イベント
新たなジュリエットのイメージガールも登場。トークやプレゼント大会で盛り上がった“「LOLLIPOP CHAINSAW」夏の感謝祭”をレポート
ここではゲストとして,同作の開発を務めたグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏,主人公ジュリエットの日本版イメージガールを務めた川本まゆさん,アメリカ版イメージガールを務めたジェシカ・ニグリさんらが登場し,トークライブや豪華商品が当たるプレゼント大会で会場を大いに盛り上げた。
また,この場で角川ゲームスから10月11日に発売予定のPSP用RPG「円卓の生徒 The Eternal Legend」の最新情報も紹介された。
第3のジュリエットも登場したLOLLIPOP CHAINSAWのトーク
イベントは,角川ゲームス代表取締役社長の安田善巳氏と須田氏によるオープニングトークからスタート。安田氏はまず,LOLLIPOP CHAINSAWの全世界累計出荷数が約70万本に到達したことを報告。須田氏は「あと30万本ですね」とミリオンへ向けての意気込みを見せつつ,「グラスホッパーとしても新記録です!」と喜びを語った。
角川ゲームス代表取締役社長 安田善巳氏 |
グラスホッパー・マニファクチュア代表取締役社長の須田剛一氏 |
続いて,角川ゲームス&グラスホッパー・マニファクチュアのタッグが贈る新作タイトル「KILLER is DEAD(キラー イズ デッド)」(PlayStation 3 / Xbox 360)の最新ムービーが披露された。ムービーは,ダークな雰囲気の中にもスタイリッシュさを感じさせるバトルシーンを始め,魅力的なキャラクターが次々に活躍する見応えのあるもの。本作の期待値が上がるには十分な内容だった。
続いては,LOLLIPOP CHAINSAWでジュリエットのイメージガールを務めた川本まゆさんとジェシカ・ニグリさんが登場し,これまでに行われたプロモーション展開を振り返った。まず川本さんは秋葉原で行われたイベントについて,「たくさんの人に来ていただけて嬉しかったです。ジェシカともここで初めて会ったんですけど,すぐに仲良くなれました」と笑顔でコメントした。
LOLLIPOP CHAINSAWのアメリカでの反響を尋ねられたジェシカさんは,「大人気です! LOLLIPOP CHAINSAWは角川ゲームスとグラスホッパーの努力がとても見えますし,いつまでもファンから愛され続ける作品になると思います」と,海外でも非常に好調であることアピールした。
またトークでは,今だから聞ける話として,とあるイベントでジェシカさんが退場になった事件(!?)についての真相が語られた。それによると,ジェシカさんのセクシー過ぎるコスチュームを見て,500人以上のファンが殺到。ブースの周りが身動き取れないくらいの渋滞になってしまったため,それを見かねた警備員に通報されてしまったというのだ。この件で,かなり落ち込んでいたというジェシカさんだが,須田氏と安田氏の両名は「全然気にすることないです!」「もっとやってほしかった!(笑)」と,“らしい”コメントでジェシカさんを励ましていた。
ジェシカ・ニグリさん |
川本まゆさん |
ここで須田氏から,「第3のジュリエット」という紹介を受けて登場したのは,世界的な人気を誇るカリスマ・コスプレイヤーEkiholicさんだ。期待通りジュリエットのコスプレで壇上に姿を現したEkiholicさんは,ゲームをプレイした感想を問われて「ジュリエットがチェーンソーを振り回す過激なシーンに衝撃を受けた」と話す。しかし途中からLOLLIPOP CHAINSAWの独特な世界観にハマっていったとのことで「ゾンビも全然怖くないし,ジュリエットもすごく可愛い!」と大絶賛。そしてこれからはイメージガールとして,「LOLLIPOP CHAINSAW」を応援していくと話していた。
「LOLLIPOP CHAINSAW」と日本ツインテール協会とのコラボも発表。協会の公式サイトに川本さんとジェシカさんが登場するなど,さまざまな取り組みが行われていく模様 |
「LOLLIPOP CHAINSAW」のコミックスが今冬発売 |
円卓の生徒 The Eternal Legendは豪華ゲストがPR
ここで一端LOLLIPOP CHAINSAWからは離れ,2012年10月4日発売予定のPSP用ダンジョンRPG「円卓の生徒 The Eternal Legend」のプロモーションが行われた。ゲストとして登場したのは,本作の開発を務めるエクスペリエンス代表取締役社長の千頭 元氏,「DRPG PROGRESS」のサポーターでもある作家のベニー松山氏,そしてDRPG PROGRESSのナビゲーター務める声優の沼倉愛美さんの3名だ。ちなみに,DRPG PROGRESSとは,エクスペリエンスと角川ゲームスによるダンジョンRPGの新プロジェクトのこと。
