火」。敵1体にダメージを与える。 |
ダークナイトの「暗黒」。自らのHPを消費して敵全体に防御力無視のダメージ。 |
ギャンブラーの「フォーダイス」。サイコロをふって出た目の合計回数の攻撃。 |
インターナショナル版で追加されたモンスター「外界からの使者」。圧倒的な強さのモンスターで倒すのは困難。 |
連続で攻撃をヒットさせるとチェーンが発生してダメージが大きくなっていくので、攻撃のタイミングをあわせてチェーンを狙ったり、多段攻撃となるアビリティを使うのも戦略上有効だ。
アイテムシューターはアイテムを組み合わせて発射することで多様な技を出すことができる。水の魔石との組み合わせで生み出した「タイダルウェーブ」。 |
バーサーカーの「シメる」。残りHPに応じたダメージを与える。 |
魔銃士は敵の技をラーニングし、使用することができる。 サボテンダーから覚えた「はりせんぼん」で攻撃! |
■ドレスフィア
本作におけるジョブシステムともいえるドレスは19種類。「サイキッカー」「お祭り士」はインターナショナル版で追加されたものだ。
サイキッカー
FFX-2インターナショナルで追加されたドレス。テレポテーションやサイコボムなど超能力を使って戦う。
お祭り士
FFX-2インターナショナルで追加されたドレス。花火など、お祭りに関係する道具を使って戦う。
ユウナはゲタ、リュックは金魚、パインはお面など各キャラクターでアビリティが変化する。
きぐるみ士
見た目とは異なり、意外と強力なドレス。ユウナはモーグリに、リュックはケットシー、パインはトンベリのきぐるみに入る。
■スペシャルドレス
ユウナ・リュック・パインには通常のドレスフィア以外に「スペシャルドレス」という特殊なドレスが存在する。
それぞれ強力な力を秘めているが、変身するためにはリザルトプレートにセットされたドレス全部てに着替える必要がある。
ユウナ「フロラフルル」
リュック「マキナマズル」
パイン「斬騎王」
■クリーチャークリエイト
FFX-2インターナショナルで追加された「クリーチャークリエイト」。魔物捕獲ポッドをスピラの各地に仕掛け、捕獲し賜物を仲間にすることができる他、彼らに秘められた物語「魔物人生」を知ることができる。ユウナたちの代わりにバトルに参加させることもでき、装備品やアイテムで強化していくことも可能。
「クリーチャークリエイト」はゲームの序盤から始めることができる。魔物捕獲ポッドをセットする地域を選んで多種多様な魔物を捕獲してみよう。
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パーティメンバーを全員魔物にすることも可能。魔物以外にもストーリー中に登場する人物を仲間にすることもできる。シーモアやキマリを仲間に入れたパーティも作れる。
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■ミニゲーム
FFX-2には旅の途中で多くのミニゲームが楽しめる。ゲームクリアに必須ではないが、報酬を得ることができるゲームも多い。
中央のコインに表示された数の倍数を作っていく「スフィアブレイク」 |
敵をロックオンし、様々な弾丸を使い分けて敵を倒していく「ガンシューティング」 |
ユウナたちも選手として登場する「ブリッツボール」FFXとは違い、監督の立場となる。 |
ナギ平原では多数のミニゲームを遊ぶことができる。「ウィングスロット」は魔物を使ったスロットゲーム |
■ラストミッション
FFX-2インターナショナルに収録されていた「ラストミッション」もHD化されて収録。X-2の物語の後、謎の手紙を受け取って再び集まった3人の最後のミッションが描かれる。
自動生成のダンジョン「ヤドノキの塔」を拾ったスフィアやアイテムを駆使して登っていく本編とは独立したゲームとなっている。
カモメ団の3人はそれぞれ手紙を受け取り、久しぶりに集合する。ヤドノキを登った後には一体何が待ち受けているのだろうか。
ダンジョン内には基本的にアイテムは持ち込めず、持ち帰ることもできない。拾ったドレスフィアのアビリティや、アイテムを使って敵を倒し、自動生成のダンジョンを攻略する。