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東芝の液晶テレビ「レグザ」にゲーム向けの映像処理機能を搭載する「Z2 シリーズ」が登場
さて,冒頭に書いたゲームダイレクトだが,これは,「超解像技術による画像処理を施しつつ,従来のレグザ製品よりも表示遅延を短縮する」と謳われる機能だ。具体的には,従来のレグザシリーズでは約1.2フレームの遅延が存在したが,レグザ Z2 シリーズでは約0.7フレームまで改善されているという。
また,コンシューマゲーム機や携帯ゲーム機など,さまざまなプラットフォームに合わせた画面の表示サイズが用意されている。選択肢は「ゲームフル」「ゲームノーマル」「ポータブルズーム」「Dot by Dot」「レトロゲームファイン」「SDゲームファイン」の6種類。ポータブルズームモードを使えば,PSPを画面いっぱいに表示させてゲームをプレイといったことも可能なようだ。
このほかレグザ Z2 シリーズでは,新たな映像処理システム「レグザエンジンCEVO」を搭載するのも,大きな特徴とされている。このシステムと超解像技術,新開発のIPS液晶パネルを組み合わせることで,従来製品と比べて,より高画質な映像表示を実現できているとのことである。
とくにゲーマー向け製品というわけではないが,ゲーム周りの機能が従来製品より強化された液晶テレビではある様子。テレビの買い替えを考えているというゲーマーは,製品ページから詳細な仕様を確認してみるといいかもしれない。
なお,スペック表を見る限り,3製品の基本的な機能は同じ。37Z2のみサブウーファ未搭載という違いはあるようだが,映像エンジン周りの違いはないようだ。地デジ番組を見ながら,さらに2つの番組を同時録画できる「地デジ見ながらW録」機能を搭載することも,ウリの1つとして挙げられている。
「レグザ Z2 シリーズ」製品情報ページ
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