このゲームの読者の評価
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優秀なスタッフが作った、超面白い同人作品。 70 - 投稿者:皿屋敷番長(男性/20代)
- 投稿日:2014/07/31
- 良い点
- キャラクターの3Dモデル化。上手いこと前作までの雰囲気を3Dに落としこめている
4で破綻したシナリオをなんとか立て直すことができた
トリックも及第点
BGMが良い 成歩堂達三人にそれぞれテーマがあるけどどれも良曲 - 悪い点
- 法廷パートでカメラが移動しすぎ。
「弁護士」「検事」「被告」「裁判長」の4つを映してくれれば十分なのに
法廷内の全体像があったり、発狂した犯人を上視点から移してみたり、とにかく忙しなかった
シナリオが短い!探偵パートで調べられる所が少ないのでボリュームが少なく感じる
BGMは高レベルだが唯一「追求」だけはインパクト不足
開発スタッフから巧舟が抜けたため、テキストがイマイチ。 - 総評
- 逆裁の面白さは「テキスト」ですよ!
元々動きの少ないゲームでしたが巧さんの書くテキストが
プレイヤーを飽きさせずゲームに没頭させていましたが、今作では法廷でキャラが動く動く!
ゲームとしての完成度は高いですが、ゲームに宿る「逆裁スピリッツ」のようなものは
シリーズ内で最低かなあ。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 3 3 -
よく動く初めての逆転裁判 50 - 投稿者:後野マツリ(男性/40代)
- 投稿日:2013/10/09
- 良い点
- 3DSの浮き上がり機能を上手に使えていたと思います。
キャラクター達がぬるぬると動くのは新鮮でした。
相変わらずの変なキャラクターばかりで笑わせてくれます。
今まで出てきたキャラクターが少し大きくなって色気がついてきました。 - 悪い点
- あまりに理不尽な設定と、読み手がついて行ってないのにキャラクターだけが深刻そうなリアクションをする様子が目立ちました。勢いでシナリオを作ってるだけなんじゃないの?と言わざるを得ない感じです。ギミックや、特殊能力より、純粋な推理を楽しませて欲しかった。
- 総評
- キャラクターがどたばたするのを観るゲームとして見ると面白いけれど、
裁判が今まで以上に破綻してるので・・・裁判所っているの?って思いました。
面白いけど面白くなかったゲームです。 - プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 2 3 -
戻ってきた逆転裁判 85 - 投稿者:ajiri(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/15
- 良い点
- ・3Dが良い
・新キャラ達も良い
・UIがシンプルでわかりやすい
・新システムも演出が良い - 悪い点
- ・ストーリーは二転三転するが、ゲームでのムジュンつきつけが簡単すぎてあまり考える事が無い
・すごく盛り上がる場面が無い
・ボリュームは少なく感じた
・もっと小ネタが欲しかった - 総評
- 不評の多い4から良く持ち直したと感じます。
3Dは違和感なく、良く動くのでとても良かったです。
次回への伏線も撒いているので、シリーズ続編を楽しみにできる1作だと思います。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 5 4 2 -
「6」以降に繋がる下地作りとしては大成功 85 - 投稿者:canosuke(男性/40代)
- 投稿日:2013/08/07
- 良い点
- GBA時代の雰囲気を崩さず3Dで再現されたグラフィックは素晴らしいの一言。
バックログが実装されたり、章の途中からでも任意に選んで始められるようになるなど、システム面であるべきだった機能はやっと実装されました。
1〜3のキャラ、4のキャラ、新キャラが良い割合で配置されて、人間関係も新たに構築し直されており、次回作以降へ安心してつながる出来になっています。
特に第2章は「逆転裁判」シリーズのお手本のようなストーリーになっていると感じました。 - 悪い点
- 難易度については開発者インタビューによれば「低めに押さえた」とのことですが、やはり少し物足りない感じはありました。
一方で頭のいい人なら最初から全トリックが想像できるか、というと、それも決してありません。
先の展開を予想しなくても、証拠品と証言との間の見え見えの矛盾を淡々と選択していけば、勝手にとんでもない展開が起こって話が進んでいく「読み物」になってしまっており、自分で考える推理ゲームとしての醍醐味は薄い感じがします。
「心の声の矛盾」を突きつけて新証言を引き出す「心理学」の新要素は、流石に探偵パートでやるべき要素だろうと思いました。
