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【PR】時空を旅するオンラインRPG「ARK FRONTIER -時空漂流-」,その世界観とシステムの特徴をまとめて紹介
ベクターは,MMORPG「ARK FRONTIER -時空漂流-」の正式サービスを,7月17日(火)に開始した。本作の大きな特徴は,とある事故により歪みの生じた時空を修復すべく,プレイヤーがさまざまな時代や地域を行き来するというSFチックな世界観と,充実したオートバトルシステムにある。
今回は,ARK FRONTIERがどのようなゲームなのかをおさらいしつつ,今後実装予定の要素についてまとめていこう。
「ARK FRONTIER -時空漂流-」公式サイト
さまざまな時代と地域を行き来しながら
時空の歪みを修復していく
ARK FRONTIERにおいて,プレイヤーの拠点となるのは宇宙ステーション「アークシティ」だ。プレイヤーは,ここを基点にさまざまな時代/地域を冒険することになる。各地域には住民NPCが存在し,プレイヤーはクエストなどを通じて彼らと関係を深め,時空を修復していく。これが冒険の目的だ。
ストーリーを進行していくと,一度訪れた地域に再び足を運ぶ展開となるケースもあり,レベル帯が上がったら次のマップへ,またレベル帯が上がったらさらに次のマップへ……といったような直線的な進行だけに陥らないことも,特徴の一つとなっている。
プレイヤーは,基本的に一つの地域に対して一つの勢力と関わることになるが,一部の地域については複数の勢力に分かれており,プレイヤーはどの勢力に加担するかを選択することになる。勢力ごとの最も大きな違いは,「勢力専用ショップ」で購入できるアイテムのラインナップだ。この専用ショップは,その勢力との友好度が高まった場合に利用可能となり,勢力ごとにアイテムに付与されている属性が異なる。
対立する勢力の双方に加担することはできないので,ほかのプレイヤーと情報交換などをしつつ,自分の職業やプレイスタイルに合った属性を持つ勢力を見極める必要があるのだ。
なお,オープンβテストでは,レベルキャップが45まで開放されたことに伴い,レベル30以上の対象の「レーヴの林」「レーヴ川瀬」と,レベル40以上対象の「ニーゼ氷谷」「ニーゼ氷原」の4マップが公開された。さらに正式サービス開始のタイミングでは,レベルキャップは55まで開放され,レベル50以上を対象とした「ヨーム宝物殿」などの新マップが追加されている。
またARK FRONTIERでは,レベル帯ごとにダンジョンが用意されている。同タイトルのダンジョンは,迷宮を探索していく一般的なダンジョンのイメージとは異なり,連続して登場するボスを次々に撃破していくという内容だ。
各ダンジョンには,ノーマル/ハード/エクストラという三つのモードが用意され,難度が高いほど撃破しなければならないボスが増える。例えばノーマルなら3体のボスと1体ずつ順次戦うことになるが,ハードではそれが5体に増え,エクストラではさらに数が増える。なお,ハード以降はボス自体の能力も高まり,2体同時に襲いかかってくるボスなども登場する。
これらダンジョンのボスは,ただ強力で体力が多いだけでなく,それぞれが特殊なスキルを持っているため,その特徴を見抜けないと攻略は難しい。例えば取り巻きのモンスターを引き連れているボスなら,弱い取り巻きから倒していくのがセオリーだが,それを実行するとボス本体が強化されてしまうというトリッキーなスキルを持つ難敵もいる。こうしたスキルのギミックは,基本的にパーティプレイでの攻略を前提にしているので,パーティメンバーと力を合わせて挑戦しよう。
「決起の刻(とき)」に登場するボス「バシム」。特殊な範囲攻撃を放つ |
「決起の刻(とき)」に登場するボス「ウェンバー」。ノーマルモードの最終ボスだ |
30以上の設定項目で自由度の高いオートバトルを実現
ボタン一つの簡単設定もアリ
ここ最近のMMORPGは,目的地までのオート移動や,経験値稼ぎのためのオートバトルシステムを標準機能として搭載しているタイトルも少なくない。もちろんARK FRONTIERにも,こうした機能が用意されている。とくにレベル15から利用できるオートバトルに至っては,実に30以上のAI設定項目が用意されており,スキルやアイテムの使用タイミングなどを非常に細かく設定できる。
