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那由多の軌跡公式サイトへ
  • 日本ファルコム
  • 発売日:2012/07/26
  • 価格:通常版:6090円(税込)
    限定ドラマCD同梱版:7980円(税込)
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    那由多の軌跡

    那由多の軌跡
    公式サイト http://www.falcom.co.jp/nayuta_psp/index.html
    発売元・開発元
    発売日 2012/07/26
    価格 通常版:6090円(税込)
    限定ドラマCD同梱版:7980円(税込)
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     4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
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    • Pages: 1
    • 時機を逸した不遇の作品 75
      • 投稿者:Horatiocaine(男性/40代)
      • 投稿日:2012/10/20
      良い点
      1)グラフィック…低解像の限界を感じさせるものの、隅々まで作りこんだ温かみのあるグラフィック。エフェクトや動くテクスチャーを使った表現など、実に細かい工夫が凝らされている。歯車(ギア)をモチーフとした世界観も、やや小振りながらも非常に良くまとまっており完成度は高い。

      2)マップ…四季の変化は見た目だけでなくマップ自体の攻略方法にまで及んでおり、季節が変わるとまるで別ステージのように印象が変わる。数々のアクションに対応するギミックを丁寧に仕込んだマップデザインには感心した。
       1ステージは比較的短く、繰り返して遊ぶデザインだが、よほどアクションが苦手でもなければ2~3回でリザルトは取れる。

      3)アクション…攻撃アクション、特殊アクション、魔法アクションと、動作パターンが非常に豊富である。それらの組み合わせでマップを攻略しボスを倒していく過程はパズルの様でもあり、イース、軌跡に隠れがちではあるが、ファルコム伝統のゲームデザインのひとつといえるだろう。

      4)サウンド…ツヴァイやぐるみんほど明確なコンセプトは感じられないが、安定のファルコムサウンド。どちらかといえばイースを髣髴とさせる方向性で、なかなか爽快な曲が揃っている。また、主題歌である「那由多の星の物語」は歌詞、メロディーラインともに古参泣かせ(笑)。
      こちらがエンディングでも良かっただろう。

      5)セーブ…比較的どこでもセーブが可能。

      6)ロード…DL版をPSVitaでプレイしたが非常に快適。
      悪い点
      1)マップ…他のレビューでも触れられているが、前後や左右の感覚がいまいち掴みづらい場面が多かった。特にジャンプのみで進まないといけないような局面でははっきりストレスを感じるレベルで存在した。カメラ固定の宿命だとしても、配慮が足りないと言わざるを得ない。

      2)ストーリー…非常にわかりやすく綺麗に完結している。それは良いのだが、ちょっと風呂敷の畳み方を間違えておりどうにも感想を持ちにくい。
       キャラの掘り下げの浅さであったり、引きや溜めの弱さであったりと、どうにも全体的にアクが無さ過ぎるのだろう。登場人物一人あたりの役割が少なく、そのキャラでなければならない活躍も少ない。ライラの空気っぷりには涙が出るほどだ。

      3)メニュー画面…2つに分けるのはあまり快適とはいえない。また、よく使う装備(魔法)変更、料理、セーブが比較的離れた階層に配置されており、カーソル固定が無いためいちいち操作が面倒である。

      4)コンフィグ…キー変更が一切出来ない。比較的複雑な操作体系なので仕方ないのかもしれないが…。

      5)アイコン…さまざまなアイコン表示があるが、とにかく小さく見辛い。

      6)チェーン…攻撃をヒットさせ続けることで様々なボーナスを得ることが出来るが、敵の攻撃を一発でも食らうと途切れてしまう。そのため移動や攻撃の爽快感が全般的に殺がれている感がある。カメラが固定なためどうしても出会い頭の一発をもらいやすく、初見のステージでは慎重な移動を余儀なくされる。効果切れは時間経過のみでよかったのではないだろうか。

