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期待の大型MMORPG「Dragon's Prophet」のイメージイラスト&スクリーンショットをまとめて掲載
Dragon's Prophet画像集
まず,スクリーンショットだが,全体にノーマルマッピングが使用されたことでディテール感もあり,かなり今風なグラフィックスになっていることと,靄を多用した空気感のある画面が特徴といえるだろう。靄がソフトパーティクルで処理されているので,不自然なエッジができにくいのは,すでに公開されているムービーを見て感じている人もいるだろう。
グラフィックスは,ゲーム内の天候や時間なども反映されたものとなり,木漏れ日などからのレイシャフトも自動生成されている。また,スクリーンショットだと分かりにくいのだが,雲も1枚絵ではなく,立体感のあるものとなっている。
イメージイラストをざっと見て分かるのは空中に浮かぶ島などが多いこと。マップは3次元方向に展開されるものとなる模様。飛空挺のようなものも確認できるが,飛龍を使った移動は必須のものとなりそうだ。
Runewakerの人から紹介してもらったときには,キャラクターの移動時には6匹までドラゴンを携行できる模様だった。6匹分のスロットを埋めていると,新規で捕獲できなかったりするので,常用は5匹ということになるのかもしれない。
このゲームの特徴は,
- ドラゴン
- コミュニティ
- 領地
の3点にまとめられるという。まず,8系統のドラゴンについてまとめ直しておこう。
タンク型 装甲が厚く,積載量が多い
バランス型 各方面でバランスが取れている
スピード型 走行速度が速い。騎乗用か
飛行型 空を飛べる
滑空型 飛行型を使えない一部ダンジョンなどで活躍?
水中型 水中を移動できる
昆虫型 さまざまな種類と能力があるらしい
真龍型 純血の龍に近い。能力は高いがそうそう手に入るものではない
これらの分類は大枠のものであり,それぞれで多くの種類のドラゴンが存在する。ドラゴンに依存するという「才能」(スキル)も,種類ごとに変わってくる可能性がある。となると,ドラゴンを含めたキャラクタービルドの幅は恐ろしく広いものとなりそうだ。
ペットにすると小さくなるといったこともなく,そのままのサイズで召喚できるという。さすがに使用できる場面は限定されているが,大規模戦闘時は怪獣大戦争になりそうで今から非常に楽しみである。
次の特徴の一つとして挙げられるコミュニティ機能を見ると,まさに革新的なサーバー構成になっていることが分かる。共用サーバーで遊べる内容もかなり多くなりそうなので,サーバーの壁を超えた遊び方ができる。交易所のデータも共有されるので,サーバーごとに物価が違うといったこともなくなる。
そのほか,オートターゲッティング式の戦闘システムなど,旧作から刷新されている部分は多いのだが,それ以上に目新しい試みが多く搭載されていることが分かるだろう。
最後に公式ムービーとして,TAIPEI GAME SHOWでのトレイラーがYouTubeで公開されているので,それも参照しておこう。静止画ではなかなか伝えられないドラゴンのぷるぷる具合も感じていただけるだろう。
Runewakerは,洋ゲーテイストのMMORPGを作って欧米で評価されている稀有な会社である。同社の第1弾であるMysticStoneは,洋ゲーMMORPGの骨格にアジア系MMORPGの利便性を取り入れたような独特の作品となっていた。第2弾となるDragon's Prophetも,公式サイトは英語版で作られるなど,欧米を意識した展開が行われている。欧米とアジアの両方でリリースが予定されているが,現状でアナウンスされているのは台湾以外では日本サービスのみのようだ。アエリアによれば,2012年内のサービスを目指すとのことなので,夏くらいにはもっと詳細な情報も出てくるのではないかと思われる。今後の情報公開に期待しよう。
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