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KDDI,WiMAX内蔵の「Galaxy S II」や最薄部7.1mmの「MOTOROLA RAZR」など春モデルの新型スマートフォンを発表
ラインナップは,WiMAX内蔵のSamsung Electronics製「GALAXY S II WiMAX ISW11SC」や最薄部7.1mmのMotorola Mobility製「MOTOROLA RAZR IS12M」など計5モデル。いずれのモデルもAndroid OSを採用している。まずは発表された端末を順に紹介してみたい。
GALAXY S II WiMAX ISW11SC
2012年1月20日発売予定
ドコモから発売されている「GALAXY S II LTE SC-03D」と似た外観になっているが,GALAXY S II WiMAX ISW12SCは,LTEの代わりにWiMAXを採用し,ディスプレイサイズと解像度を高めたモデルというわけだ。
約808万画素のCMOSカメラを背面に搭載する |
左側面にはボリューム調節キーを装備 |
microUSBコネクタは本体下部にある |
上部にあるのは3.5mmイヤフォンジャックだ |
MOTOROLA RAZR IS12M
2012年3月上旬以降発売予定
本体サイズは69(W)×131(D)×7.1〜10.7(H)mm(※いずれも暫定値)と薄いのが特徴。背面には,同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を誇るという繊維素材「KEVLAR」を採用し,最薄部7.1mmという薄さと,約127g(※暫定値)という重量を実現しているとのことだ。
KEVLAR採用の背面部。カメラ搭載している上部が盛り上がった形状になっている |
本体上部にあるのは,イヤフォンジャック,microUSBコネクタ,microHDMIコネクタだ |
INFOBAR C01
2012年3月上旬以降発売予定
テンキーを備えた筐体は,約52(W)×130(D)×12.3〜12.5(H)mmと縦長で,いわゆる“ガラケー”のストレート型ふうだ。2003年に「au design project」の第1弾として登場した初代「INFOBAR」を彷彿させるデザインである。
ディスプレイサイズは3.2インチ。FWVGA(※詳細は公開されていないが,おそらく480×854ドット)解像度のTFTパネルを採用しているとのことだ。
背面には約804万画素のCMOSカメラを備える |
展示機はAndroid 2.3.5を採用していた |
Xperia acro HD IS12S
2012年2月上旬以降発売予定
今回発表されたモデルのなかで唯一防水機能を備えるほか,ワンセグや「おサイフケータイ」,赤外線通信などに対応するのも特徴といえるだろう。
なおSoCには,動作クロック1.5GHzでデュアルコアのCPUを内蔵したQualcomm製「Snapdragon MSM8660」が採用されている。
背面部。1210万画素CMOSカメラを備える |
インタフェースは本体上部に集中している |
Optimus X IS11LG
2012年1月20日発売予定
動作クロック1.2GHzのデュアルコアCPUを内蔵したNVIDIA製「Tegra 2」(AP25H)をSoCとして採用したモデル。4.3インチ480×800ドット解像度のIPS液晶パネルを搭載した筐体は,64(W)×118(D)×9.9(H)mmというサイズになっている。重量は130gだ。
背面部の様子。カメラは約800万画素のCMOSだ |
展示機のOSバージョンは2.3.7だった |
各端末の詳細なスペックは下に表でまとめたとおり。気になる部分を比較してみてほしい。
月額390円で500本以上のアプリが使える
新サービス「auスマートパス」が登場
auスマートパスは,500本以上のアプリやコンビニエンスストアなどで使える割引クーポン,容量10GBのオンラインストレージ,そしてウイルス対策機能などが月額390円で利用できるというもの。2012年3月1日に開始される予定という。
用意されるアプリの一例として,「モンスターハンター Dynamic Hunting」や「モバイル・パワフルプロ野球2012 for auスマートパス」,「RIDGE RACER ACCELERATED」といったゲームタイトルが紹介されていた。タイトルの詳細は明かされていないが,期待して待っていてもよさそうである。
auスマートパスは,スマートフォンだけでなく,タブレット端末やPCなどでも利用できるようになる予定とのことだ。
auスマートバリューは,スマートフォンの契約とKDDIが指定したFTTHやCATVなどもインターネット固定通信回線契約を合わせて行うと,毎月1480円(税込)が最大2年間割り引かれるというサービスだ。この割引額は回線ごとに適用されるので,たとえば2回線を所持している場合は,月々2960円(税込)が割り引かれることになる。
auスマートバリューは回線ごとに適用できるので,家族などで利用すると割引額も大きくなる |
KDDI指定のインターネット固定通信回線を示したスライド。多くの通信事業者で利用可能という |
au公式Webサイト
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