例えばHPなら,最大値の何%まで減ったらアイテムを使用して回復するという設定ができるのはもちろんのこと,強烈な一撃を食らい大幅に減ったときにはより高い回復力を持つアイテムを使用するといった,きめ細かな設定が可能だ。
また戦闘中のスキル使用も,使用順を指定したり,バフ効果が切れたら即座にかけ直すような設定が行えるだけでなく,「何体以上のモンスターに囲まれたら,この範囲スキルを使用する」といった設定もできる。
さらには,モンスターの種類に応じた装備アイテムの変更,周囲にモンスターがいなくなったときのマップ上ワープ,格上のモンスターに遭遇したときのワープ/ログオフなどの選択,HPが尽きた場合の復活/ログオフなどの選択,拾得アイテムがインベントリ一杯になった場合の処理,オートバトル中のパーティ申請への対応……と,およそオートバトル中に起こりうるほとんどの事態に備えた設定までできる。
しかも親切なことに,画面上部には1分あたりの獲得経験値が表示されるので,これを見ながらさらなるAIのチューニングを図ることも可能だ。とことんチューニングにこだわるようになると,もはやオンラインRPGを遊んでいるのか,最大効率化をはかるためにマネジメントソフトをいじくっているのか分からなくなるプレイヤーが出てくるかもしれない。
また,本作のオートバトルで便利なのは,これだけ詳細な設定が可能であるにも関わらず,スキル設定の「自動配置」ボタンを押しただけでも,十分使えるAI設定ができてしまうことだ。こだわりのチューニングで長時間耐久(?)オートバトルに臨むもよし,ボタン一つの簡単設定で手軽に利用するのもよしと,本当の意味で自由度の高いオートバトルシステムになっているといえるだろう。
やり込み要素の達成とギルドの発展で
さらなる強化を図ろう
ARK FRONTIERにはこのほか,さまざまな楽しみ方ができるようパズルやクエスト形式のミニゲームが用意されている。
その中でも,やり込み要素として挙げられるのが「カードシステム」である。カードは,モンスター/ボスモンスターの討伐,ミニゲームへの参加といった条件を達成すると入手可能で,専用のカード図鑑にコレクションできる。
図鑑は1ページ6枚で構成され,1ページコンプリートするとバフ効果が得られるようになっている。すなわち,カードを集めて図鑑を充実させるほど,プレイヤーキャラクターが強化されていくというわけだ。もちろん,重複したカードはトレードしたり,オークションに出したりできるので,プレイヤー同士で協力してコレクションすることもできる。
さらにレベル40以上のプレイヤーが二人一組以上で挑戦するパーティクエストや,多数のギルドメンバーで挑戦するギルドクエストなども用意されている。
またギルドでは,一定の条件を満たすとさまざまな施設を建設することができ,ギルドメンバーはそれぞれの施設レベルに応じたバフ効果などの恩恵を享受できる。とくにギルド専用ショップでは,装備に効果を付与するエンチャントアイテムを販売していたりと,ギルドに加入するメリットはかなり大きい。
今後のアップデート予定としては,レベルキャップが順次開放されていく。そしてレベルキャップが70を超える2012年秋には,現在実装されている各職業の2次職が2種類ずつ登場する予定だ。
また細かい部分では,CBTでテスターから不満の上がったシステムメッセージの表示方法の変更や,マッチング待機時間の短縮,レベルキャップ到達後の獲得経験値をアイテム化してストックできるようになったことなど,OBTにて改善された部分にも注目したい。運営チームでは,今後もプレイヤーのリクエストを汲み上げてゲームに反映させていくとのことなので,ぜひ期待したいところだ。
まとめると,ARK FRONTIERは全般にオンラインRPGとして過不足ない作りとなっており,さまざまなプレイスタイル/環境のプレイヤーが楽しめるよう配慮されたタイトルといえる。オンラインRPGを遊びたいけれども,まとまった時間が取れなかったり,相性のいいタイトルとめぐり会えていないといった悩みを抱えている人は,ぜひ一度触れてみてほしい。
「ARK FRONTIER -時空漂流-」公式サイト
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