イベント
[TGS 2013]「BLAZBLUE」と「スパIV」のエキシビションマッチ。そしてカプコンタイトルの公式世界大会の日本予選が行われた,Mad Catzブースをレポート
ブースには,Mad Catzの周辺機器を体験できるコーナーが。アーケードスティックはもちろん,PC用のマウスやキーボードなども置かれていた |
ウメハラ選手の自伝漫画「ウメハラ-To live is to game-」の作画を務めた,西出ケンゴロー氏のパネル&直筆サインも展示 |
「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション(パッケージ版)」公式サイト
「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」公式サイト
「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」
エキシビションマッチ
21日の午前中に行われたBBCPのエキシビションマッチは,2013年5月19日の「ARC REVOLUTION CUP」BBCP部門で見事優勝を果たしたライチ使いのガリレオ選手と,同じくBBCPでベスト4の成績を収め,またスパIVシリーズのベガ使いとしても名をはせるアズラエル使いのどぐら選手という組み合わせ(関連記事)。マッチは勝敗に関わらず,必ず9試合行われるという形式だった。
試合は,ガリレオ選手が萬天棒による空間制圧能力を活かして,終始ペースを握り続けるという流れに。どぐら選手の操るアズラエルはダッシュがステップ動作なので小回りが効かず,いったん画面の端に追い詰められると,かなり苦しい展開になってしまう。
一気に4連勝を果たしたガリレオ選手だったが,針の穴を通すようなけん制から,特大ダメージのコンボを決めるなどしてどぐら選手も対抗。なんとか2試合を取り返したものの,ガリレオ選手の勢いは止まらず,7対2でガリレオ選手の勝利となった。
なお,このイベントの模様はTwitch.tvのアーカイブで確認できるので,気になる人はチェックしてほしい。
「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション」
エキシビションマッチ
21日午後からは,スパIV AEのエキシビションマッチが行われた。全6カードからなるこちらのエキシビションは,3試合先取という形式。前日(9月20日)開催された「Mad Catz Unveiled JAPAN」(関連記事)とは異なるカードが組まれており,こちらも白熱の対戦が繰り広げられた。下に組み合わせと写真を掲載したが,例によってこのイベントもTwitch.tvにアーカイブが残っている(1:15:00あたりからスタート)。気になる人はこちらもチェックしておこう。
「CAPCOM Cup 2013」日本予選
そんな熱気あふれるワンデートーナメントでは,ウメハラ選手を撃破したキャベツ選手をチョコブランカ選手が見事倒したり,ジュソ選手がInfiltration選手,Xian選手という「Evolution 2013」(以下,EVO)の覇者達を次々に倒したり,「TOPANGAチャリティーカップ」に引き続いてまちゃぼ〜選手がときど選手を破ったりなど,さまざまなドラマが生まれた。もちろん,このイベントもTwitch.tvにアーカイブとして保存されているので,スパIVファンはチェックだ。
準決勝第1試合はEVO覇者達を撃破して勢いに乗っているさくら使いのジュソ選手と,大胆な選択肢をあえて選び,かつ成功させることに定評のあるまこと使い,ハイタニ選手という組み合わせ。1試合めは接戦となるが,ジュソ選手がここぞの春爛漫を叩き込んで競り勝つと,2試合めもペースを握って一気に2連勝を果たし,そのままの勢いで4対2とリーチをかける。
立ち回りでは終始押されていたハイタニ選手だったが,数少ないチャンスを逃さずにつかむという持ち前の勝負勘を見せ,4対4まで持ち返し,最後は暴れ土佐波砕きで逃げると見せかけ,なんとヒットを狙うという奇襲を成功させたハイタニ選手が決勝戦へ駒を進めた。
準決勝第2試合はふ〜ど選手とマゴ選手によるフェイロン同キャラ対決。先日行われた「Mad Catz Unveiled JAPAN」と奇しくも同じ組み合わせであり,マゴ選手にとって雪辱戦ともなるこの試合は,お互いに一歩も引かない壮絶な戦いになった。試合が動き始めたのは,シーソーを繰り返しての中盤戦。マゴ選手の要所での差し返しが機能し始めると,一気に3連勝を果たし,4対2とリーチをかける。そして迎えた7試合めは,ふ〜ど選手のEX烈火拳の2発めをセービングアタックで防ぎつつ,ダッシュ〜3発目ガードから烈火神撃による完璧な反撃を見せたマゴ選手が,悲願のリベンジを果たした。
そして,決勝戦はハイタニ選手のまこととマゴ選手のフェイロンという組み合わせとなった。序盤戦は烈火拳1発止めのリスクの小ささを活かしたマゴ選手が押していく展開で,まず2勝を奪うも,ハイタニ選手特有の太すぎる吊るし喉輪・唐草が要所で決まり,そのあまりのプレッシャーに,マゴ選手のしゃがみ中P→烈火真拳コンボがまさかの失敗! ハイタニ選手が3勝を返すという展開に。
とはいえ,ここからマゴ選手も持ち直し,ギリギリの競り合いを繰り返して4対4の最終戦へ。最後はマゴ選手の閃空カカト落とし・剣対策である対空セービングアタックを見こしたスカし投げでペースを奪ったハイタニ選手が,見事優勝をつかみ取った。
「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション(パッケージ版)」公式サイト
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- ライター:ハメコ。
- カメラマン:大須 晶
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