ガストは2014年1月6日,PlayStation Vita用ソフト「
シェルノサージュ 〜失われた星へ捧ぐ詩〜」の追加ダウンロードコンテンツ「セカイパックVol.10 -皇帝編 第二幕-」の配信を,1月30日に開始すると発表した。価格は500円(税込)。
本DLCは,
第一幕の舞台である「ぱれす・にゅろきーる」からソレイルへと戻り,カノンと再会するところから始まる。今回は,これまでは主にイオンの記憶を修復する存在として描かれてきた「シャール」が,物語に深く関わってくるようだ。
新たに登場するキャラクターや,舞台となる場所の設定に加えて,アドベンチャーパートの一部シーンも公開されている。冒頭部分の会話内容なども掲載するので,ネタバレを気にする人は注意してほしい。
「シェルノサージュ 〜失われた星へ捧ぐ詩〜」
DLCリリース第16報
セカイパックVol.10 -皇帝編 第二幕-
■「シェルノサージュ」DLC世界パックVol.10 あらすじ
PLASMAの追っ手を振り切るため、天文台の大穴から飛び降りたキャスとサーリ、そしてネロ。突然のネロの行動に死を覚悟したキャスとサーリだったが、ソレイルの重力操作によりゆっくりと下降していく。
本来の目的である天文台からは遠ざかってしまったものの、一時とはいえ危険から離れたことで安堵するキャスとサーリ。縦坑の奥で待つ人物が、再び自分たちを窮地に追い込んでいくことも知らずに……。
一方、ぱれす・にゅろきーるの散策からソレイル内部へと戻って来ていたイオンは、ようやくカノンとの再会を果たし、緩やかに進む世界の滅びに正当な資格を持たない自分達がどうすべきか話し合う。しかし、その時間も束の間。レナルルのもとへと戻ったイオンは、天文による再教育プログラムが施されるのだった。
また、夢ノ珠から過去の資料を回収してきたネイとクラケットも、レナルルの手によって再び軟禁状態になってしまう。自らの情けなさにふて腐れてしまうネイだったが、そんな彼女の心に数え切れない数の想いの声が届く。
別可能性軸で彼女自身が経験した二年間。そこでもたしかに聞いたことがある声……。そう、それは忘れもしない数多のシャールたちの想いの声だった。
――少女の声はセカイに響き、想いは奇跡となってセカイを紡ぐ
■世界観紹介
◯「天文台」
航宙移民船ソレイルの頂上にある施設。本来は『箱舟計画』において天体の観測及び調査が行われるはずだった。ソレイル全体を見渡すことができるため、ぱれす・にゅろきーるにおける洗脳波を発信する場所としても利用されている。その発信源とされる巨大な真空管の正体は、現在謎に包まれている。
◯「巨大移民船ソレイル」
かつて地文が計画し、天文が作り上げた『箱舟計画』に用いられる予定だった移民船。計画自体は現在頓挫しており、ソレイルもその使用目的が無い状態。しかし、その内部には新生ジェノミライ研究所が設立されており、最先端の技術研究が行われている
◯「フラスク流体室」
第二世代型シェルノトロンサーバーとして活動するシャールたちを生み出すための巨大な培養槽。
■キャラクター紹介
◯「リーヴェルト」(CV:森田 順平)
帝立天文学量子波動学研究所、通称「天文」の総統を務める。シェルノトロンの普及によって現ラシェーラの内政を握っている天文のトップであり、知略に長けた人物であることはいうまでもない。クラケットやウンドゥのようなラシェーラの著名な科学者と比べると知られてはいないが、科学者としても優れた能力を有している。
また、ラシェーラ救済計画のひとつである『グランフェニックス計画』の指導者として別セカイからイオンを召還した張本人であり、皇帝となってラシェーラを救済する代わりに彼女を元のセカイへ還すと約束をした人物でもある。
特務総監となったレナルルに世界の行く末を語る。 |
広大なソレイルの一角で人の浅はかさを再認識する。 |
■ゲーム内紹介:アドベンチャーパート
縦抗に落ちた三人組が出会った人物は、天文に囚われたはずのジルだった。 |
新たなPLASMAのトップ、『特務総監』となったレナルル。 |
刷新されたPLASMAだが、総統は変わらずリーヴェルトという予定調和 |
リーヴェルトが話すイオンの再教育とはいったい? |
互いの無事を確認し合うイオンとカノン |
『自分たちは皇帝を目指すべきではない』と話すカノン。 |
ネロが自分のセカイに還るための方法『インターディメンド』とは? |
立ち去ろうとする二人を呼び止めるサーリ |
捕らわれたキャスを助け出そうとするネロとサーリ。いったい何が? |
今回の刷新人事は人々からも不評のようだ。 |
ネイとクラケットはレナルルによって、再び軟禁状態へ |
ネイはどこからともなく聞こえてきたシャールの声に耳を傾ける |
多くのシャールが生まれている場所を目の当たりにするネイ。 |
フラスク流体室に迷い込むキャス。そこで不思議なシャールと出会う。 |
フラスク流体室で捕らわれているター坊を助けようとするキャス。 |
洗脳方法を説明するレナルル。本当に再教育を施してしまうのか? |
■歌い手紹介
◯「志方 あきこ」
・東京出身:作編曲家、歌手。
葉加瀬太郎氏が音楽総監督を務めるHATSレーベルより1stアルバム『Navigatoria』でデビュー。歌唱だけでなく、自身が作編曲を行っている彼女の作品は、民族的なリズムと、多重録音による緻密なコーラスワークにより構成されている。幾重にもコーラスを重ねた幻想的な世界と七色の歌声は、聴く者を幻想世界へと誘うだろう。
◯プロフィール
・2009年3月:3rdアルバム『Harmonia』をリリース。
・2009年8月:シングル『片翼の鳥』をリリース。
・2010年4月:シングル『祈りの彼方』をリリース。
・9月:「アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く」イメージCD『謳う丘〜Ar=Ciel Ar=Dor〜』をリリース。
・10月:コンサート「パンタレア」を開催。
・2011年6月:コンセプトマキシ『白夢の繭〜Ricordando il passato〜』をリリース。
・8月:ライブ「ライラニア」を開催。
・8月:シングル『空蝉』をリリース。
・12月:自主制作アルバム『Istoria〜Kalliope〜』をリリース。
・2012年6月:コンセプトマキシ『ライラニア』をリリース。
・2013年2月:『Ciel nosurge Genometric Concert Vol.1〜契絆ノ詩〜』『シェルノサージュ オリジナルサウンドトラック 〜音と世界の受信記録 Sec.1〜』をリリース。
・3月:コンサート「ライラニア 〜白と黒の歌姫」を開催。
・2013年10月23日:待望の4thアルバム「Turaida」をリリースする。