30年以上ダンジョンRPGをプレイし続け,「ウィザードリィ」の小説などを手がけているベニー松山さんは,ダンジョンRPGを“文学のようなもの”だと話す。加えて「携帯ゲーム機の1万分の1のメモリしかないような(当時の)パソコンで,如何にして楽しいゲームを作ろうかという発想から始まった」と,その生い立ちを振り返った。
また,実際に「円卓の生徒」をプレイしているベニー松山さんは「エクスペリエンスの作品はダンジョンRPGの文豪たり得るのではないか」と大絶賛。そして,「あの敵が大変だった」「あそこがつらかった」といったプレイ体験を何十万人ものユーザーに届けたいと,DRPG PROGRESSのサポーターとしての意欲を語った。
千頭氏は「小説を読んだり,活字を追う楽しさをゲームで表現し続けているのがダンジョンRPG」であると熱く語る。沼倉さんは,ダンジョンRPGに関しては初心者だというが,「詳しい方がそばにいるので,勉強させていただければと思います」と意気込んだ。
ここで最新情報として,「円卓の生徒 The Eternal Legend」の発売日が10月11日から10月4日に前倒しされることが発表された。DRPG PROGRESSでは良質なダンジョンRPGを次々とリリースしていくため,できるだけ早めにプレイして次の作品も楽しんでほしいというのが,発売日変更の主な理由だ。
続いて,PS Vitaで展開されるユーザー参加型プロジェクト「Project Discovery」のコーナーへ。ここではゲストして,Project Discoveryのプレゼンターを務める声優の藤田 咲さんが登場。藤田さんは「4つの才能(シナリオ/キャラクターデザイン/ボイス/楽曲)がコラボレーションして,どんな化学反応が起こるか楽しみです」と,本プロジェクトに期待を寄せる。
また会場では,8月27日にそれぞれの部門の作品募集がスタートされることも発表された。〆切りは2012年12月7日とのこと。募集はスマートフォンやWEB,郵送から受け付けているので,我こそはという人はぜひ応募してみよう。
「Project Discovery」公式サイト
そして,最後に「DRPG PROGRESS」の今後の展開について,イベント終了後に,千頭氏,ベニー松山氏,そしてエクスペリエンスのディレクター安宅元也氏に,わずかではあるが話をうかがう機会を得たので,その内容を以下にまとめよう。
また千頭氏は,「DRPG PROGRESS」の第2弾作品としてPS Vitaで発売が予定されている新作について,「円卓の生徒」の昇華版のような感じになるだろうコメント。これまでのDRPGよりも間口を広げつつ,新しいハック&スラッシュを提示するようなゲーム性にしたいと述べた。
さらに千頭氏によると,「円卓の生徒 The Eternal Legend」のパッケージには,このPS Vita向け新作DRPGと同じイラストレーターを起用しているとのことなので,このあたりに新作に関するヒントが隠されているかも……? なお,気になる第2弾作品の発売時期に関しては「『円卓の生徒 The Eternal Legend』をクリアするかしないかぐらいの時期には出ると思う」と話していたので,発売日は意外と近いかもしれない。
また安宅氏は,「円卓の生徒 The Eternal Legend」ではDRPG初心者が多く入ってくることを想定しているため,同作では,これまでのPC版やXbox 360版よりも若干やさしめの難易度になっているとコメント。しかしながら,「神村正」といったレアアイテムに関しては,これまで同様,かなり低いドロップ率になっているとのことなので,「そこはぜひ,頑張って手に入れてほしいですね」と笑いながら話していた。
そして最後は,それぞれ以下のメッセージで締めくくった。
ベニー松山氏:
明日地球が終わるとして,一緒に過ごす人もいなくて,もしDRPGをやったことがないんだったら,ぜひDRPGをやってほしいですね。
千頭氏:
「DRPG PROGRESS」では,DRPGの面白さを分かりやすく伝えていけるようベニーさんと頑張っていきます。ユーザーさんには,DRPG PROGRESSの取り組み自体を楽しんでもらえたら嬉しいですね。
安宅氏:
皆さんに喜んでもらえるようなタイトルをこれからも作っていきますので,よろしくお願いします。
「LOLLIPOP CHAINSAW」公式サイト
「円卓の生徒 The Eternal Legend」公式サイト
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