      7)ショップ…食材が一つづつしか買えない。よくわからない嫌がらせである。

      8)博物館…換金システムとしては面白い。集めた素材で展示物が充実していくのも、コレクター気質のプレイヤーであればやりがいを感じる事もあるだろう。ただ残念なことに、見るだけなのでまるで面白くない。展示以降に何がしかのミニゲームでも用意されていれば、2回以上足を運んだかもしれない。

      9)便利屋ミッション…驚くほど数が少ない。まぁあまり多くても面倒ではあるのだが。

      10)導入…序盤のイベントが長すぎる。わりとのどかな日常風景をスローなテンポで見せられても正直つまらない。世界観の説明をするにしてももっとテンポよく、アクションを交えて行うべきだろう。

      11)ボイス…非常に中途半端なボイス。特にファルコムに限ったことではないのだが。

      12)今さらPSP…「ファルコムPSP作品の集大成」というようなコンセプトもあったようだが、正直1年ほど遅かった。
      総評
       全般的には良く出来た作品なのですが、いくつかの欠点がクリティカルな部分を突いてしまっており、名作と呼ぶには惜しい作品になっています。

      ・距離感や方向が掴みにくいマップ(カメラ)
      ・チェーンが途切れることによる爽快感の喪失
      ・結局アクションゲームで壮大なストーリーを語る事は不可能

       特にこの3点は、プレイ中最初から最後までモヤモヤと燻っていました。

       そして避けては通れないのが「軌跡シリーズ」を銘打ってしまった点です。断言しますが、軌跡シリーズとの接点はありません。お金の単位だのみっしぃだのが接点な訳があるはず無いでしょう。経営的な判断である事が悲しいほどに透けて見えます。思えばイースIIIで同じことをやっていますし…旬を過ぎたPSPでリリースしたこと、まるで関連の無い軌跡シリーズに強引に組み込んだことなど、コンセプトの段階での失敗が残念でなりません。

       最初からツヴァイ3として発売していれば、また評価も違ったでしょう。
      プレイ時間
      40~60時間
      グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
      4 5 2 4 4
    • 色々思うところはあるがそこそこ楽しめた 50
      • 投稿者:@mp(男性/30代)
      • 投稿日:2012/08/14
      良い点
      ・難易度設定の配慮もしっかりしていて前情報通り苦手な人でも快適にできる
      ・アクションゲームとしてアスレチック要素が多くクリアまで飽きることが無い
      ・四季の変化で同じステージにも関わらず毎度新鮮味があってよく作り込まれている
      ・人によりますが、1作できっちり完結している
      悪い点
      ・3Dシステムの点において奥行きの距離感が掴みにくい
      ・爽快感重視のためモンスターの攻撃が単調気味
      ・RPG要素が控えめでストーリーが薄味
      ・軌跡シリーズ…?
      総評
      軌跡以外のファルコムのゲームはやったことないのでアクション比較は他の方にお任せします。

      1周目…じっくりハードで30時間
      2周目…実績取りを優先してノーマルでコンプリート目指して25時間
      3周目…最高難度インフィニティでクリアだけ目指して5時間
      計60時間ほどで実績全て取るまでプレイしました。


      アクション部分については良い点に上げた通り、ちゃんと作られていてクリアまで飽きることなく楽しめました。ただ、ストーリー部分についてはアクションを引き立てるために邪魔にならない程度に抑えたとも思える軽いものでした。具体的にはキャラについて掘り下げる時間もなく感情移入が難しい等の点があげられます。

      もう1つ、軌跡シリーズという視点で見た時。
      率直に言ってここまでプレイしても一体どこが軌跡なのか分かりませんでした。あえてあげるとすれば使用されている単位が同じというくらいで、登場キャラにあるみっしぃはストーリーと何の関係もないオマケ要因です。物語の関係がないことは最初から知っていましたが、それを抜きにしてもテキスト量がそもそも違いすぎていて軌跡という意味では違和感しかありませんでした。


