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「DQM テリーのワンダーランド3D」の日本一を決める「Great Masters' GP」,白熱した戦いが展開された東京地区予選大会レポート
Great Masters' GPは,同タイトルの対戦モードを使って,日本全国のプレイヤーの中から「No.1 モンスターマスター」を決定する大会だ。東京/名古屋/大阪の各地区で開催される予選,および「スクウェア・エニックス メンバーズ」でオンラインの「メンバーズ予選」を勝ち抜いた選手は,2012年9月開催予定のチャンピオン大会へ進出する権利が与えられる。
今回の東京地区予選は,午前/午後の2部開催となったが,本稿では午前の部の模様をお伝えしよう。
「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D」公式サイト
会場では,まず出場選手が8ブロックに分かれ,以下のルールで予選トーナメントを戦った。
●予選カスタムルール
- 5ラウンド,作戦はフリー
- 入れ替えは1回まで,同系統は使用OK
- 入力は15秒以内
- Guestマークがついたモンスターは使用不可
「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズのプロデューサーを務めるスクウェア・エニックスの犬塚太一氏によると,同タイトルではまだ“鉄板”と呼べるモンスターの組み合わせは見つかっていないとのことで,実際,出場選手達の使うモンスターは見事にバラバラだった。
強いて挙げるなら,スライダークロボとメカバーンの組み合わせや,メタルキング,ダイヤモンドスライムあたりのモンスターが人気だが,中にはあまり対戦向きではないとされるバトルレックスやユニコーンなどを強化して使っている選手も見受けられたのが印象に残った。
激戦を勝ち抜き,決勝トーナメントに進出したのは,各ブロックで1位となった以下の8名の選手だ。
- Aブロック:Sai選手
- Bブロック:マッサー選手
- Cブロック:やまと選手
- Dブロック:あゆみ選手
- Eブロック:マスター選手
- Fブロック:ゆう選手
- Gブロック:たくと選手
- Hブロック:ライト選手
なお準決勝までは予選と同様のルールで争われた。その結果,見事決勝戦に進出したのは,Sai選手とライト選手の2名。両選手は,以下のルールで,チャンピオン大会の出場権を懸けて腕を競った。
●決勝戦カスタムルール
- 10ラウンド,作戦はフリー
- 入れ替えは1回まで,同系統は使用OK
- 入力は30秒以内
- Guestマークがついたモンスターは使用不可
決勝戦に進出するだけあって,両選手の実力はほぼ互角。モンスターの持つスキルも似通っており,何度も“相殺”が飛び出す試合運びとなった。途中,Sai選手が,ヌボーンのメガザルダンスを使い,一度倒された自分のモンスター4体を一気に蘇生するという戦術で見せ場を作る。
しかし試合後半では,強化したどんぐりベビーを巧みに駆使するなど,Sai選手を一歩上回ったライト選手が見事優勝。また試合の実況を行った犬塚氏も,「非常に白熱した,いい展開」と絶賛していた。
ライト選手は,予選トーナメントの段階から「優勝します」と宣言しており,午前の部終了後の囲み取材にて,無事に達成できてよかったと喜びをあらわにしていた。さらにライト選手は,「チャンピオン大会でも優勝を狙います」と意気込みを強く語っていた。
Great Masters' GPのチャンピオン大会は来月2012年9月に行われる。全国各地で開催される地区予選大会を勝ち上がってきた強者達によって日本一が争われる,チャンピオン大会に期待しよう。
会場には,テリーのワンダーランド3Dの大きなタペストリーが展示されており,記念撮影をする来場者で賑わっていた |
午前の部終了後は,会場にてスペシャルモンスターのスライムファミリーが配信された |
「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D」公式サイト
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