ムービー
「Syndicate」の最新プレイムービー公開。敵をマインドコントロールしてゲームを進めるユニークなゲームシステムが最大の特徴
Electronic Artsは,2011年9月上旬に制作を発表した一人称視点のアクションアドベンチャー,「Syndicate」(PC/PlayStation 3/Xbox 360)のゲームプレイを紹介するムービーを公開した。これは,シングルプレイキャンペーンを約11分にわたって収録したもので,EAドイツのプロデューサー,ジェフ・ゲーモン(Jeff Gamon)氏による英語のナレーションが添えられている。
「Syndicate」公式サイト
ムービーによると,ゲームの舞台となる2069年には,“シンジケート”と呼ばれる複数の大企業が世界を掌握しており,人々は脳にチップを埋め込まれ,健康状態から経済活動にいたるまで,すべてがシンジケートによって徹底的に管理されている。
自社製チップを埋め込んだ市民が多いほど高い利益が得られるため,一見平和に見える社会の裏側では,シンジケート同士が顧客獲得のための熾烈な争いを繰り広げているというダークな世界だ。そんな企業間闘争の最前線で活躍するのが,他人の脳内チップをハッキングして思考や行動をコントロールする能力を与えられたエージェント達で,主人公であるマイルズも“Eurocorp”というシンジケートに属するエージェントとして,ライバル企業を相手に戦いを挑んでいくことになるのだ。
今回は,シンジケートに雇われた直後だと思われるマイルズが,ベテランエージェントの指示を受けながら,Aspiriという中国系シンジケートの施設に潜入していくシーンが見られる。銃器によるアクションだけでなく,パズル要素なども多いようだが,なんといっても,敵をマインドコントロールして仲間を撃たせたり,知識の豊富な科学者のチップを奪い取って自分の能力をアップさせたりするところが非常にユニークだ。
見下ろし型の視点からFPSになり,ピーター・モリニュー(Peter Molyneux)氏が制作したオリジナル版の「Syndicate」や「Syndicate Wars」ほどのストラテジー性はなくなったようだが,「Deus Ex: Human Revolution」や「BioShock」などを思わせるアレンジは現代的であり,ストーリーや世界観もしっかり練り込まれているようだ。欧米では2012年2月と,割と早い時期の発売が予定されており,4人が参加できるCo-opなど,オリジナル作品にはなかったフィーチャーも楽しみだ。
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(C)2011 Electronic Arts Inc. All rights reserved.
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