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[CES 2017]Corsairが新しいフラッグシップキーボード「K95 RGB PLATINUM」を発表。多ボタンマウスの後継機種も
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印刷2017/01/06 17:10

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[CES 2017]Corsairが新しいフラッグシップキーボード「K95 RGB PLATINUM」を発表。多ボタンマウスの後継機種も

ゲーマー向け周辺機器エリアにあった,Cosair製のゲーマー向けチェア。やっぱりどこで見たようなデザインだ。米国では2017年2月に発売予定で,北米市場におけるメーカー想定売価は349ドル(税別)とのこと
画像集 No.016のサムネイル画像 / [CES 2017]Corsairが新しいフラッグシップキーボード「K95 RGB PLATINUM」を発表。多ボタンマウスの後継機種も
 ゲーマー向け周辺機器やPCケースで知られるCosairは,CES 2017のサブ会場である高級ホテル「The Palazzo Las Vegas」にてプライベートブースを用意して,限られた招待者にのみ,同社の最新製品を披露している。
 そこにおけるゲーマー向け周辺機器の目玉は,キーボード「K95 RGB PLATINUM」と,マウス「Scimitar PRO RGB」の2製品だ。写真中心で,両製品を紹介しよう。


K95 RGB PLATINUM


 新型フルキーボードのK95 RGB PLATINUMは,同社のゲーマー向けキーボードにおける新しいフラッグシップモデルとして開発したものだという。米国市場におけるメーカー想定売価199.99ドル(税別)だ。
 キースイッチに,一般的な「Cherry MX RGB Brown」を採用するモデルと,アクチュエーションポイントの深さが1.2mmと浅いキースイッチ「Cherry MX Speed RGB」を採用するモデルの2種類展開となっている。

K95 RGB PLATINUM。本体のカラーバリエーションは,ガンメタルとブラックの2色。写真の本体はガンメタルなのだが,このカラーは米国市場限定で,日本を含む世界市場ではブラックだけが販売となるようだ
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メインキーの左には,6個のG-Keyを備える
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 メインキー左に並ぶマクロキーも大きく変わった要素だ。従来のK95シリーズは,3列×6個で計18個ものマクロキー「G-Key」を備えていたが(参考記事),K95 RGB PLATINUMではデザインを一新し,G-Keyは6個だけになった。さすがに18個ものG-Keyは多すぎたということだろうか。

 また,キーボード単体でマクロや照明設定を行えるようになったのもポイントだという。Corsair製のドライバソフトウェアをインストールしていないPCにつないでも,使い慣れたマクロや照明設定をキーボード側で行い,その内容を内蔵する容量8MBのフラッシュメモリに保存できるそうだ。

 ちょっと面白いのは,付属するパームレストの表面パネルが取り外せるようになっていて,柔らかい質感と固めでツルツルした質感のどちらかを選べるようになっていることだろうか。

写真では分かりにくいと思うが,左写真がソフト,右写真がハードな質感の表面パネルとなる
画像集 No.006のサムネイル画像 / [CES 2017]Corsairが新しいフラッグシップキーボード「K95 RGB PLATINUM」を発表。多ボタンマウスの後継機種も 画像集 No.007のサムネイル画像 / [CES 2017]Corsairが新しいフラッグシップキーボード「K95 RGB PLATINUM」を発表。多ボタンマウスの後継機種も

 アルミ合金によるベースの上に,キースイッチが取り付けられたデザインや,カラーLEDイルミネーション機能といった要素は,既存のK95シリーズと変わらない。同時押し関連では,全キーロールオーバーおよび全キーAnti-Ghosting(アンチゴースト)仕様が謳われている。

金属製ボディの上にキースイッチを載せた外観は,Corsairが始めたもので,K95 RGB PLATINUMも受け継いでいる(左)。右はキーボードの底面で,「×」字形の溝があったが,これは,背面のUSBパススルーポートにつないだデバイスのUSBケーブルを,キーボードの下を通して前面に出すためのものとのことだ。要するにUSB接続型ヘッドセット用ということだろう
画像集 No.004のサムネイル画像 / [CES 2017]Corsairが新しいフラッグシップキーボード「K95 RGB PLATINUM」を発表。多ボタンマウスの後継機種も 画像集 No.008のサムネイル画像 / [CES 2017]Corsairが新しいフラッグシップキーボード「K95 RGB PLATINUM」を発表。多ボタンマウスの後継機種も

