ガストから2011年2月3日に発売予定のPSP用ソフト
「ヴィオラートのアトリエ〜グラムナートの錬金術士2〜群青の思い出」で,ゲームの舞台となる
“カナーラント王国”に関する情報が公開されたので紹介しよう。
周囲を海に囲まれた半島の中にあるカナーラント王国は,海運業が盛んで,他国との交流も活発だ。半島内には2本の川が流れ,運河が発達していることから“運河の国”と呼ばれている。
その反面,内陸部は交通の便が悪く,運河の周辺や海沿いにある街と比べて小さな村が多い。
今回は,そのカナーラント王国の首都で,周囲を川や湖に囲まれた城塞都市
“ハーフェン”や,王国の北東部にある
“カロッテ村”,同じく北部にあるワインの街
“ファスビンダー”などの情報が公開されている。下のリリース文で,スクリーンショットと合わせて確認しておこう。
酒場や“ブーム”の概念,移動方法などをおさえよう
また今回の発表では,各種ゲームシステムの概要が公開されている。
本作には,前作
「ユーディーのアトリエ〜グラムナートの錬金術士〜囚われの守人」と同様,お金を稼ぐための重要な場所として
“酒場”が登場する。酒場ではさまざまな依頼を受けられるので,積極的にこなし,お金を獲得していこう。モンスター退治の依頼をクリアすれば,お金だけでなく信頼も得られる。
酒場で情報を収集すると行ける場所が増えることもあるので,しっかり活用したいところだ。
本作の世界には,
“ブーム”の概念が存在する。風邪が流行しているときは薬の需要が高まり,売れ行きが伸びるといった具合だ。需要の低いものばかりを並べても売り上げは伸びないので,酒場で情報を集め,客のリクエストにしっかり応えていこう。
ゲーム内での移動は,前作と同様,ワールドマップで移動先を選択するだけ。ワールドマップでは,1回移動するごとに1日経過し,画面上のカードがめくられる。敵のカードが現れた場合は戦闘がスタートする仕組みだ。
上で触れたように,移動先として選べるポイントは情報収集などを通じて増えていくが,本作には
「ルート開拓」システムが採用されており,自力で新たなポイントを探し出せるようになっている。例えば,ダンジョンで別の出口から外へ出ることで,その場所が行き先として選択可能となるのだ。
また,素材を獲得するための“採取地”では,岩や川などに行く手をはばまれることがある。調合して作った爆弾で岩を破壊する,川を凍らせる/飛び越えるといった方法で,これらの障害を乗り越えよう。
本作では,特殊施設として前作に登場した
“溶鉱炉”などを,自分のアトリエ内に設置可能だ。施設は,イベントをクリアしていくことで順次使用可能となっていく。
ただし,各施設には
“施設ポイント”と呼ばれる値が設定されている。アトリエには,合計30ポイントまでの施設が設置できるので,組み合わせをあれこれ考えるのも楽しそうだ。
設置できる施設は,以下のとおり。
■コンテナ(施設ポイント:1)
採取した材料や、調合で創り出したアイテムを格納しておける。1コンテナあたり20個のオブジェクトを収納可能で、コンテナの量を増やせば格納量も比例して増えていく。
■家庭菜園(施設ポイント:8)
工房の2階に設置され、手に入れた“なにかの種”を植えることで、様々な農作物を収穫できる。世話をすることで、より良い出来の作物が実る。
■氷室(施設ポイント:20)
氷室にアイテムを入れておけば経年劣化しなくなり、パンなどを
何年おいても腐ることはない。生ものを扱うならば、必須の施設と言える。
■溶鉱炉(施設ポイント:20)
鉱石類を溶かし、インゴットを作成することが出来る。さらに、インゴットから武器防具を生み出すことも可能だ。
このほか今回,登録したアイテムをいつでも購入できるようになる
“量販店”や,アイテム/戦ったモンスターの情報が記録されていく
“図鑑”,そして主要NPCなどの情報も公開されている。下のリリース文に目をとおし,来週に迫った発売に備えておこう。
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世界観
グラムナート地方 カナーラント王国
周囲の大半を海に囲まれた、小さな半島型の王国。半島の付け根となる王国西側には山脈がそびえ立ち、その向こう側は王国よりも全体的に高台になっている。
半島内にはクラオト川、ヴィスコー川という2本の大河があり、そのうちヴィスコー川の上流には首都ハーフェンが位置する。王国全体が低地で川が多く、それらを利用した運河があちこちに造られていることから「運河の国」と呼ばれている。
海に囲まれているため海運業が盛んで、他国との交流も多い。その反面、道路網は未開発で、運河のある街や海沿いの街は大きく発展しているものの、内陸部は交通の便の悪さのために小さな村ばかりである。
ニンジンが特産の小さな村
カロッテ村
カナーラント王国の北東部に位置する農村。農業が主産業でニンジンが特産物だが、数が多いだけで高級品ではない。土地も広いが畑しかないので、居住区域は村の中心部のみ。
田舎でも何でもないが、自然が豊かで空気や水も綺麗なため、旅人が静養に訪れる。
カロッテ村周辺の土は良質で、レンガや陶磁器に向いていると言われるが、残念ながら村には加工をする技術がない。
