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「三国志大戦 トレーディングカードゲーム」ファンが集結した「TCGの宴2014夏 in 東京」をレポート。ブースター第10弾の発売日なども発表に
今回のイベントは入場無料で,会場内では三国志大戦TCGファンに向けたさまざまなイベントが行われた。その内容を紹介しよう。
●マット未取得者限定大会「登竜門」
称号プレイマット未取得者を対象とした,公認大会形式で行われる8人トーナメント。公式ルールに則って対戦し,3回勝利した君主に「新星」の称号プレイマットがプレゼントされた。また,午前中に開催された同トーナメントは,会場No.1決定戦トーナメントの予選も兼ねていた。
●スタードラフト大会「賢将」
未開封のブースターをその場で開け,そこから選んだカードでデッキを構築していくブースタードラフト方式で行われた大会。3回勝利した君主には「賢将」の称号プレイマットがプレゼントされている。
●コスト限定戦「狼顧の相」
コストが2,4,6といった,偶数コストのカードのみで構築したデッキを使う,特殊ルールの大会だ。今回初めての実施となり,4回戦トーナメントの勝利者には「狼顧」の称号プレイマットがプレゼントされた。
●チーム戦「断金の交」
2人の君主がチームを組んで対戦するチーム戦。2人1組でエントリーし,2on2で戦うための特別ルールが採用され,普段の対戦とは違うチームワークも必要となる勝負が展開された。勝利したチームには,「断金の交」の称号プレイマットが贈られた。
●会場No.1決定戦決勝トーナメント
「登竜門」を兼ねた予選で勝ち残ったプレイヤー32名が参加する,会場No.1を決定するトーナメント戦。この決勝トーナメントはニコニコ生放送でも中継された。ベスト16には愛知,大阪,そして香港など遠方から参加した君主も残り,白熱する戦いが繰り広げられていた。
熱戦を制したのは,東京在住のひまんしたい君主。群デッキを使用して勝利したことで「暴君」の称号を手にし,これまでに手に入れたものを含め,合計3枚の称号プレイマットを表彰式で披露していた。そして2位のかりんとう君主には「驃騎将軍」の称号プレイマットが授与された。
●対戦コーナー「百人組手」
ガンスリンガー形式で行われる,自由参加対戦のコーナー。公認大会レギュレーションで対戦を行い,勝利した君主が抜けていくという形式なので,負けてしまった君主は勝つまでプレイが可能だ。勝って抜けた君主もコーナーに並び直すことで再び参加でき,勝利数によってPRカードがプレゼントされていた。ちなみに,今回の最多勝利は蜀勢力で戦った君主の32勝だった。
●はじめようコーナー
初心者君主に向けた講習会が行われていたコーナー。魏・蜀・呉いずれかのスターターデッキを使って,スタッフやゲストのジョイまっくす改めジョイまっくすポコ氏がプレイ方法などをレクチャーし,終了後にはそのスターターがプレゼントされた。また初心者同士の大会なども行われた。
●物販コーナー
三国志大戦TCG関連のグッズを販売するコーナー。大会当日に発売されたばかりのブースター第9弾をはじめ,今回初めて売り出されるプレイマットやトートバッグ,ラバーブレスレットなどが用意され,午後には売り切れているアイテムもあった。
会場No.1決定戦決勝終了後,プロデューサーの北岡 功氏とジョイまっくすポコ氏による抽選会,そして今後イベントでの配布や関連書籍の付録などで用意されるPRカードや第10弾ブースタパックの発売日などの発表が行われた。第10弾は2014年10月30日発売で,価格は1パック250円(税別)となる。第10弾から新価格となるが,これまでより封入枚数が1枚増え7枚になっている。カードは100種類以上が予定され,新たな特殊表面加工が施されたカードも登場するとのこと。またここで登場する新カードには,「防柵(仮)」などの新たな能力を持つものもあり,第9弾から採用された新ルールとともに,戦略はさらに深まることとなりそうだ。
北岡プロデューサーは,春の宴で着用した太史慈の姿でイベントを最後まで見守っていた |
会場に用意されたディスプレイにて,新規のPRカードを紹介する北岡プロデューサー |
約10時間以上にもおよぶ長丁場のイベントとなったが,その終了直前まで多くの来場者が会場に残り,君主同士の交流を深めていた。最後に今回のイベント開催にあたり,北岡プロデューサーからのコメントが届いたので,そちらをレポートの締めとしたい。
――イベント全体について
東京でのイベントは3月末に実施した全国大会決勝戦以来4か月ぶりとなり,期間も短かったので,ユーザーさんがちゃんと来てくれるか正直不安な部分がありましたが,実際には朝からたくさんのお客様に集まっていただき,本当に感謝しています。会場内はバトルブース,物販コーナーともに非常に盛況で,とくに僕がティーチングでついていた初心者講習コーナーにも予想以上のユーザーさんが来てくれて嬉しかったです。「百人組手」のコーナーも大盛況で,急遽対戦エリアを増やしたくらいでした。
――7月26日発売 第9弾ブースターパック「新たなる覇業」について
本日7月26日に発売となりました第9弾ブースターパック「新たなる覇業」は,さっそく会場内で開封しているユーザーさんがたくさんいました。第9弾「新たなる覇業」からは,カードやルールの大幅なリニューアルを実施します。これまでついてきてくれたユーザーさんはもしかしたら不安かもしれませんが,3年目に突入した本作のいい意味でのカンフル剤になればと考えています。
今回のリニューアルでの変更点は,(1)城壁数増加(7枚→8枚),(2)列伝カードの枚数制限(互いの場に各1枚→場全体で合計1枚)の2点のみで,一見少ないように見えますが,実際に第9弾から登場する新カードでプレイしてみるとプレイ感の違いを感じることができると思います。感覚的には第1弾,第2弾発売当時のダイナミックなプレイ感に近いものになると思います。そういう意味では,これから始めようと思っていた初心者の方,最近本作をプレイしていなかった方にも強くオススメできる環境が揃っていると言えます。同時発売で新スターターパックが3種類登場していますので,こちらにもぜひご注目ください。
――第10弾ブースターパック発売決定について
第10弾ブースターパックが10月30日に発売決定しました。今回からは,販売価格を1パック250円(税別)とし,カード封入枚数を6枚から7枚に増加して満足いただける内容に変更しました。さらに,今までとは違う特殊表面加工のカードも収録予定です。もちろん,本弾も全100種類以上のカードを収録しています。公式ルールのリニューアルに合わせて,第10弾にも多数の新能力カードを収録予定で,初心者にはプレイしやすく,ベテランユーザーにはより深い戦略性が生まれることで幅広いプレイがお楽しみいただけると思います。
――今後の展開について
8月以降の公認大会では,第9弾からの公式ルールリニューアルに伴い,新レギュレーション(制限カード)が採用されます。第9弾カードの登場で現行のプレイ感もいい意味で大きく変化しますし,イベントや大会でも新たな展開を目の当たりにするかもしれません。また,初心者の方も参加しやすいつくりにしていますので,これまで気になっていた方はぜひこの機会に遊んでもらえると嬉しいです。もしかしたら今年の全国大会では第9弾から始めたユーザーの方に会えるかも,と思うと今から楽しみですね。10月30日には早くも第10弾ブースターパックが発売となりますのでこちらもお楽しみに!
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