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死んで死んで死にまくる鬼畜ステージで忍者修行! 「リトルでビッグなプラネットに乗り込め!」第2回はやたら難しいユーザーステージを紹介でござる
「リトルビッグプラネット PlayStation Vita」(以下,LBP Vita)の魅力を紹介する連載企画「リトルでビッグなプラネットに乗り込め!」。第2回は,マルチプレイで遊んでみようと思っていたのだが,予定を変更してLBP Vitaユーザーが作成したオリジナルステージの紹介をしてみたい。
というのも,マルチプレイを試すべく「コミュニティー」(要するにオンライン)の項目を開いてみたところ,2012年10月13日時点で1万3000ステージ以上と,とんでもない数がすでに投稿されているのを見つけてしまったのだ。LBP Vita向けに新たにステージが作られるとなると,数が揃うには時間がかかるのではないかと思っていたのだが,世界中の職人達にとってプラットフォームの違いなどまったく関係がない様子。いやはや,ものすごいクリエイト魂である。
ともあれ,第1回でも述べたとおり,次々に増えるユーザーステージによって,新たなステージが遊び放題というのは,LBP Vitaの醍醐味。これだけのステージが投稿されているとなれば,中にはすでに“神ステージ”もあるはずだ。この紹介を後回しにするのはもったいない話なので,本連載から,何回かに分けて面白いユーザーステージをピックアップしていこう。
このステージをピックアップした最大のポイントは,とにかく死にまくるのに面白いということ。
第1回で「LBPのアクションはガチ」とお伝えしたが,ユーザーステージの場合,そのあんばいも作者次第になるので,難しいステージはとことん難しくなる。今回のNINJA ISLANDも,容赦なくプレイヤーを殺しにかかってくるので,「本当に訓練なのこれ!?」と思えてしまうような内容だ。
ただ,それと同時に,チェックポイントが小まめに設置されているおかげで,数え切れないほど死にながらも,あきらめなければなんとかクリアできる絶妙なステージ構成にもなっている。そのおかげで,「進めそうだけど進めない!」とついつい再チャレンジしてしまうため,トライ&エラーを繰り返してなんとかギミックを解いた時の達成感を味わえるのだ。腕に自信のある人はぜひ挑戦してほしい。
ちなみに,筆者は撮影にあたって,このステージをクリアするまでプレイしているわけだが,正直,ちゃんとクリアして掲載できるのかと,撮影中は内心不安でしょうがなかった。いや,ムービーを見ると「どうしてこのぐらい進めないのか」と思うかもしれないが,ガチで死ねるんだ,ほんとに。
これがもし,中間地点にチェックポイントが1つとかいうステージ構成だったなら,筆者はPS Vita(およびこの連載)を放り投げていたかもしれないが,つい熱中して最後まで遊んでしまったあたり,よく作り込まれたステージである。
今回は純粋にアクションの面白いステージとしてNINJA ISLANDをピックアップしたが,もちろんほかにもユーザーステージは数多くある。なにせ,本稿掲載時点で投稿されているステージは1万3000以上。アクション要素が強めなものだけでなく,どこかで見たことのある有名タイトルをモチーフにしたもの,ギミックの作り込みに全力を注いだ一発ネタ,スコアアタックに挑戦できるミニゲームなどなど,さまざまなステージが毎日増え続けているのだ。
そんなわけで,次回以降もまた違ったユーザーステージをピックアップして,LBP Vitaの魅力をお伝えしていく予定だ。
「リトルビッグプラネット PlayStation Vita」公式サイト
「リトルビッグプラネット」が面白いってホント?――そんな人に本当ですと魅力を語る連載企画「リトルでビッグなプラネットに乗り込め!」をスタート
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