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フランスのインディゲームスタジオ,Pretty Simple開発の探し物ゲーム「Criminal Case」がFacebook Game of the Year 2013を受賞
Facebookでゲームアプリを遊ばない人にはピンとこないと思うが,Criminal Caseは,ローンチから半年までのあいだ平均で700万DAU(日間アクティブユーザー)を獲得し,1000万ユーロ(約14億2000万円)の収益を生み出したと言われるタイトルだ。
最近のFacebookゲームの開発シーンでは,“オープングラフ”というナレーティブテクニックがホットな話題となっているが,これは開発者がゲーム上にストーリーを配置していくような従来の手法ではなく,それぞれのミッションが重なり合って1つの大きなストーリーを自動生成するというものを指す。「Criminal Case」の場合は,ここに登録された友人のミッションなどでもストーリーが変化するようにしたことで,プレイヤーやグループに特有な「捜査過程」が生み出されるようになった。これが,ファン評価を高くした理由と思われる。
このほかFacebookの担当スタッフは,12タイトルをNew Games of 2013に,6タイトルをStaff Favoritesに,そして4タイトルを2013 Hall of Fameに選出し,受賞作としている。なお,これらのうち10タイトルはヨーロッパや中東地域で制作されたものとのことだ。
また,8作品がクロスプラットフォーム化されるというトレンドも公式ブログで公表されている。同ブログは英語で書かれているが,今回選出された作品やトレンドを詳しく知りたい人は目をとおしてみよう。
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