イーフロンティアは本日(2011年2月10日),AIシリーズの最新作となる,
「AI囲碁 Version 19 for Windows」「AI将棋 Version 18 for Windows」,そして
「AI麻雀 Version 13 for Windows」を
2011年3月25日に発売すると発表した。対応機種はすべてPCで,価格はいずれも1万2800円(税込)となっている。
「強いこと」というシンプルな目標のもとに開発されたAIシリーズだが,それを実現するのが,それぞれに搭載された「AI思考ルーチン」だ。AI囲碁シリーズに使用されている思考ルーチン
「Many Faces of Go」やAI将棋の
「YSS」は,そのような思考ルーチンの強さを競う世界大会で常に上位を占めるという。また,AI麻雀に使用されている
「Green」は,イカサマを排除した本格派の思考ルーチンとして圧倒的な強さを誇っているという。
そんなAIシリーズの最新作なのだから,強くないわけがない。事実,AI囲碁 Version 19 for Windowsはアマチュア四段の実力,そしてAI将棋 Version 18 for Windowsは,日本将棋連盟からアマチュア五段の認定を受けているという。
さらにイーフロンティアは,NHN Japanと共に,思考ゲーム市場を活性化させるためのプロモーション活動を行っていくと発表した。NHN Japanは同社のゲームポータルサイト
「ハンゲーム」で「囲碁」「将棋弐」「麻雀4」を展開しており,両社は今後共同してイベントなどを行い,プレイヤーの利便性を図っていく考えだ。具体的な内容はまだ明らかにされていないが,詳しくは以下のリリース文,および公式サイトを参照してほしい。
思考ゲームのベストブランド「AIシリーズ」最新作
『AI囲碁 Version 19 for Windows』
『AI将棋 Version 18 for Windows』
『AI麻雀 Version 13 for Windows』
発売のお知らせ
株式会社イーフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役:安藤 健一)は、20年来常にトップクラスを維持し続ける思考ゲームブランド「AIシリーズ」の最新作、『AI囲碁 Version 19 for Windows』『AI将棋 Version 18 for Windows』『AI麻雀 Version 13 for Windows』を、3月25日(金)に発売いたします。税込標準価格はそれぞれ12,800円です。
■最強を宿命付けられた思考ゲームブランド「AI」シリーズ
AI囲碁・AI将棋・AI麻雀には、それぞれに「AI思考ルーチン」と呼ばれる思考プログラムを搭載しています。AI思考ルーチンの特長は、「強い」こと、その一言に尽きます。
AI囲碁の思考ルーチン「Many Faces of Go」、AI将棋の思考ルーチン「YSS」は、毎年開催される世界の強豪ルーチンがしのぎを削る大会で、20年もの間、常に優勝・上位入賞を果たし続けています。
一方、麻雀には思考ルーチンの大会や段位がありません。しかし、AI麻雀とその思考ルーチン「Green」は、発売当初から安易なイカサマ(見えない部分での裏操作)を排除した本格派として圧倒的な強さを誇り、ここ数年でも高価格帯市場の8割前後を席巻※するほどの支持を頂いています。
そして今、AIシリーズが、進化して帰ってきました。
■四段の棋力を与えられたAI囲碁 Version 19 for Windows
モンテカルロ法を取り入れてから飛躍的な進歩を遂げた「Many Faces of Go」をさらにブラッシュアップ。約一段の棋力向上を果たし、アマチュア四段の実力を獲得しました。もちろん強さの調整や「待った」も可能です。本作では新たに3段階の思考時間調整も可能になりましたので、自分の実力や空き時間に合わせて楽しめます。なお、四段の棋力を発揮させるためには、Intel Core 2 Duoなど、マルチコアを持つCPUを搭載したパソコンでお試しください。
そのほかの主な機能
・対局中の棋力レベル変更、「待った」に対応
・リアルタイム地合表示機能、形勢グラフ機能
・定石・布石のヒント表示機能、次の一手ヒント表示機能
・ネットワーク通信対局機能
・棋譜の読込み・保存、任意の局面を再現できる盤面編集機能
・複数の局面を打ち分けられるシミュレーション機能
・Windows 7のマルチタッチ操作に対応
・19路盤・13路盤・9路盤の3モードを搭載
・置石やコミの細かい設定が可能
・初心者向け囲碁ガイド収録
■パソコンソフト初! 社団法人日本将棋連盟アマチュア五段認定を受けたAI将棋 Version 18 for Windows