      最後にまとめると、軌跡のようなRPGらしさは全く感じられないがアクションについては爽快感があって軽く遊ぶにはもってこい。そんなゲームでした。アクションが好きな方にはオススメです。
      プレイ時間
      60~100時間
      グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
      2 4 5 2 3
    • ZWEIの流れをくむ作品 60
      • 投稿者:gstron(男性/40代)
      • 投稿日:2012/08/12
      良い点
      ・拠点移動がワープ的にカンタンにできるので楽
      ・一部ボス以外は割りと適当に攻撃しててもなんとかなる
      ・思ったより気にならない低ポリゴンキャラ

      牧歌的雰囲気はファルコムお得意の世界観で安心できる。
      ちょっとSFテクノロジー的な要素が混ざるストーリーもファルコムっぽい。
      悪い点
      ・携帯機でアクションは余計に肩が凝る
      ・なんで軌跡シリーズにした? という疑問
      ・オブジェなどの位置関係がわかりにくいことがあってストレス溜まる
       (目標が見えてて、操作も思い通りにできてるのに当たらないなど)
      ・何回も同じステージをプレイしたりするので飽きる
      ・2周目じゃないと起きないイベントや登場しないキャラ

      星を3つきっちり回収しようとすると同じステージを何回もプレイすることになる。これが飽きる。あとからプレイして回収するとなると、ステージ構成を忘れてしまって余計苦しむので、結局星3つとるまで頑張るハメになる。

      諦める手もあるが、星は新技を覚えるのに必要で、かなり重要度が高い。そのせいでスルーしにくい。ハイスコアくらいならどうでもいいのだが。

      また、先のステージで新たなギアを手に入れないと通れない箇所があったりする。場所を覚えておいてまた来るハメになり、これがまた面倒くさい。

      2周目からじゃないと起こらないイベントや登場しない人物がいる様子。ということは、2周目でまた飽き飽きしたステージを再度攻略することになるわけで…… ちょっと反復させすぎじゃなかろうか。
      総評
      ステージ制、クリア時に条件満たすと星がもらえる、経験値がもらえる回復アイテム、アイテムコレクト要素、魔法を取り戻していく、特殊な使い方ができるギアの存在など、システムは完全にZWEI 2からの流れをくんでいる。操作キャラ交代こそしないものの、基本二人で戦うあたりもZWEI。

      ストーリー・世界観も完全に◯の軌跡シリーズと無関係で、ZWEI系として作ってたけど商業的な理由で名前に軌跡つけましたと言われても納得するレベル。

      軌跡とついてるので、完全新作とは言われてもなにか繋がりがあると期待して、買う人もいると思う(自分もそのクチ)。そのあたりを期待している人にはおすすめできない。

      逆にZWEI 2にハマった人にはうってつけのゲームといえるかも。
      プレイ時間
      20~40時間
      グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
      3 3 4 2 3
    • ファルコムに初めて触れる人に 80
      • 投稿者:mg(男性/30代)
      • 投稿日:2012/08/11
      良い点
      従来のfalcom作品と比較してグラフィックが格段に綺麗
      音楽が良い
      ボリュームがある
      悪い点
      ストーリーがややマンネリ気味
      軌跡シリーズからの共通点が薄い
      総評
      発表から発売までの期間の短さから過度な期待はしていませんでしたが、予想以上に楽しめました。
      まず、各ステージの作り込みがとても丁寧で謎解き、アクションともにストレスなく遊べます。春夏秋冬に分けられたステージの仕掛けもいいメリハリになっていると思います。
      光の表現も異方性ライティング処理がされていてとても綺麗でした。
      ただ肝心のストーリーに関しては若干賛否が分かれるところです。
      まず、軌跡シリーズと言えば誰しも山積みされた複線を消化してほしいという気持ちはあると思いますが、今回の作品で今までの複線が回収されるシーンは明確には一つもありません。すべての話が那由多の中で始まり、そして完結しています。
      そういう意味では軌跡シリーズを期待していた人にとってはかなり不満が大きいものになりそうですね。
      ただ、ゲームシステム的には本当にfalcomが得意とするものを惜しみなく注ぎ込んだ感じがありました。
      ツヴァイシリーズの食べ物システム、フェルガナの2段ジャンプや下突き、7のフラッシュガード、ぐるみんやブランディッシュのギミック、英雄伝説のドラマ展開などとにかくてんこ盛りです。
      そういう意味でfalcomが2000年あたりから積み重ねてきたスキルの集大成的な出来なので、これからfalcom作品に触れてみようという人には良い入門ゲームになると思います。
      プレイ時間
      40~60時間
      グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
      4 5 5 4 5
    • 素晴らしい作品だと思う・・・だけど 90
      • 投稿者:ポルシェ(男性/20代)
      • 投稿日:2012/08/07
      良い点
      全体的にストーリーもアクションも両方楽しめました。

