「Titan Quest」のリードゲームデザイナーが手掛けるアクションRPG「Grim Dawn」のアーリーアクセス版が配信開始

　Crate Entertainmentは，新作アクションRPG「Grim Dawn」のアーリーアクセス版の配信を，Steamで開始した。11月13日まで，1割引の26.99ドルで全編を事前購入でき，現時点では第1章を4つのキャラクタークラスで楽しめるようになっているとのことだ。

　「Grim Dawn」は，魔界のAetherialとCh’thonianという2つの勢力が戦争を繰り広げたことから，大きな被害を受けた地上世界が舞台で，特殊能力に覚醒した一部の人間が，魔界勢力に対して徹底抗戦を繰り広げるというストーリーになっている。
　プレイヤーはキャラクターのクラスをSoldier，Demolitionist，Occultist，そしてNightbladeという4つから選び，Lv200まで成長させていくことが可能になっている。正式発売後には，調整が間に合わなかったArcanistクラスもDLCとして利用できるとのことだ。


　パブリッシャのCrate Entertainmentは，「ポストDiablo II」として人気の高かった2006年リリースの「Titan Quest」を開発したIron Lore Entertainmentのリードゲームデザイナーらによって設立された企業だ。「Grim Dawn」のゲームエンジンも，「Titan Quest」で利用されたPath Engineを大幅に改良したものが利用されているとのことで，精神的な後継作品と言っていいかもしれない。

　第1章では，キャラクターのレベル上限は25ほどになっているとのことで，今後リリースされていくコンテンツは相当な量になりそうだ。また，今後のロードマップとしては，2014年中期にマルチプレイモードが，2014年後半にはさらなるキャンペーンが用意されることが明らかになっている。
　最終版まで待つのも悪くないが，ゲームが少しずつ調整されていくのをβテスト気分でじっくり楽しみたいという人であれば，今から購入してプレイしてみるのもいいだろう。

「Grim Dawn」公式サイト