「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」の発売日が9月6日に決定。SteamなどのECサイトでは予約受付を開始

　GSC Game Worldは，「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」（PC / Xbox Series X|S）の発売が，日本時間の2024年9月6日に決定したと発表した。これまでは2024年第1四半期のリリースが予定されていたので，半年ほどの延期となる。

「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」公式サイト

　「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」は，2007年にリリースされてカルト的なヒットを記録したオープンワールドFPS「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」に始まるシリーズの最新作だ。チェルノブイリ（ウクライナ語ではチョルノービリ）原子力発電所の事故により，異常現象が頻発し，ミュータントが徘徊する危険な立入禁止区域「ゾーン」が発生。プレイヤーは，ゾーンで活動する「ストーカー」としてゲームを進めていく。
　空腹や睡眠不足，出血，そして放射線など，克服すべきサバイバル要素を細かく用意したハードなゲームシステムが特徴だが，シリーズ最新作では，「Unreal Engine 5」による緻密なグラフィックスや，NPCやクリーチャーなどすべての生物をシミュレートする「A-life 2.0」システムも大きなポイントになりそうだ。


　「S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl」の発売延期については，Steamのニュースブログで理由が説明されている。それによると，2023年8月にドイツで開催されたgamescom 2023で初のデモ版を公開して以来，プレイヤーから多くのフィードバックを受け，それらを元にしたいくつかの調整や技術的な問題に対応するため，さらに時間が必要になったとのこと。


　発売日の発表に合わせて，シリーズではおなじみの光景とも呼べそうな，凍えるゾーンで焚火を囲む様子を収録した短いゲーム映像が公開されており，SteamとEpic Gamesストア，GOG.comでは予約購入の受付が始まっている。また，Xbox Game Passのデイワンリリースにも変更はないとのことだ。