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[COMPUTEX]光るキーボードはここまできた。七色に変わる「Cherry MX RGB」搭載のCorsair製モデルが発売へ
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印刷2014/06/03 20:21

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[COMPUTEX]光るキーボードはここまできた。七色に変わる「Cherry MX RGB」搭載のCorsair製モデルが発売へ

 COMPUTEX TAIPEI 2014の“0日め”にCorsairが新製品を展示したという話は「簡易液冷CPUクーラーをGPUクーラー化するアタッチメント」のレポートで紹介したが,Corsairはもう一種,ゲーマー向けデバイスの新製品として,なかなかトンデモないキーボードを展示していた。ともあれ,下に示したムービーを再生してみてほしい。


キースイッチに寄ってみたところ。見慣れた“色つき軸”を囲む筐体部分が透明になっている
画像集#004のサムネイル/[COMPUTEX]光るキーボードはここまできた。七色に変わる「Cherry MX RGB」搭載のCorsair製モデルが発売へ
 そう,Corsairが展示していたのは,キーが七色に光り,さらにユーザーの押下に合わせても色が変わるというキーボードなのだ。
 しかもキースイッチは,ゲーマー向けキーボードの高級モデルにおける定番中の定番であるCherry MX。従来,Cherry MXキースイッチのLEDは単色にしか対応していなかったのだが,CorsairとZF Electronicsのコラボレーションにより,赤緑青3色のLEDを透明な筐体に埋め込んだ「Cherry MX RGB」が誕生し,三原色の組み合わせによる多種多様な色表現が可能になったのだという。

デモモードでうねうねと色が変わっていたCherry MX RGB搭載モデルを撮影したところ。白色LEDが埋め込まれているわけでもないのに,10キー部でかなりしっかりと白が出ている点に注目してほしい
画像集#003のサムネイル/[COMPUTEX]光るキーボードはここまできた。七色に変わる「Cherry MX RGB」搭載のCorsair製モデルが発売へ

Corsairのゲーマー向けキーボードでお馴染み,キートップが浮いたようなデザインのおかげもあって,光は台座となるヘアライン加工されたアルミ板によく反射する
画像集#005のサムネイル/[COMPUTEX]光るキーボードはここまできた。七色に変わる「Cherry MX RGB」搭載のCorsair製モデルが発売へ
 キーの光らせ方は,専用のアプリケーションで,文字どおりさまざまに調整でき,キーボード内蔵のフラッシュメモリへ保存できるとのこと。今回,専用アプリケーションは披露されなかったが,「最初は何をどうしていいか分からなくなる(笑)」とCorsairの説明員が言うほど,さまざまな設定が行えるそうである。

 ちなみにCherry MX RGB搭載モデルのラインナップは,フルキー仕様の「Vengeance K70 RGB」(以下,K70 RGB)と,そこにマクロ用の[G]キーを18個追加した「Vengeance K95 RGB」(以下,K95 RGB)の2製品。どちらもUSB接続ながらNキーロールオーバーに対応し,100%のアンチゴーストが保証され,1000Hzのレポートレート(ポーリングレート)で駆動するという,イマドキのメカニカルキースイッチ搭載型ゲーマー向けキーボードらしいスペックになっている。
 専用アプリケーションを使えば,[G]キー以外の全キーに対して機能をカスタマイズすることもできるようになっているという。

画像集#006のサムネイル/[COMPUTEX]光るキーボードはここまできた。七色に変わる「Cherry MX RGB」搭載のCorsair製モデルが発売へ 画像集#007のサムネイル/[COMPUTEX]光るキーボードはここまできた。七色に変わる「Cherry MX RGB」搭載のCorsair製モデルが発売へ
K70 RGB(左)とK95 RGB(右)をそれぞれ正面から捉えたイメージ。いずれも,光り方はあくまで一例となる
※サムネイルの縮尺は異なります

画像集#008のサムネイル/[COMPUTEX]光るキーボードはここまできた。七色に変わる「Cherry MX RGB」搭載のCorsair製モデルが発売へ
 ちなみにCherry MX RGBは,2014 International CESのタイミングで製品計画として予告されていたもの(関連リンク)。約半年で製品化されたわけである

 キースイッチの“軸”は,赤と青,茶が用意されており,世界市場では,K70 RGBの“赤軸”モデルだけ2014年7月後半発売予定。残りは8月後半の発売予定だそうだ。
 北米市場における想定売価は,K70 RGBが169.99ドル,K95 RGBが189.99ドルなので,日本市場ではK70 RGBが2万円を割ったら御の字といったところか。万人向けとは口が裂けても言えそうにないが,こういうギミックが“刺さる”人には唯一無二――2種で計6製品あるけれども――の選択肢となるだけに,発売となれば注目を集めるのではなかろうか。

CorsairのCherry MX RGB特設ページ(英語)

COMPUTEX TAIPEI 2014取材記事一覧


  • 関連タイトル:

    Corsair Gaming(旧称:Vengeance Gaming)

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