「サイコロック」は一応証拠品を突きつけるし、探偵パートでやることなので、多少ズルい能力でも許されていましたが、今作の「心理学」は、何ら物証がなくてもOKで、「私の特殊能力故に、貴方が嘘をついているのが分かる」という客観性に欠ける意見を突きつけたら、何故か話が進んでいきます。「証拠品が全て」のはずの法廷で。流石に異様に感じます。 - 総評
- 1〜3の頃だって、今となっては既に印象にも残っていない話はあり、全話が全話素晴らしかったわけでもないので、そういった所謂「思い出補正」を考慮すれば、本作も過去作と比べて充分な出来にはなっていると思いました。
4で起きた主人公入れ替え後の展開も含め、うまくまとめてあり、「ああ、このシリーズはまだまだ続いていけるな」と自信が持てるようになりました。
「あのキャラが出ない」とか「あのキャラの扱いが酷い」的な不満点を表明している人が結構多いようですが、この調子であれば、次回作以降でちゃんと回収されることを期待できるんじゃないですかね。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 4 4 -
盛り上がりに欠いた新作 45 - 投稿者:ゐうろ(男性/40代)
- 投稿日:2013/08/07
- 良い点
- ・キャラクターが3Dで再現されよく動くようになった。
2D時代のそれと比べて全く違和感は感じなかった。
・バックログや2箇所のセーブポイントが用意された。
- 悪い点
- ・探偵パート
調べられる箇所が限られており
あっさり証拠品が集まってしまう。
カガク捜査などプレイヤーが実際行う作業はなく
悪い意味での作業感が増した。
・裁判パート
何をつきつけるかセリフで誘導されてしまうために
考えるスキがなくこちらも作業と化してしまった。
限界の3日目までかかる大裁判がなく小さくまとまってしまった。
ココロスコープで心理面をつく箇所があるが
その割に動機に触れることが少なくシステムだけが浮き上がってしまった。
・DLC
逆転クイズの質が低く他のシリーズであれば無料で面白いものが楽しめたのにこれはない。
せめて逆転カルトクイズのようなものなら良かった。
逆転の帰還もいつ配信されるかわからずイライラする。 - 総評
- ナルホド復活などと煽っていたが
実質オドロキとココネが主人公の作品であり
ミツルギなど旧キャラ目的にプレイするには厳しい内容だった。
悪い点にも書いたが動機に触れないもしくは弱い点が多く
検事との掛け合いも丁々発止でなく面白くなかった。
推理モノとしても探偵モノとしても裁判モノとしても
薄っぺらい片手落ちのシナリオに不満が残った。
そのため証拠で落とすことになるのだが
カガク捜査など下画面を使った作業がほとんどなく
証拠集めが面白くないためひたすら作業だった。
4を含めた続編に挑戦したのは評価できるが
非常に作業感が強く退屈なゲームだっただけに
ゲームとしても読み物としても評価できない作品だった。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 2 3 2 3 -
シナリオや旧作キャラの扱いに不満 40 - 投稿者:しょぼーん(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/04
- 良い点
- ◇キャラクターのアクション
3Dになり、登場キャラのリアクションが豊富になり中々楽しめた。
ドット絵とはまた別の魅力がある。
◇シナリオの途中からプレイできるようになった
今作ではクリアしてもシナリオの途中場面を選択してそこからプレイする事が可能になった。
周回プレイやシーンを見返したい時に便利。
◇バックログ機能
今までありそうでなかったバックログ機能。
本来はこういう類のゲームでは必須機能なのだが、ようやく実装された。 - 悪い点
- ◆難易度が低すぎる
今作は探偵パートでは探索出来る箇所が限られており、また裁判パートでもキャラが台詞の中に「ヒントという名の答え」を提示してくれるので熟考するような場面はまず無くサクサク進む。
なので過去作と比べ作業ゲームと化しており推理する面白みが無くなってしまった。
◆シナリオ(特に3、4、5章)が残念
1章は毎回の如くチュートリアル的なものなので止むを得ないにしろ、2章は初めから犯人が分かっており、面白みがない。
3章は結果的に非常に単純なトリックなのだが、ボリューム水増しの為か訳の分からない周り道させられ、結果的にそれらの殆どが真相とは全く関係の無い出来事で、また登場人物の行動も不可解で一切説明もされないのでもやもや感が残る。
4、5章なんかは犯人は正体不明ですっきりしない結末。推理ゲームなんだから黒幕は登場人物から出してくれよと。
