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声優の三木眞一郎さんも登壇。ブラウザでプレイできる乙女ゲーム「Star Project」プレスカンファレンスレポート
Star Projectは,芸能事務所のマネージャーとなったプレイヤーが,ワケありのイケメンキャラクター達をトップスターに育てていくという育成シミュレーションだ。恋愛要素も含まれており,いわばオンライン版乙女ゲームとして楽しめる。カンファレンスでは,開発元の韓国Atoonz代表 イ・ジニ氏と,WeMade Online 八木 彩氏によってゲームの概要などが紹介されたほか,本タイトルに出演する声優もゲストとして登壇し,トークを繰り広げた。
韓国Atoonz代表 イ・ジニ氏 |
WeMade Online 八木 彩氏 |
「Star Project」公式サイト
メインキャラクターの一人「トリアン」役の三木眞一郎さん |
三木さんは,自身が演じたトリアンについて,「異世界で竜騎士団の団長を務めていた」と説明。なぜファンタジー世界の住人である彼が,ゲームの舞台となる現代の日本にやってきたのか? そこにはいろいろな理由があるのだが,そのあたりはぜひゲームをプレイして確かめてほしいと述べた。
“竜騎士が芸能界を目指す”という一風変わった設定については,「それまで肉体を使って活躍していた人が,スターを目指すというのは全然アリだと思います」とコメントしていた。
第2部では,Star Projectに登場するサブキャラを演じた声優の下和田ヒロキさん,堂坂晃三さん,江口卓也さんの3人をゲストに招いて,ゲームの概要や見どころが紹介された。
まずイ氏は,本タイトルの最大の魅力を「格好いい男性キャラがたくさん登場すること」と述べ,その次の魅力としては「リアリティ」を挙げた。イ氏曰く,本作では,プレイをしているとき東京に雨が降っていたら,ゲーム内の東京でも雨が降るようになっているそうだ。この仕様にはステージ上の声優陣も驚いていた。なお,本作は韓国で開発された作品だが,今回,日本でサービスを展開するにあたり,地名やグラフィックスはすべて日本のものに差し替えられ,イベントも日本人に馴染み深い内容に変更されるとのことだ。
トリアンをはじめとする3人のメインキャラクターは,アイドルユニットを結成することになるが,ゲーム内にはそのライバルとなるグループ「ジュエルス」が登場する。ジュエルスのまとめ役「立花 悠」を演じた下和田さんは,収録の際には八木氏とよく話し合い,一緒にキャラクターを作り上げていったそうだ。そして「彼がどんな形でストーリーに絡んでくるか,ぜひ期待してほしい」と述べた。
下和田ヒロキさん |
サブキャラ「立花 悠」 |
バラエティ番組の敏腕プロデューサー「加藤栄太」を演じた堂坂さんは,台本に“オネエ言葉”風のセリフがあったことに注目し,オネエタレントの芸風を取り入れた役作りをして収録に収録に臨んだそうだ。ところがなんとこれが勘違いで,実際の加藤栄太は,言葉遣いが独特な人物ではあるが,オネエ系の人ではなかったとのこと。堂坂さんのオネエ風演技に大爆笑したという八木氏は,加藤栄太をそのままオネエキャラに変えてしまうかどうか相当迷ったそうだが,結局,当初のイメージでいくことに決めたという。なお,加藤栄太のルックスは,韓国Atoonzの企画スタッフをモデルにしているそうだ。
堂坂晃三さん |
サブキャラ「加藤栄太」 |
江口さんは,自身が演じた「小林 陸」を,ミニゲームに登場する弟的なキャラクターであると紹介。ゲーム内では3人姉弟の末っ子で,いつも姉にいじられていると説明した。また八木氏曰く,「年下好きの女性に刺さる,いじりたくなるようなキャラ」であるとのこと。なお小林 陸は,あるメインキャラクターのストーリーにも絡んでくるそうだ。
江口卓也さん |
サブキャラ「小林 陸」 |
3000以上のボイス,100枚以上のイラストといったボリュームに加え,オンラインゲームの強みを活かして,それらがさらに追加されていくことも,本作の大きなセールスポイントとなっている。豊田氏はそんな本作を「終わりのない,進化する乙女ゲーム」であると表現した。実際韓国では,始めから存在する3名に加え,“第4のメインキャラクター”の準備も現在進められているのだそうだ。
なおStar Projectは,5月12日から16日までオープンβテストを実施する予定で,11日まで先行登録を受け付けている。興味のある人は,ぜひ公式サイトをチェックしてみよう。