ついに将棋ソフトは五段まで来ました。
去る2010年10月11日、AI将棋の思考ルーチン「YSS」を含む複数の思考ルーチンの合議制による思考ルーチン「あから2010」が、清水市代女流王将(当時)と対戦、勝利しました。その勝利へのYSSの貢献が認められ、社団法人日本将棋連盟からアマチュア五段の認定を受けることになったのです。
もちろん本作でもYSSはさらに進化しており、より強さを増しています。
獅子王将棋のプログラムを搭載
本作では、「獅子王将棋」を指せる機能を搭載しました。獅子王将棋は、先手が一度に2手まで指せる特別な王将「獅子王」と歩兵のみの変則将棋です。後手は先手から落とした駒を最大10枚まで持ち駒として持つよう設定できますが、それでも勝つのはかなり難しく、頭の体操にはもってこいです。
そのほかの主な機能
・定跡学習モードを強化し、主要な定跡を網羅(全35定跡)
・コンピュータの戦型を指定できる「戦型指定対局」
・AI奨励会モード、国盗り戦モード
・詰将棋問題「AI詰将棋 朱雀の巻」200問、問題を刷新した「今日の詰将棋」365問を収録
・対局の有利・不利をグラフ表示する棋譜解析機能
・悪手ヒント機能、次の一手候補表示機能、詰めろ/詰みあり表示機能
・ネットワーク通信対局機能
・分岐棋譜の読込み・再生・編集、任意の局面を再現できる盤面編集機能、棋譜コメント編集機能
・複数の局面を指し分けられるシミュレーション機能
・Windows 7のマルチタッチ操作に対応
・持ち時間、秒読み、考慮時間を自由に設定
・豊島龍山・星野一香ら名匠の駒を画面上に再現、プロ棋士が実際に榧五寸盤で指した駒音を収録
・初心者向け将棋ガイド収録
■さらに強く、楽しくなったAI麻雀 Version 13 for Windows
高価格帯麻雀ソフト市場の8割前後を席巻※するAI麻雀。その秘密はやはり思考ルーチン「Green」にあります。本作では従来よりもさらに個性的なAI雀士を採用することで、勝負の幅がいっそう大きく広がりました。本当の雀荘にいるかのような打ち手のリアルさ、そして各雀士の強さが真剣勝負を演出してくれます。
また、雀卓のデザインも倍増させ、50数種から選択可能になりました。強いだけでない、楽しみの幅も広い一本に仕上がっています。
「新カップ戦」搭載
本作には、条件によってヒントが増減する「新カップ戦」を搭載しました。単純に打つだけでない達成感が得られるため、飽きることなく楽しむことができます。
好評の「国盗り戦」「段位戦」も引き続き搭載しています。
7大ヒント機能
聴牌看破ヒント:牌の切出しや捨て牌から相手の待ちを看破
打牌ヒント:どの牌を捨てるべきか表示
リアルタイム狙い役ヒント:狙い役別の最適な捨て牌を表示
聴牌時ヒント:聴牌時の各種ヒント
鳴きヒント:鳴ける場合に最良の鳴き方を表示
オーラスヒント:オーラスに何点あがればトップか表示
危険牌ヒント:牌を捨てる際の危険度を表示
そのほかの主な機能
・詳細表示付き符計算機能
・充実の7大ヒント機能
・手牌の並び順指定
・自動捨て牌選択機能、鳴き制御機能
・相手の「来ている」度合いが分かるエキサイト・メーター
・ネットワーク通信対局機能
・プロ・アマの大会ルールを複数用意
・初心者向け麻雀ガイド収録
■ハンゲームとのコラボレーションで、思考ゲーム界を活性化
イーフロンティアは、インターネットゲームポータルサイト「ハンゲーム」内で「囲碁」「将棋弐」「麻雀4」を展開するNHN Japan株式会社とともに、思考ゲームの世界を活性化させるために協力することで合意しました。相互にプロモーションを行ってユーザーの利便性を図っていくほか、イベント等も企画しています。今後のAIシリーズとハンゲームにご期待ください。
■現行バージョンからの無償バージョンアップキャンペーンを実施
本発表以降に現行バージョンをお買い求めいただいたお客様を対象に、新バージョンを無償でプレゼントするキャンペーンを実施します。
【キャンペーン対象商品 → プレゼント商品】
・AI囲碁 Version 18(DVD版/USB版とも)→ AI囲碁 Version 19
・AI将棋 Version 17(DVD版/USB版とも)→ AI将棋 Version 18
・AI麻雀 Version 12(DVD版/USB版とも)→ AI麻雀 Version 13
【対象商品購入期間・応募締切】
2011年2月10日〜2011年3月31日(当日消印有効)
応募方法、プレゼントの受取方法等の詳細は、製品付属の応募はがき、または製品ウェブページをご覧ください。
AIシリーズ製品情報URL
http://game.e-frontier.co.jp/ai/