【速報】Intel，IDF 2012で次世代CPU「Haswell」搭載の開発用ボードを披露。Ultrabook向けにTDP 10W以下のモデルが追加されることも明らかに

　北米時間2012年9月11〜13日開催となる，Intel主催の技術者向け会議「Intel Developer Forum 2012」が開幕した。その初日に行われた基調講演で，次世代Coreプロセッサ「Haswell」（ハスウェルもしくはハズウェル，開発コードネーム）搭載の開発用ボードを披露し，開発が順調に進んでいることをアピールした。
　基調講演では，このHaswellがどういう仕様なのか明らかにされなかったが，「第3世代CoreプロセッサのUltrabook向け製品比で2倍のGPU性能を持ち，同じ3D性能では消費電力を半減できる」とされていたので，Ultrabook向けと思われる。

Haswellのサンプルボード。基調講演では，このボードを使ったデモが行われた

クーラーの下に置かれているのがHaswellだ。ボード上にチップセットが見あたらないので，チップセットを統合したモデルではなかろうか

（※4：40頃追記）基調講演のあとで開催された報道関係者向けセッションで，Ultraboook向けHaswellのTDPが15Wになることと，10W以下のラインナップが新たに追加されることが明らかになった。さりげなくAtomのバッジが横長のものへ変更されている点にも注目しておきたい