アルケミストは,PSP用ソフト「
さかあがりハリケーン Portable」を
本日(2011年7月28日)発売した。また,本作のキャラ紹介ムービー
“グリグラ情報局”第6回が公開され,新ヒロイン
「綺羅 凛」について紹介されている。同ヒロイン役の声優,加藤英美里さんに対して行われたという直撃インタビューの内容もあるので,ぜひ合わせてご確認を。
さかあがりハリケーン本日発売!!
怒涛の8週連続ムービー&声優インタビューの最後を飾るのは
……綺羅凛役・加藤英美里さん
◆ヒロイン紹介ムービー「グリグラ情報局」
「さかあがりハリケーン Portable」8週連続の動画配信もついに最終回!
これまで5週に渡ってお送りしましたキャラ紹介ムービー「グリグラ情報局」の最後を飾る第6話を公開です!
PSP版に移植されるにあたり、ヒロイン昇格の話もあった人気のサブキャラクターの2人、「榎本めぐる」(愛称:グリ)と「神楽富美」(愛称:グラ) が学園放送のノリで各ヒロインを紹介していきます!
今週はPSP版の新ヒロインで主人公の悪友「綺羅 泰徳」(通称ヤス)の妹、毒舌家の下級生「綺羅 凛」を紹介です!
ついに最終回の第6話、どうぞお楽しみ下さい!
【グリグラとは??】
「さかあがりハリケーン Portable」の舞台である武月学園の生徒会メンバー
会長 守永ゆかり(ヒロイン)
副会長 綾瀬奈都希(ヒロイン)
役員 神楽富美(サブキャラクター)
役員 榎本めぐる(サブキャラクター)
の役員2人を、副会長の奈都希が二人まとめて呼ぶときに
榎本めぐる(グリ)
神楽富美(グラ)
と命名したことにより、グリグラという愛称が定着している。
◆無事?発売記念!声優特別インタビュー
上記の「グリグラ情報局」の公開と合わせて、その週に紹介されるヒロインを演じた声優さんのインタビューも公開します。
今週は発売日記念公開として「綺羅 凛」役「加藤英美里」さんの特別インタビューとなります!
加藤英美里さん
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『さかあがりハリケーン Portable』もいよいよ本日発売!
そこで、今作の新キャラ・綺羅凛を演じている加藤英美里さんに直撃インタビューを敢行! ゲーム本編について、そして彼女が歌うオープニング曲&エンディング曲について語ってくれました!
──加藤さんが演じる凛ってどんな女の子なんでしょうか?
すごくしっかり者だなというのが私の第一印象ですね。しっかりしていて世話焼きさん。マイナスポイントは……見当たらないですね(笑)。
タマにキズなところをもし言うとしたら、人見知りなところくらいかなぁ。人に馴染むまで、ちょっとだけ時間がかかるんですよね。
でも、一度馴染んでしまえばとても深く仲良しになるし、みんなから愛される女の子だと思いますね。
──そんな凛を演じる上でのポイントは?
仲の良い友達と話している時はとても優しいイメージしかないのに、お兄ちゃんの泰徳に対してはすごく口が悪いんです。
そこのギャップをうまく出せればいいなと思って演じていました。でも、優しい感じとキツイ感じの演じ分けって、意外と自然にできたんですよね。
というのも、台本の泰徳のセリフを見ていると、自然と「うるさい!」っていうような気持ちが湧き上がってくるんです(笑)。
凛ちゃんの気持ち、わかるな〜っていう感じでしたね。
──演じていて難しかった部分は?
かなり最初のほうの場面なんですけど、主人公の巧と泰徳の様子を隠れて見ているシーンですね。自分の存在がバレそうになって、凛ちゃんはイヌとかヘビとか、いろんな動物の鳴き真似をしてごまかそうとするんですけど……ハトの鳴き真似がどうしてもうまくできなくて、何回も録り直しをしました(笑)。
──加藤さんと凛の共通点を教えてください。
共通点……本当にないと思う(笑)。だって凛ちゃんってすごく良い子なんですもん。
──そこをなんとか、見つけてください!
そうですね〜……お話をしている相手の放つ空気に飲み込まれるようなところでしょうか? 例えば、優しい雰囲気の人と話している時には自分もそんな感じになるし、ノリのいい人と話していると私も話すテンポがよくなったり……。
私って無意識のうちにそうなるんですよね。凛ちゃんも、話す相手によって自分の立ち位置がツッコミだったりしっかり者だったり自然と変わるので、そういう部分は共通しているような……。
いえいえ、やっぱり似ているところは全然ないんじゃないでしょうか!?(笑)
──ところで、巧のようなタイプはお好き?
好きです。誰にでも分け隔てなく優しいし、おちゃらけながらも、ここぞという時にはしっかり支えてくれるし。
そこが女子としてはすごく惹かれるポイントだと思いますね。普段はふざけてばかりいるような人に、たまにそうしたしっかりとした部分を見せられると、「いいな」って思ってしまいます。
──では、泰徳のような男性は?
う〜ん……一緒にいると多分疲れると思いますね(笑)。常にあの高いテンションで来られると、凛ちゃんみたいに「静かにして!」ってなっちゃうかも(笑)。
身内だったりしたら、特にそうなってしまいそう。もし泰徳が自分のお兄ちゃんだったら、凛ちゃんみたいに、なるべく接しないようにしちゃうかもしれないですね。
──巧のクラスには、生徒が要望を入れて委員長が解決するという「目安箱」が設置されていますけど、何か解決してもらいたい「お願い」はありますか?