次回作への布石があからさますぎる。
◆ほとんど活躍しない旧作キャラ
はみちゃん、みぬき、御剣など旧作キャラが登場するが、活躍シーンは非常に少なく、とってつけたような登場場面しかない。公式サイトで紹介されるほどの活躍シーンはない。
また、ナルホド君が主人公のように宣伝しておきながら、オドロキ君とココネの活躍の方が多く、終盤までナルホド君の影が薄い。
◆アニメパートの挿入場面
今作は随所にアニメパートが挿入されている。
個人的にはアニメパートはアリだと思うが、アニメである必要性を感じない箇所が多々あったのが残念。
◆DLC
中古対策したいのは分かるがDLCでシナリオ配信(しかも配信日不明)はいかがなものか。
早めに開発が終わったとインタビューで言っていたが、それなら詰めこんでおけよと思う。 - 総評
- 全体的に見て前作並にもやもや感の残るシナリオだった。
今までの作品では探偵パート中に犯人の動機に関連する証拠も手に入り、裁判パートで徐々に動機が明かされる事が多かったのだが、今作では裁判パートで犯人の解明だけして動機は検察側から簡単に説明されるだけ。なので犯人の動機が非常に単純で小物感しかないように感じる。
また、色々と便利な機能をつけたのは良いが、それらが結果的に推理ゲームとしての本質を失わせており、作業感のあるノベルゲーと化している。
4の失敗の挽回を期待していたが、今作も個人的に期待外れな出来。正直今回のシナリオ担当にはセンスを感じられなかった。
次回作はタクシューさんに戻してください。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 3 1 2 -
逆転裁判の面白さが再発見できた 90 - 投稿者:muffin(男性/40代)
- 投稿日:2013/08/05
- 良い点
- ・成歩堂が主人公に戻った!
・キャラクターが相変わらず良い味出していて、とても楽しかった。
・ストーリーが良かった。特に犯人や真相の予想を大きく覆されたのは今回が初めて。
・3Dモデルなのに上手く2Dチックに表現していて、逆転裁判の世界を違和感なく表現できていた。2話のたぬきおっちゃんがいい動きしてたw
・UIが使いやすかった。特にバックログは、間違ってセリフを送ってしまった際によく利用した。
・ハミちゃん登場! - 悪い点
- ・真宵ちゃんがやっぱり出てない…。回想では出てたけど。ハミちゃんももう少し活躍してほしかったw
・1章で成歩堂が主人公になってから、次に主人公になるまでがちょっと長い。せめて窮地に陥った時に助けに入って欲しかったかな。
・調査する際、場所を指定しようと指カーソルを動かしていると、関係ないところで反応してクリックになってしまうのがちょっとイラついた。
・表現の多い選択肢(飛ばしても時間がかかる)を間違えて再選択した際、一度見た長い表現を再度見なくてはいけなかった。短いセリフで省略するとかしてほしかった。 - 総評
- 前作4で一番不満だったのが、真宵ちゃんとハミちゃんが登場せず、かつ理由も全く触れられていなかった事。
今作ではやっとハミちゃんが登場し、真宵ちゃんの近況も聞けたので、とりあえずは満足。
次回作ではもっともっと登場して欲しい…!w
色々触っていて一番よかったのが、表現方法。
今回から3Dモデルが採用されているが、正直発売前の記事を見た際は「レイトンVSの3Dモデルの方がいいな」と思っていたのだが、実際に触ってみると違和感が無かった。
また、これまでの2D表現に近い動き(バラシマの爆弾解体シーンとかw)も多々あったこともあり、すんなり世界に溶け込めた。
キャラクターは相変わらず濃くて、面白かった。
1話のバラシマ、2話のゆめみちゃんやクマベエ(たぬきじじい)、3話のアツメちゃん(段ボール娘)など、各話で好きなキャラができて、その動きをみているだけでも楽しかった。
全体的にみると、「逆転裁判が帰ってきた!」という感じで、やっと逆転裁判の面白さが再発見できた感じ。
前作は成歩堂のキャラが崩壊してたり、真宵ちゃんやハミちゃんはどうなったんだ!という後味の悪いイメージしかなかったけど、今回はいろいろすっきりできた。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 5 4 4 -
個人的には4よりは良いです 70 - 投稿者:Hirokinin(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/05
- 良い点
- ○3Dになってもキャラクターのイメージが崩れず、よく動く。
○音楽もこれまでのシリーズをよりスケールアップした感じで良いです。
○新キャラクターのココネちゃんの心理カウンセリングはこれまでのシリーズにない要素です。
○なんといってもナルホド君の復活が大きい!
