「MTG」，人気SFドラマ「ドクター・フー」とのコラボ製品情報を発表。歴代ドクターや，有名エピソードを再現した多数のカードが公開に

　Wizards of the Coastは本日（2023年10月4日），トレーディングカードゲーム「マジック：ザ・ギャザリング」の最新コラボレーション・セット「ドクター・フー」のデビュー配信を，Twitchで実施した。発表されたカードの日本語版は，日本公式X（旧Twitter）で公開されている。

【プレビュー】10月13日発売のユニバースビヨンド『ドクター・フー』（統率者デッキ＆コレクター・ブースター）デビュー番組がスタート！

こちらのスレッドでは、公開情報の一部を日本語カード画像と共にフォローアップいたします！

??英語公式Twitchhttps://t.co/rmR1QkbM0t#mtgjp #MTGxWHO pic.twitter.com/bVkIMhCRw1

— マジック：ザ・ギャザリング (@mtgjp) October 3, 2023

　10月13日に発売される本セットは，1963年から放映されている“世界最長のSFテレビドラマシリーズ”として知られる「ドクター・フー」のキャラクターが多数登場するコラボ製品だ。豪華な開封を楽しめる「コレクター・ブースター」と，歴代のドクターたちを収録した「統率者デッキ」が登場する。

　統率者デッキは，初代から8代目までのドクターが登場する「過去からの来襲」，9代目から11代目までのドクターをフィーチャーした「タイミーワイミー」，12代目と13代目のドクターを収録した「パラドックスパワー」，歴代のヴィランが登場する「悪の支配者」の4種類が用意される。


　発表の中では，シリーズ最初のエピソードを表現した英雄譚《地球外から来た子供》などが紹介された。印象的なエピソードが多数存在するテレビドラマがモチーフのデッキということで，今回は複数の英雄譚が収録されるようだ。

　また，今回は「ポータル三国志」で登場したキーワード能力「馬術」が再登場するという。馬術は飛行と同様の効果を持つキーワード能力だが，飛行とは干渉し合わない特徴を持っている。空を飛ぶ力のない人間に与える回避能力として，馬術はぴったりだったのかもしれない。


　コレクター・ブースターには，ドラマの中で登場するタイムマシンをイメージした「ターディス・フレーム」や，拡張アート版の歴代ドクターやコンパニオンたちが収録される。

そして、本日公開したコンパニオンたちのターディス・フレーム版と拡張アート版。 #mtgjp #MTGxWHO pic.twitter.com/PkTx3Cm29c

— マジック：ザ・ギャザリング (@mtgjp) October 3, 2023

　今回の発表に合わせて，公式サイトではMark Rosewater氏によるコラム「『ユニバースビヨンド』を作るにあたっての課題」が公開されている。今後はGavin Verhey氏によるデザインに関する記事が投稿される予定とのことなので，そちらも楽しみにしておこう。

「マジック：ザ・ギャザリング」公式サイト
「ユニバースビヨンド」を作るにあたっての課題

「マジック：ザ・ギャザリング」公式サイト