そうですね〜……最近、自転車を買って、頑張って乗ってはいるんですけど、ウチの周りは坂が多くてすごく辛いので……「坂をなくしてください!」でしょうか(笑)。
本当に辛いんです! ウチの近所の人はみんな電動自転車を使ってるんですよね〜。
あ、もし目安箱に入れるんだったら、「坂をなくしてください」よりも「電動自転車がほしい」のほうが叶うかも知れませんね(笑)。
──そして今作では、学園祭を開くために主人公たちが奮闘するという場面が出てきますが、加藤さんご自身の学園祭・文化祭にまつわる思い出話をお聞かせください。
私は高校で「デザインコース」というクラスに通っていたんですけど、そのクラスでは毎年文化祭で「教室造形」というものをやるんです。
いつも自分たちが使っている教室を別の空間にする。1年生の時には、私たちの教室はピーターパンの世界になりました。
着ている服をペンキだらけにして壁画を画いたり、小さなお家を作ったりして準備をして……。本当に充実した、楽しい文化祭でしたね。
──凛は学園祭でバンドを組むそうですね。加藤さんにも歌や楽器にまつわる話はありますか?
歌で思い出すのは、私のファーストアルバム『vivid』のレコーディングの時ですね。体の疲れは全然ないのに、歌詞と自分の気持ちがうまくつながらなくて、歌っていてどうしたらいいのかよくわからなくなってしまって。
そんな時に役立ったのが、レコーディングスタジオの近くにあったネコカフェ。そこで30分ほど遊んでから再びレコーディングに臨んだら、いい気晴らしになったのか、「だいぶ良くなったね」って言われて(笑)。その後も「ダメだ」と思うたびにネコカフェに行くようになって、レコーディングの最後のほうには、煮詰まってくるとスタッフのかたに「ネコカフェ行ってくる?」って言われるほどに(笑)。
あのアルバムはネコのおかげで完成したといっても過言ではありません。……それにしても、私はレコーディングで歌うだけでこんなに苦労したのに、凛ちゃんなんかみんなの前でいきなりバーンと歌えるんだから、本当にスゴイですよね。特にギターを弾きながら歌うなんて! 私も去年の10月のライブでギターを弾きながら歌わせてもらいましたけど、歌とギター、どっちに集中したらいいのかわからなくなっちゃって……。私はまだまだ未熟者です。
──さて、歌といえば加藤さんは今作のオープニング曲「恋のRock'n Roll Beat」とエンディング曲「愛はこんな光」を歌っています。まず、OP曲がどんな曲なのか教えてください。
ノリが良くて、ライブで盛り上がりそうな曲です。こういう、みんなで盛り上がれる曲って歌っていても楽しいですよね。
レコーディングの際は、「なるべくライブ感を意識してください」と言われていたので、ライブを妄想しながら楽しく歌わせていただきました(笑)。
──どんなところに注目してほしいですか?
歌詞がストーリーのどこかに絡んでくるんです。特にサビの部分はじっくり聴いていただきたいですね。
──ではED曲はどんな曲?
凛ちゃんの気持ちが歌われている、とってもいい曲です。本編の収録が終わった後にレコーディングさせていただいたということもあって、今作中のいろんな場面の凛ちゃんの想いのようなものを込めて歌うことができたと思います。
──この曲の注目ポイントは?
とにかくサビの歌詞が感動的。その部分を聴くと、前向きに頑張ろうという気持ちになっていただける思いますね。
──どちらの曲も、レコーディング中にはまったく休憩をとらなかったとか?
休憩らしい休憩はまったくとらなかったですね。機材を調整する時に休むくらいで、基本的にはずーっと歌いっぱなしでした。でも、今回はそのやり方がすごく楽しかったですし、そのおかげで曲の世界に入り込んだまま歌い続けることができたので、良かったと思います。
というわけで、今回はネコの力を借りずに、レコーディングすることができました(笑)。
──OP曲は凛にある影響を与えた曲だそうですが、加藤さんも影響を受けた曲ってありますか?
母が昔からすごくDREAMS COME TRUE(ドリカム)を好きで、毎朝起きる時の目覚まし代わりにドリカムの曲をかけていたんです。
私は小さい頃に、それが誰のなんていう曲なのかも知らずにいつの間にか覚えていて、知らず知らずのうちに口ずさめるようになって、そのうち私も大好きになって……。今でもドリカムの曲を聴くと、妙に懐かしい気持ちになったりとか、忘れていた思い出がフッと映像になって頭の中に浮かんでくるなんていうことがあって。ですから、ドリカムは自分の中で特別な存在ですね。あ、それって、もしかしたら凛ちゃんのOP曲への想いと似ているのかもしれませんね。彼女にとってもあの曲は、よくわからないけど好きで、自然と口をついて出てくる特別なもの……。
さっき「共通点はまったくない」と言いましたけど、この部分は共通していると思います! 良かった!(笑)
──では最後に、今作が発売されたら、加藤さんもプレーしますか?
私、自分が出演したゲームをプレーすることはあるんですけど……プレー中に自分の声が聞こえてくるのって、いまだに恥ずかしくて。いつも、自分の声だっていうのをあえて認識しないようにプレーしている気がします(笑)。
自分の声を意識してしまうと、「あのセリフはこういう風に言えば良かった」とかっていう反省モードになってしまって、普通にプレーを楽しめなくなっちゃうんですよね〜。で、今作ですが、幸い私はPSPも持っていますし(笑)、もちろんプレーしますよ!
その際は……自分の声をあまり意識しないようにしつつ、まずはやっぱり凛ちゃんを攻略したいですね。あのOP曲を聴いて、凛ちゃんを攻略して、ED曲を聴いたら……絶対感動しますよ。皆さんもぜひ、最初のプレーの際は凛ちゃんを選んでみてください!(笑)