○部分的ですがアニメでみんなが動く。 - 悪い点
- ○ストーリー構成にかなり疑問符がつくことが(特に3話)
○今までのシリーズでできていた各場所での「調べる」が事件現場など3D表示になっているところ以外にできない。
○タッチパネルを生かし切れていない気がします(よみがえる逆転のように指紋しらべ等はありません)
○4も思いましたが、キャラが全体的に弱いです。
○アニメパートに声が入っているのにやっぱりポポポ。 - 総評
- 3Dでのキャラ表現は思っていた以上にちゃんと崩れずキャラを描写できていると思います。
ナルホド君やハミちゃんが動いているのはシリーズを通してやっている身としては感激です。
みっちゃんはもう少し似せてほしかったですが・・・
音楽もこれまでのアレンジ+αで各キャラクターのテーマソングが流れると盛り上がります。
ココネちゃんのカウンセリングはオドロキ君の「みぬき」と比べて動きも多く、ストーリーの盛り上げにもかっていると思います。
「みぬき」は今作でも出てきますが、やはり面白くない・・・
サイコロックはうれしかったのですが、後半まで出てきてくれないので 説明・内容ともにちょっと薄い感じでした。
そして、今回のストーリーなのですがキャラの弱さも伴って 特に3話がタルくてしょうがありませんでした。
1話は説明も含めているのにナルホド君も出てきて結構盛り上がります。
2話の妖怪は・・・まぁやりたかったんだなっと ^^; 逆転裁判らしい内容でした。
4話は完全に5話に続く伏線です。 もう少し内容を濃くして掘り下げられたらと思いました。
5話は内容、キャラともに伏線も回収し、すばらしい出来だと思います。
その中で3話の圧倒的なつまらなさが異常でした。
ゲームなのにキャラが面白くない、話に無茶がありすぎ。
伏線を乗せるためだけに作られた感じしかありません。
時系列的にもわかり辛かったです。
アニメは魅せたいところで時々はいって来て盛り上げてはくれるのですが、ちゃんと声が入っているのに本編の裁判・探偵パートはいつものポポポ。
ポポポが嫌いではないのですが、二つがあわさると違和感を感じました。
○総評
3DSでの初のナンバリングタイトルということで期待して購入しました。
結果的にはこれぐらい・・・かなっという感じ。
どうしても続き物だなぁと感じてしまいます。
全体的な流れは5話に流れるように丁寧に作ってあるとは思いますが、いかんせん上でもあげている3話がつまらないうえに長いというひどい状況です。
何度3話でやめてしまおうかと思いました。
昔のキャラに関してはもっと説明を入れてあげるべきだったのではないでしょうか。
ハミちゃん、みっちゃんは説明不足もいいところです。
あとはオドロキ君の影の薄さがすごいですね。
4で主人公していたとは思えません(笑) - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 3 3 -
前作を上手くまとめた良作 95 - 投稿者:ヒロト(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/04
- 良い点
- 前作までの1〜4を実際にプレイしていました。
4をプレイして「あれ、これは感情移入できるか、わからないなぁ」
という印象でした。
言葉は悪いですが、4は黒歴史化していましたがそれも含めて今作で
上手くまとめた作りになっています。
人物像も3DSにハードが移ったせいで、アニメーションがヌルヌルしていて
おりキャラクターの心理状態を上手く表現していると思います。 - 悪い点
- 3Dモードの画面でもできますが、必要性を感じないところ。
むしろ目に悪い気がします。
探偵パートで調べたい所を指す時はタッチパネルより十字ボタンの方が
使いやすい印象を受けました。 - 総評
- ゲームシステムはGBAで発売された初期のころに確立されているので、
ハードの向上と共に色々と操作(捜査)の幅が広がりました。
システム面でも「捜査記録」とう欄ができ、このシリーズを初めて
プレイする人でも次に何をするのかわかりやすい心遣いもあります。
