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  • 発売日:2011/10/28
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印刷2011/10/28 16:17

プレイレポート

ありそうで実はあまりなかった,シングル/マルチ対応の“本格”麻雀ゲーム。iOS端末向け「雀龍門 Mobile」インプレッション

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 エヌ・シー・ジャパンは本日(10月28日),iOS端末向けオンライン麻雀ゲーム「雀龍門 Mobile」のサービスを開始した。4Gamer読者であればご存じだろうが,本作はエヌ・シー・ジャパンがPC用オンラインゲームとしてサービス中の「雀龍門」シリーズを,iPhoneやiPadといったiOS端末向けに最適化したタイトルである。

 ゲームの概要については,先日行われたプレス向け発表会のレポート記事を見てもらうとして,本稿では肝心の「麻雀ゲームとして実際どうなの?」という部分を中心に,プレイフィールをざっくり紹介していこう。

「雀龍門 Mobile」公式サイト



タッチ操作と麻雀の組み合わせが絶妙!


 雀龍門 Mobileには,iPad版と,iPhone/iPod Touch版の2種類のクライアントが用意されている。今回プレイしたのはiPad版なのだが,結論から先に言うと,快適なタッチ操作と,グラフィックスの美しさが生み出す臨場感に大満足だった。iPad上に表示される牌の大きさが,実際の麻雀牌にかなり近いところも関係しているのだろうが,あたかも実際に卓を囲んで対局しているかのような雰囲気が味わえる。

タッチで牌を選択し,もう1度タッチで牌を切る。画面の大きなiPadであれば,隣の牌を間違えて捨てるような誤爆はまず起きない
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 もしiPadを所持しているなら,ぜひとも本稿に掲載したスクリーンショットを,オリジナルサイズで表示させてみてほしい。その環境でのプレイが,とてもしっくり来ることに気が付くだろう。麻雀好きにはぜひとも体験してもらいたいものだ。

リーチやロン,ポンやチーなどの“鳴き”などは,1本または2本指でのドラッグで操作。随時ポップアップが出るので,タッチ操作でもOKだ
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肝心の麻雀部分のクオリティも◎


 雀龍門 Mobileは,これまでPC版で実績を積み重ねてきた雀龍門シリーズのノウハウを受け継いでいる。そのため,麻雀ゲームとしてのクオリティに過不足はなく,安心して遊べる印象だ。

 ちなみにPC版の雀龍門は,リアルさに徹底的にこだわっており,たとえば対局者の“手の動き”が妙に生々しく画面に表示されたり,物理エンジンの効果で捨牌が微妙に不揃いだったりする。雀龍門 Mobileはそれらを完全移植しているわけではないのだが,ほどよくアレンジされた演出が,対局を盛り上げてくれる。

PC版で実績のあるシリーズで,(昔のアーケードゲームのような)イカサマ連発のアルゴリズムではない。ごく普通に麻雀が楽しめる
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 たとえば,高い役を上がったときは,音声と共にちょっとしたカットシーンが挿入される。また,自分がリーチを行ったあとは,普段より若干ゆっくり目に牌を山から持ってきて,その都度ドキドキさせてくれる。PC版よりは落ち着いているものの,決して淡白というわけではなく,個人的にはこれくらいが“上品な演出”かな,と思えた。

麻雀ゲームとしてのグラフィックスはリアル寄りで,過剰な演出はなし。サウンドも自然な感じだ
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iPhone/iPad向け麻雀ゲームの決定版となり得る秀作


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 雀龍門 Mobileには,シングルプレイ/マルチプレイの両方のゲームモードが用意されている。シングルモードに関しては,プレイ回数などの制限は一切なく,これだけでも十分すぎるほど遊べてしまうことに驚かされるだろう。
 1回のプレイ時間は,東場のみで大体15分前後。マルチプレイと比べると,仮に対局の途中で強制終了してしまってもペナルティがなく,通信環境がなくても本格的な麻雀が楽しめるので,まさにいつでもどこでもプレイできる点が嬉しい。

初心者向けに用意された“雀龍門講座”。対話形式で,チャイナドレスっ娘が麻雀のルールを教えてくれる
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老若男女誰でも楽しめる,定番麻雀ゲームといった印象。年配の人に,iPadとセットでプレゼントするのもアリかもしれない
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 また,個人的に何より気に入ったのは,麻雀ゲームとして非常に良く出来ているにもかかわらず,iPad版は85円,iPhone版は無料でダウンロードできることである。マルチプレイは一部有料なのだが,毎日GPが無料提供されるし,対局で好成績を収めればGPが獲得できる仕組みも用意されている(※)。全体的に見てかなりリーズナブルだ。

※新規ID作成時に「2000GP」が付与され,毎日「600GP」を自動で獲得できる(1000GP=85円相当)。オンライン対戦のプレイ料金は,東風戦が1回あたり「200GP」,半荘戦が「300GP」。つまり毎日もらえるGP分だけでも,3局はオンライン対戦が楽しめるというわけだ。しかも,対局結果が1位の場合は200GPを獲得し(=差し引きゼロ),2位は100GPを得られる。

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 これで採算が取れるのか,人ごとながら心配になってしまうが,エヌ・シー・ジャパンによると,まずは多くの人に触れてもらうことを最優先に考えているとのこと。オンライン対局がどんなに優れていても,遊ばれなければ意味がない,というわけである。ちなみに本作は,日本のほか,英語圏と韓国でもリリースされ,同一サーバー上で対戦することが可能。対戦相手に困るようなケースはあまりなさそうだ。

 ともあれ雀龍門 Mobileは,iOS端末向け麻雀ゲームの決定版となり得るタイトルである。オンライン周りのプレイフィールについては,正式にリリースされた今から,じっくりと確認していく必要がありそうだが,シングルプレイでもたっぷりと遊べるタイトルなので,AppStoreのランキングでも上位に食い込みそうだ。麻雀ファンはぜひ実際にプレイして,雀龍門 Mobileの実力を確認してみよう。

ちなみにiPhone版でのプレイはこんなイメージ。iPad版と比べてしまうとさすがに窮屈だが,こちらは無料でダウンロードできるので,まずは気軽に試してみよう
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iPhone/iPod touch版「雀龍門 Mobile」紹介ページ
(iTunesが起動します)


iPad版版「雀龍門 Mobile」紹介ページ
(iTunesが起動します)

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