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秋葉原に種子島の風が吹いた!? 「ロボティクス・ノーツRADIO 〜リアルロボ部 少年少女たちの夢〜 公開録音」の模様をレポート
「ロボティクス・ノーツRADIO」は,インターネットラジオ局HiBiKi Radio Stationにて配信中の番組で,今回の収録の模様は8月3日に配信される予定だ。詳細な内容については,そちらで聴いていただくことにして,ここでは耳で聴く放送だけでは伝わりにくいライブ的な部分を中心にお伝えしていこう。
「ROBOTICS;NOTES」公式サイト
パーソナリティの皆さんの「めっかりもーさん!」(種子島の挨拶)の挨拶で始まったステージ。今回は公開録音ということで,普段の放送とは違う特別構成で行われた。まず最初は,このステージが始まる直前に発表された,TVアニメ「ロボティクス・ノーツ」を,3つのポイントを挙げて紹介した。
続いて二つめのポイントは,アニメ制作にProduction I.G,監督に野村和也氏,シリーズ構成に花田十輝氏が携わっているという点。徳井さんは「Production I.Gさんは攻殻機動隊シリーズなどのロボットもののイメージが強いスタジオですので,このROBOTICS;NOTESでもロボットがどんな動きをするのか楽しみで仕方がないです!」と,アニメーションについての期待を語っている。シナリオを読んだお三方の印象は,視点が客観的になり,ゲームよりも掛け合い的なやりとりが増えるため,より躍動感が感じられるかも,とのことだ。
そして最後の三つめは,ゲームの声優陣がアニメでも活躍するということで,ここはパーソナリティのテンションが最も上がったポイントだ。ステージの3名をはじめ,昴役の細谷佳正さん,フラウ役の名塚佳織さん,愛理役の釘宮理恵さんなど,ゲームとまったく同じキャストが登場する。南條さんは「もう2話まで録りました」と,すでに収録が始まっていることを明かしている。
このあとステージのスクリーンでは,ROBOTICS;NOTESアニメーションPVが上映されたのだが,客席以外の来場者もその映像に注目し,終了後には大きな歓声が上がっていた。なおこのPVは,このイベントと同日にオープンしたTVアニメ「ロボティクス・ノーツ」の公式サイトで公開されているので,チェックしてみよう。
続いては「リアルロボ部,作戦会議中!」のコーナー。これは番組における,さまざまなプロジェクトに関して話し合うという内容だ。なんと今回は,木村さんが新たなプロジェクトを仕込んできたという。そのプロジェクトの名は「目指せ! ROBO-ONE制覇! リアルロボ部,出撃!」。
突然の発表に戸惑う徳井さんと南條さん。チャレンジに向けたロゴも完成し,会場では早くもそのステッカーが配られていた |
この「目指せ!ROBO-1プロジェクト」のために,アクアシティお台場に作られた“部室”。お2人のトレーニングの様子が見られるかも!? |
9月1日,2日に日本科学未来館で開催される2足歩行ロボットの競技会「ROBO-ONE」に,南條さんと徳井さんが出場して,優勝を狙うというプロジェクトである。「聞いてない!」と寝耳に水のお2人を前に盛り上がる木村さんは,「大丈夫,すでにトレーニング日程も押さえてあるし,その模様も収録していく」と,プロジェクト企画者らしく返答。プロジェクトのロゴもすでに完成しており,部室はアクアシティお台場にあるノイタミナショップ カフェシアターに本日完成したとのことだ。
さらに今回,このイベントにも出展していたロボット制作会社のアールティにより,“名誉部長”ことタネガシマシン3が,お2人がROBO-ONEに出場するために制作されたというのだ。このタネガシマシン3はコントローラで無線操作できる2足歩行ロボットで,ゲーム中と同じタネガシアッパーやタネガシラッシュも再現できるという,“たぎる”設計がなされている。
アールティの代表取締役の中川友紀子氏が会場が持ってきた,タネガシマシン3の再現度の高さに,会場もどよめいていた |
緊張の面持ちでタネガシマシン3を動かす徳井さん。大会までには,手足のように動かせるようになるのだろうか? |
ステージでお2人は緊張しながらも実際に操作をしてみせ,南條さんは「タネガシマシン3と一緒にがんばりたいと思いますー」と,テンション低めに意気込みを語った。一方徳井さんは,「とにかく一生懸命がんばりますので,応援よろしくお願いします!」とコメント。そんなリアルロボ部の活動の様子は,ロボティクス・ノーツRADIOの今後の放送をチェックしてみよう。
続いては,木村さんも知らなかった新たな重大発表が行われた。ステージ上の3名が演じているキャラクター,あき穂,海翔,淳和が,種子島の観光大使に任命されたのだ。「俺ら,これを目指してラジオをやってきた」という木村さんの感激の言葉に続いて,今回のイベントのために種子島からはるばる訪れた観光協会の皆さんより,3名に大使の委任状が手渡された。大使に任命されたからには,いつかは現地へと行きたいという3名の夢が叶うのも遠くではなさそうだ。
非常に盛りだくさんな内容となった今回の公開録音。最後には,7月30日に誕生日を迎える木村さんへのバースデーサプライズが用意されており,客席から温かい歓声が贈られて,公開録音は終了した。なお9月1日には,お台場合衆国にてROBOTICS;NOTESのイベントが開催されるとこのと。詳細はアニメROBOTICS;NOTESの公式サイトにて発表される予定だ。
「良平くん,おめでとう!」のかけ声とともに,ケーキを一口食べた木村さん。先ほど飲んだノニジュースのおかげで「美味い! でも味わかんない!(笑)」と感激の言葉を述べた |
公開録音終了後には,ZweiによるROBOTICS;NOTESオープニングテーマ「拡張プレイス」のライブ演奏も行われ,会場はヒートアップ! |
ここからは,科学アドベンチャー祭り2012 SUMMERの物販ブースの模様をお伝えしよう。こちらはイベントが始まった朝9時から大きな賑わいを見せていた。
会場の記念撮影場所となっていた,ガンつく1。アニメーション制作発表後には,その前にパネルも飾られていた |
5pb.の物販ブースでは,科学アドベンチャーシリーズのグッズを多数販売。今回のキービジュアルとなったフラウのビッグタオルや,先行発売となる「STEINS;GATE」ストラップのカプセルが人気 |
ROBOTICS;NOTESとパセラがコラボした「ロボティクスノーツカフェ」で食べられる,パッションフルーツまんの引換券も販売されていた |
ムービックのブースでは,科学アドベンチャーシリーズのTシャツやクリアポスターなどのグッズが販売されていた |
アニメSTEINS;GATEのブースの物販は,限定のマイクロファイバータオルやパウンドケーキのほか,ゲームで飲まれているドクターペッパーのボトルも販売 |
公開録音で発表されたタネガシマシン3のベースとなった,ホビーロボット「U1K(ユー ワン ケー)」の体験プレイも可能だった |
ゲームの舞台となった種子島観光協会のブースでは,Tシャツなどが販売されていたほか,地元の高校生が作ったというパッションフルーツのジュースや,あのスコールも販売されていた |
フレッシュ種子島の中村さんが持っているスコールは,ゲーム中であき穂が愛飲するご当地飲料。東京でも売っているが,会場で販売したものは現地から持ってきたものなのだとか |
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(C)MAGES./5pb./Nitroplus
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