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人類とエイリアンとの戦いが勃発。「Arma 3」の最新DLC「Arma 3 Contact」は驚きのSFモノで,海外では7月25日にリリース
「Arma 3 Contact」公式サイト
DLCのメインコンテンツとなるのはシングルプレイキャンペーンの「First Contact」だ。プレイヤーはNATO軍のドローンオペレーター,エイデン・ラッドウェル(Aiden Rudwell)として東ヨーロッパで行われた軍事演習に参加する。そこに突然,エイリアンの巨大な船団が出現したことから,Rudwellは彼らの意図を探るために調査任務につく。その間も,人類と謎の来訪者達との緊張は高まる一方で,戦闘は避けられない状況に陥っていく……という物語が展開する。プレイヤーは,最新の電子戦や過酷な偵察任務などに挑みつつ,エイリアンとの戦いの渦中に投げ込まれるのだ。
「オペフラ」という愛称で日本でも人気の高い「Operation Flashpoint: Cold War Crisis」(2001年)以来,実質的な後継作品の「ArmA: Armed Assault」(2007年),「ARMA 2」(2009年),そして「Arma 3」(2013年)と続くシリーズでは,一貫して「リアルな戦場の再現」が主要なテーマになっていた。
オープンワールドを舞台に繰り広げられる戦闘では,武器の射程や威力などが忠実に再現されており,弾丸をまき散らすような戦いは不可能。キャラクターの移動速度も,普通の人間と同じ「もっさり」した感じで,傷を負うとそれがさらに遅くなる。どこからともなく飛んできた弾丸に撃ち抜かれてゲームオーバー,という経験をしたプレイヤーも少なくないはずで,そのリアリティとストイックさがシリーズの大きな魅力だった。それだけに,今回の発表に驚いたファンも少なくないはずだ。
「First Contact」では,Armaスタイルの戦いが楽しめるほか,撃ち合いを行わない状況にもフォーカスしているとのことで,CBRN(化学,生物,放射能,核)防護服を着て,エイリアンの残した奇妙な現象や磁気を調査したりなど,ミステリータッチのミッションもあるようだ。
「Arma 3 Contact」の舞台となる新マップは,ポーランド語圏の架空の国リヴォニア(Livonia)で,季節は夏。ゲーム内での広さが163平方kmという広大なもので,新たな勢力としてリヴォニア国防軍(Livonian Defense Force)と,ロシアの特殊部隊スペツナズが登場するとのこと。もちろん,彼らには専用の武器やアイテム,制服,装備などが用意されているという。
さらに,RPK-12軽機関銃やAKU-12カービン,中折れ式のショットガンなど,5種類の武器が追加されるほか,小型UVG(無人操作の戦闘ロボット)のED-1と農業トラクターという,2種類のビークルも用意されるという。これらは,公開されたトレイラーでも確認できるので,ぜひチェックしてほしい。
発売まではしばらくあるが,SteamとBohemia Storeではすでに予約の受付が始まっている。Steamのストアページによれば,インタフェースと字幕が日本語に対応しているとのこと。詳しい説明文も日本語で掲載されているので,参照してほしい。
Steam「Arma 3 Contact」ストアページ
Bohemia Store「Arma 3 Contact」予約ページ
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