 日本での販売も予定しているとのことなので,マクロキー付きのキーボードを求める人なら,選択肢の1つになるかもしれない。


●K95 RGB PLATINUMの主なスペック
  • 接続インタフェース:USB
  • キースイッチ:メカニカル
  • 基本キー数:英語110キー
  • キーピッチ:未公開
  • キーストローク:未公開
  • アクチュエーションポイント:2mmもしくは1.2mm(
  • 押下特性:未公開
  • ロールオーバー:Nキーロールオーバー
  • キー耐久性:未公開
  • ポーリングレート(レポートレート):最大1000MHz
  • マクロ機能:あり
  • バックライト:搭載
  • サイズ:465(W)×171(D)×36(H)mm(※チルトスタンド搭載)
  • 重量:1324g(※ケーブル含むか否かは未公開)
  • ケーブル長:未公開
  • 対応OS:Windows 10・8.x・7
  • 北米市場におけるメーカー想定売価:199.99ドル(税別)


Scimitar PRO RGB


 Scimitar PRO RGBは,ほぼ1年前の2016年1月に国内発売となった「Scimitar RGB」の後継モデルとなる右手用多ボタンマウスだ。北米市場におけるメーカー想定売価は89.99ドル(税別)となっている。

左側面に12個のサイドボタンを備えるScimitar PRO RGB
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 右手用のボディデザインは,Scimitar RGBと変わらず。下の写真は黒モデルだが,もう1つ,左側面パネルが黄色いモデルも用意しているそうだ。

右手用で,かぶせ持ちを想定したデザイン自体は従来モデルと変わらない
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搭載する光学センサーは,最大1万6000DPIとのことだが,それ以外の詳細は相変わらず公開されていない
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左側面の[5]キーをよく見ると,縦長の突起があり,指先でホームポジションが分かるようになった
 新製品での大きな変更点は2つ。1つめは,搭載する光学センサーの変更だ。従来モデルと同じく,センサーの詳細情報は明らかになっていないのだが,トラッキング解像度の設定範囲が最大1万2000DPIから1万6000DPIに拡大しているので,新しくなっているのは間違いない。Corsairによると,DPI値は(最小値こそ不明ながら)1刻みで調整できるとのことだ。

 もう1つは,本体左側面から見て横に4個ずつ3段並んだ左サイドボタンのうち,上下中央で左から2個めにあたる[5]ボタンに突起が付き,ホームポジションが分かりやすくなった点である。

 Scimitar RGBでも,キー列ごとに表面が平滑かザラっとしているかという違いはあったものの,指先だけでどれがどのキーかを判断するには不十分だったのかもしれない。

左サイドボタン部の位置を前後に調整できるギミックは,Scimitar PRO RGBでも利用できる
画像集 No.012のサムネイル画像 / [CES 2017]Corsairが新しいフラッグシップキーボード「K95 RGB PLATINUM」を発表。多ボタンマウスの後継機種も 画像集 No.013のサムネイル画像 / [CES 2017]Corsairが新しいフラッグシップキーボード「K95 RGB PLATINUM」を発表。多ボタンマウスの後継機種も

 Scimitar RGBは,1万5000円を超える強気な価格設定がネックだった。Scimitar PRO RGBも,1万円を超える価格となるのは間違いないが,適正な価格で登場してくれれば,光学センサー搭載の多ボタンマウスとして,選択肢に上がる製品となるのではないだろうか。


●Scimitar PRO RGBの主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
  • ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前×2,左サイド×12
  • トラッキング速度:未公開
  • 最大加速度:未公開
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:最大16000DPI(※1DPI刻みで設定可能)
  • レポートレート(ポーリングレート):125/250/500/1000Hz
  • データ転送フォーマット:未公開
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • サイズ:77(W)×119.4(D)×42.4(H)mm
  • 重量:147g(※ケーブルを含むか否かは未公開)
  • マウスソール:PTPE
  • ケーブル長:1.8m
  • 対応OS:Windows 10・8・7

CorsairのK95 RGB PLATINUM製品情報ページ(英語)

CorsairのScimitar PRO RGB製品情報ページ(英語)

  • 関連タイトル:

    Corsair Gaming(旧称:Vengeance Gaming)

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