      ・アクション・
      癖になりそうな爽快アクション。

      ・ステージ・
      個性ある多彩なステージ。断崖絶壁を上下左右に動く足場に飛び移りながら進んでいくのにワクワクした。ギミックは見てるだけで楽しいw

      ・ストーリー・
      ストーリーはナユタの世界観を余すことなく使った純粋な王道ストーリー。

      ・BGM・
      BGMは相変わらずとても優秀。

      ・2週目・
      引き継ぎありで嬉しかった。2週目でさらにステージ(季節)が増えたのは驚きw
      悪い点
      ・飛び移る時に遠近感がつかみずらい場所がある。しかし、キャラクターの陰で着地地点が分かるのであまり問題じゃないかも。

      ・ストーリーがやや前半薄め。

      総評
      今作は「世界観」「戦闘システム」を一新させた「軌跡」と言うことですが・・・想像以上に楽しめたと思います。前作の「軌跡シリーズ」よりストーリー性に壮大さが欠けますが、世界観をフルに使っている点では前作と似たような物を感じがしました。アクション性に関しては「フェルガナ」や「ぐるみん」の延長線上ではなく、何らかの+αを感じれたのでよかったです。
      純粋に一つのゲームとして遊ぶならとても良い作品だと思います、興味がある人は買ってみて下さい。  


      しかし、今回はこのような評価をさせてもらいましたが、もしナユタの続編を出すとしたら・・・あまり買う気になりません。アクション性はとても優秀でしたが新鮮みがない、確かに「+αを感じれた」と書きましたが、やっぱりアクションスタイルは「フェルガナ」。フェルガナは好きですが、されど一昔前のゲームということで飽きが来てしまいそう。
      プレイ時間
      40~60時間
      グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
      3 5 5 5 5
    • すべてが並。 40
      • 投稿者:jaming(男性/40代)
      • 投稿日:2012/08/05
      良い点
      ボス戦が、まぁまぁ楽しい。
      戦闘がサクサク。
      悪い点
      ストーリーに全く興味を持てなかった。
      戦闘フィールドが似たり寄ったりで魅力を感じない。その上、狭い場所(通路)。
      ギミックは多少凝ったものであるが、それでもどこぞで見たようなものばかり。
      ジャンプで飛び移る先の足場が真横にあるのに、手前にあるように見える等。
      コレクション要素といっても、ただ単にタルや箱を壊してればいいだけで集まるコレクション・・・。
      季節を入れ替えられるシステムはすごくいいと思うのだけど、それを生かした要素があまりない。
      町の住民に魅力を感じない。(登場人物全般)
      総評
      軌跡シリーズファンが、これをやるとガッカリ感が半端ないきがする。
      とにかく、一昔前のアクションゲームって感じ。すべてが並~並以下です。
      戦闘は、面白くない事はありません。サクサク敵を倒せるしね。
      でも、新しい軌跡、今までとは路線が違うとはいっても、やっぱり軌跡シリーズってストーリーが重要ですよね?・・それが全く魅力を感じないから、マップを攻略してても何だか物足りない・・・何というか、いやいやマップクリアしてる・・結構なお金払って買ったんだし・・・みたいなw
      非常に残念です。
      vitaのイースに期待します。
      プレイ時間
      10~20時間
      グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
      3 4 3 1 1
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