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[COMPUTEX]光るキーボードはここまできた。七色に変わる「Cherry MX RGB」搭載のCorsair製モデルが発売へ
しかもキースイッチは,ゲーマー向けキーボードの高級モデルにおける定番中の定番であるCherry MX。従来,Cherry MXキースイッチのLEDは単色にしか対応していなかったのだが,CorsairとZF Electronicsのコラボレーションにより,赤緑青3色のLEDを透明な筐体に埋め込んだ「Cherry MX RGB」が誕生し,三原色の組み合わせによる多種多様な色表現が可能になったのだという。
ちなみにCherry MX RGB搭載モデルのラインナップは,フルキー仕様の「Vengeance K70 RGB」(以下,K70 RGB)と,そこにマクロ用の[G]キーを18個追加した「Vengeance K95 RGB」(以下,K95 RGB)の2製品。どちらもUSB接続ながらNキーロールオーバーに対応し,100%のアンチゴーストが保証され,1000Hzのレポートレート(ポーリングレート)で駆動するという,イマドキのメカニカルキースイッチ搭載型ゲーマー向けキーボードらしいスペックになっている。
専用アプリケーションを使えば,[G]キー以外の全キーに対して機能をカスタマイズすることもできるようになっているという。
K70 RGB(左)とK95 RGB(右)をそれぞれ正面から捉えたイメージ。いずれも,光り方はあくまで一例となる ※サムネイルの縮尺は異なります |
キースイッチの“軸”は,赤と青,茶が用意されており,世界市場では,K70 RGBの“赤軸”モデルだけ2014年7月後半発売予定。残りは8月後半の発売予定だそうだ。
北米市場における想定売価は,K70 RGBが169.99ドル,K95 RGBが189.99ドルなので,日本市場ではK70 RGBが2万円を割ったら御の字といったところか。万人向けとは口が裂けても言えそうにないが,こういうギミックが“刺さる”人には唯一無二――2種で計6製品あるけれども――の選択肢となるだけに,発売となれば注目を集めるのではなかろうか。
CorsairのCherry MX RGB特設ページ(英語)
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