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キッズ向けAC「ポケモントレッタ」「プリティーリズム」や,ちょっと気になるグッズなどが展示された「2013 タカラトミーアーツ 新春商談会」レポート
2012年10月17日,「2013 タカラトミーアーツ 新春商談会」が東京は両国の国際ファッションセンタービルにて開催された。名前からも分かるように,本イベントは来春に向けて登場予定のタカラトミーアーツの新商品を,バイヤー向けに披露するのを主目的としたもの。その中から,4Gamer読者的にも興味を惹くであろうタイトルやグッズをチョイスして紹介していこう。タカラトミーアーツ公式サイト
2011年7月から稼働を開始した「ポケモントレッタ」は,ポケットモンスターシリーズの人気ポケモン達が登場する,キッズ向けのアーケードゲームだ。オリジナルのゲーム同様に「ポケモンを探す→バトル→モンスターボールでゲット」という流れを再現しており,ゲーム内でゲットしたポケモンは,コイン大のICチップとして筺体から排出される。以後のプレイでは,好きなポケモン3匹でパーティを結成してプレイできる,という仕組みになっている。
今回の商談会では,先日稼働した第2弾「伝説のポケモンをさがせ!」の紹介に加え,ケースなどの関連商品の展示がなされていた。年末から来年にかけては,第3弾の稼働や東京,大阪,福岡でのゲーム大会「チャレンジカップ」の開催が予定されているとのこと。
すでにキッズ向けジャンルのゲームとしては高い人気を博しているタイトルなので,よりいっそうの盛り上がりに期待ができそうだ。
ひと目で「ポケモン」と分かるデザインの筐体 |
捕まえたポケモンのトレッタ(上段3枚)とセーブ用ICカードのトレッタレポート |
筐体中央のダイヤルを使って操作する。ダイヤルを回すだけでも楽しめる,キッズ向けらしい分かりやすいゲームになっている |
ちなみに,キッズ向けアミューズメントマシンというと,「カードがメインでゲームはオマケ」と思われる向きが強いように思われるが,本作ではICカードにセーブデータを記録し,遊び込むほどにより強いポケモンを捕まえやすくなるといったプレイヤーの成長要素も盛り込まれている。そうしたゲーム的要素を取り入れた工夫も,本作の人気の一つといえるかもしれない。
ポケモントレッタ公式サイト
続いては,ファッションやダンスを題材にした女児向けのアーケードゲームである「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」だ。2012年12月より展開予定の「シーズン12 シンフォニア編」を中心とした今回の展示では,現在放映中のアニメと連動した新コーディネートや,小学生に人気のブランドとコラボしたアイテムなどが紹介されており,より幅広い層にアピールする展開を考えているとのこと。
来春には,初のコンシューマゲームとなるニンテンドー3DS版の発売も予定されてる。
「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」公式サイト
ゲーム関連のグッズもいくつか展示されていたので,こちらも紹介しておこう。まず目に止まったのは,モンスタハンターシリーズのマスコットキャラクターとしておなじみのアイルーグッズ。
ニンテンドー3DS LL用のフェイスカバーは,かわいいアイルーがプリントされた本体カバー。また手を汚さずにスナック菓子がつかめるマジックハンド「スナックハンター」のオトモアイルーバージョンも発売予定とのこと。そのほか,しゃべったり動いたりするぬいぐるみ「ミミクリー」のアイルー/メラルーバージョンなども展示されていた。
こちらは,すでに発売中の「桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻」。いわゆるボードゲームタイプのアナログゲームだが,カードや貧乏神など,ビデオゲーム版の楽しさもしっかり再現されていて,桃鉄ファンからも好評を得ているとのことである。
「桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻」公式サイト
ここからは,ゲーマーの視点から,筆者がちょっと気になったアイテムを紹介しよう。
「モンスターシューティングリアル」は,カメラを内蔵したガン型の本体で,現実の風景にオーバーレイ表示される敵を倒していくという,AR(拡張現実)風のシューティングゲームだ。ターゲットが小学校低学年ということもあり,ゲームデザインはシンプルだが,全方位から襲ってくるモンスターをレーダーで探しだして狙い撃つのはなかなかに手に汗握る。お父さんゲーマーがお子さんとスコアを競い合うのにも向いていそうだ。
「モンスターシューティングリアル」公式サイト
公式サイトの妙なノリが印象的な「スマート飯(はん)」は,ハンドルを回すとスティックのりのようにご飯が出てくるというアイデアグッズ。ゲーマー的には,プレイをしながら片手でご飯を食べられるのはありがたい……かも?
「スマート飯」公式サイト
スマートフォンの普及と共に増えてきた,スマートフォン連動型のおもちゃも幾つか展示が行われていた。「夜空におえかき」は,暗闇にペンライトで絵を描くネオンアートを手軽に楽しめるというアイデアグッズ。iPhone/iPad用の専用アプリを起動して,カメラの前でペンライトを動かすことで,その軌跡を画像として残することができる。カラフルで幻想的な光の文字は,メールやSNSなどでのメッセージカードとしても重宝しそうだ。
「夜空におえかき」公式サイト
(C) TOMY / syn Sophia