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[TGS 2011]「Dragon's Dogma」のステージイベントをレポート。映画「ベルセルク」やファンタジー作家の水野 良氏とのタイアップが発表に
このステージでは,本作プロデューサーの小林裕幸氏とディレクターの伊津野英昭氏が登壇し,本作を紹介。まずは小林氏が「さっそくですが,オープニング映像を皆さんと見たいと思います」と言い,1本のムービーが上映された。これは実際にゲームのオープニングとして使われるムービーで,その内容はドラゴンが島に向かって飛んでいくというもの。その島こそが,ゲームの舞台となるらしい。
小林裕幸氏 |
伊津野英昭氏 |
続いて,実際にゲームをプレイしながらの紹介が行われた。まずはキャラメイクで,女性キャラクターの髪形や顔,体型などを細かく設定する様子を披露。「女性キャラクターは胸の大きさも変えられます」と言いつつ,巨乳のキャラクターを作成していた。
その後,カプコンのスタッフが作ったという,小林氏と伊津野氏に似せたキャラクターも公開された。そのキャラクターは,おおよそイケメンとは言い難い容姿をしており,小林氏は「これは似てないと思います!」と主張していたが,正直ちょっと似てるかもと思ってしまったのは内緒だ。
おそらくこのあと,主人公がドラゴンに心臓を奪われる展開になるのではなかろうか。
次に,上級職「ソーサラー」を使ったゲームプレイを見せてくれた。ソーサラーの動いている様子が公開されるのは,今回が初めてのこと。ソーサラーは,魔法を使う基本職「メイジ」から回復魔法を取り払い,攻撃に特化した魔法使いだという。実際,デモプレイでは巨人型のボスモンスター「サイクロプス」を相手に,氷や炎,雷など,さまざまな属性の攻撃魔法を放っていた。
2つめに発表されたのは,映画「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」とのタイアップ。まだ作っている途中なので具体的なことは言えないが,Dragon's Dogmaにベルセルクの武器や防具が登場するとのことである。まさかドラゴン殺しや狂戦士の鎧が?
そして,3つめに発表されたのは,「ロードス島戦記」などの代表作で知られるファンタジー作家 水野 良氏とのタイアップ情報だ。水野氏には,Dragon's Dogma本編が始まる前のストーリーを執筆してもらう予定なので,楽しみにしていてほしいと述べていた。
最後に,伊津野氏はステージの来場者へ「Dragon's Dogmaは日本だけでなく,全世界と勝負していける作品になったと思っています。今後もよろしくお願いします」とコメント。続いて小林氏は,「皆さんを本当にお待たせさせてしましたが,ようやく日本で出展できました。制作は順調に進んでおり,もう少しで発売日が発表できると思います。これからもどんどん新しい情報を出していくので,よろしくお願いします」と述べ,ステージを締めくくった。
本作の発売日はこれまで2012年内とされており,いつになったら遊べるのか気になっていたが,プロデューサーから「もう少しで発表できる」という言葉が飛び出したのは嬉しいところだ。制作も順調ということであれば,続報を期待して待ちたい。
なお,本作は東京ゲームショウ2011のカプコンブースにプレイアブル出展されている(関連記事)。発売日が待ちきれないという人は,この機会にキメラやグリフィンと戦っておこう。
「Dragon's Dogma」公式サイト
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