このシリーズをプレイする初心者にも熟練者にもおすすめできる内容でした。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 5 5 -
シリーズの集大成。DLCの追加章に期待 85 - 投稿者:( 表)(男性/40代)
- 投稿日:2013/07/31
- 良い点
- 逆転裁判1〜4、逆転検事1〜2、レイトン教授VSをクリア済
・ストーリー
熱中度は非常に高く、一気にクリアしてしまいました。
・キャラクター
主人公はナルホドですが、章によって、ココネやオドロキが主人公を務めることもあります。
オドロキが主人公をやる章がある故に、終盤の「相手が嘘をついていることが、分かってしまうが故の苦悩」には、彼の苦しみが表れていたと感じます。
ヒロインのココネも主人公を務めますが。「ヒロイン?」と言うほど変顔が出てくるのは、主人公役の宿命でしょうか。
それでも、本物語の「救われなければいけないヒロイン」として、文句ない存在感を示していました。
検事局長も、初登場直後は「ふけたなぁ」と感じましたが、法廷に出てくると、いい意味で「いつも通り」で老いを感じることはありませんでした。
・難易度、というより、理不尽度の低さ
シリーズで結構話題になるのですが、法廷での「こんなのどっちの証拠を提示しても同じ意味になるだろ、総当たりしないと分からないよ」というところは非常に少なかったように感じます。
オドロキくんの特殊能力も「逆裁4」では理不尽な難易度になっていた部分がありますが、今回は集中するセンンテスが少なく抑えられているので、解くのが楽になっています。
また、推理・証拠提示を間違ってしまった時のヒントも的確だったと感じます。
・秀逸なトリック
2章は、序盤のミスディレクションに完全に引っかかってて、終盤まで事件の真実が見えず、混乱させられたままでした。
5章は、あまりに伏線が巧妙に配置されていて、真犯人に気づいた瞬間、ナルホドと一緒に絶叫してました。
・カンガエルートの演出
トリックの核心に迫る時の極限の集中を示すカンガエルートが、強烈な印象を残しています。
まさに、プレイヤーと一体になって真実を追求しているような演出で、かつ、入り組んだトリックを整理するのに役立っています。
・バックログ
実装されてて驚きました。
シリーズの癖で、ほとんど使いませんでしたが。 - 悪い点
- ・疑問を感じるトリック
3章は、どうも設定が特殊すぎるせいか、説明不足の感があって、それぞれ、「お前、そこで何やってたの??」と真実を聞いても意味を図りかねるシーンがあります。
たとえば、「死体を見たけど騒がずにスルーした」って、いくらなんでも、その証言はおかしいのでは。
「服を着ていたのは私」って、こんな時に何をしているのか。
4章にも、センター長が仕組んだロケットの細工に、一部の関係者以外、誰も気づかなかった、というのは、いくらなんでも強引では。
この辺で、物語に違和感を感じてしまうと、物語への感情移入が一気に減ってしまいました。
あくまでトリックや人間ドラマを楽しむもので、些細な違和感はスルー、というのがよさそうです。
・ハミちゃん、マヨイちゃんの影の薄さと、ミヌキちゃんの説明不足
ハミちゃんが急に出て来たり、マヨイちゃんの出番がほとんどないのは、ゲスト出演としてやむなし、というのはありますが。
ミヌキちゃんの説明がほとんどないのは酷すぎないでしょうか。
ナルホドの養子と言われても、この突飛なキャラは説明していないのはキツい。そりゃ、逆裁4をやってれば分かりますが。 - 総評
- 3日間で一気にクリア。
DLCは無料配布の着せ替えだけしか手を出していないのですが、満足感は高いです。
チュートリアルもしっかりしている上、過去作からのゲスト出演も、でしゃばりすぎてはいないので、シリーズ未プレイ者が、本作からシリーズを始めるのも悪くないでしょう。
シリーズファンの私としては、過去作、特に2と4をプレイしなおしたい気分になりました。
DLCでも何かストーリーも追加されるようで、更に楽しみにしています。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 3
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