過疎問題で人離れが進んでおり、それを深刻な問題とした村長が、村おこしを決意する。
村おこしにより人がやってくるようであれば、あり余る土地を武器に城壁のある城塞都市にまで成長させられるのでは、と夢見ている。
カナーラントの首都,水の城塞都市ハーフェン
カナーラント王国の首都で、王国のほぼ中心に位置する国内最大の城塞都市。人口はおよそ2万人。街のすぐ北にあるクロアル湖と、そこから延びるヴィスコー川に街の北、西、南の三方を囲まれており、遠くから見ると水上に街が浮かんでいるように感じる。
「運河の国」と呼ばれているカナート王国内でも特に海運業が盛んで、街では川から運河を引いて、荷物の運搬を小舟でひっきりなしに行う。また、クロアル湖には王国海岸部の街や諸外国に商品を輸送するための大型帆船が何隻もある。帆船が通過することもあり、ヴィスコー川には橋が1つもないのも特徴の1つ。そのため、対岸に行くには渡し船を使うか、クロアル湖の北を大きく迂回するしかない。
その地形条件から物品の流通が盛んで常に景気が良く、諸外国の珍しい品物で溢れている。地理的に諸外国との紛争があまりないため、王国内で武器を取り扱う店があるのはハーフェンのみ。
巨大な酒樽とワインの街
ファスビンダー
王国北部の丘陵地帯にある小さな城塞都市。しかし、街の知名度は規模に反して抜群に高い。
それは、この街の入り口に設置されている巨大な酒樽「クラリッサ」のため。王国一の大きさを誇るその巨体には、国中の人間が集まっても飲み干すのに1年以上かかるほどのワインが入っていると言われている。
「クラリッサ」は、かつてファスビンダーの街を作った初代市長が大のワイン好きだったことから寄贈されたもので、中には当時からずっと寝かされているワインが入っている。街の住人だけでなく、誰でも自由にくみ出して飲んでも良いとされているが、古いワインなので少々カビ臭い。
収穫祭の後、余ったワインが毎年足されている。ファスビンダーはワインの生産地としても知られていて、毎年新年になると豊作祈願の祭りが行われていることもあり、観光客が多い。
クマ被害に頭を悩ませる養蜂の村
ホーニヒドルフ
王国西部、ゾラ山脈の麓にある小さな村。人口は数百人程度のこの街は、王国トップクラスの蜂蜜生産で知られる。量こそ多くないものの、毎年品評会で必ず何らかの賞を取るほどの優秀な品質の蜂蜜を生み出していることから、蜂蜜の代名詞的存在にもなっている。
各種蜂蜜を製造販売しているが、その中でもキュクロスバチという、大型で非常に攻撃的な珍しいハチの巣から採れる蜂蜜は一級品。ホーニヒドルフではこの蜂の巣を守るため、そしてキュクロスバチから住人を守るため、蜂の巣のある大きなケヤキの木の周囲をぐるりと囲い、入り口には常に門番を立たせて警備している。頼めば有料で蜂蜜採取をさせてくれるが、もちろん命がけとなる。
森深いゾラ山脈のそばで蜂蜜を作っているため、この街の周囲では蜂蜜の匂いに誘われたクマが頻繁に出没し、毎年襲われて怪我をする人が続出している。村周囲に柵を巡らせクマが入ってこないようにしているが、それでもクマ被害に頭を悩ませている。
お馴染み、妖精さんの集落
妖精の森
カロッテ村の西にある小さな森。昔から妖精が住んでいると言われていて、運が良いと妖精に出会えるとの言い伝えもある。しかし実際は、へたに森に迷い込むと見当違いの方向から出てしまったり、永遠に森から出られなくなるなど危険な場所。森全体に、何らかの不思議な力が満ちているという話も。
森の奥では、妖精さんの一族が巨木のふもとでささやかな生活をしている。妖精さんは人里にやってきて仕事を手伝うのを生業としているが、ここの妖精の森は長老が留守で出かけているため勝手な行動ができず、誰も人を手伝ってくれない。全員、畑仕事や家畜の世話、魚釣りなど自分たちの生活が成り立つ最低限のことをして暮らしている。
世界観 採取地
盗賊団ヤグアールのねぐら
テュルキス洞窟
ゾラ山脈の中腹にある古い大洞窟。入り口は岩壁だが、奥の方は鍾乳洞になっていて、中はかなり広い。遙かな昔、そこに住んでいた先住民たちが残したという壁画があり、学者が調べたがっているが、現在はカナーラント王国最大の盗賊団・ヤグアールのねぐらになっているため、それはかなわない。
ヤグアールは、それぞれ異なるいくつかの集団で構成されていて、各集団は更に階級ごとに役割が決まっているという組織的なグループ構成。王国の治安部隊である、竜騎士隊と常に衝突している。最近、この盗賊団に強力な用心棒が現れたという情報が竜騎士隊に流れている。
灼熱の溶岩に囲まれた『王国のへそ』
ヴェストリヒナーベル
王国西部にある「へそ」と呼ばれる縦穴洞窟。自然の造りだした偶然の産物なのか、人為的なものなのかはわからないが、中は迷路のようになっている。
怪物の巣窟になっている上、岩盤もかなり脆いため、王室関係者などからは怪物ごと破壊してしまおうという意見が出ているが、現状では鉱物資源が採れなくなってしまうことを懸念する穏健派に
押さえられている。
システム紹介
酒場はシリーズの基本!
前作でもお金を稼ぐために重要だった酒場は、今作でも健在。お店を経営すればある程度のお金は稼げるものの、採取ついでに依頼を達成すれば、お金も手に入って一石二鳥。また、酒場で情報を得ることで行ける場所が増えることもあるので、積極的に利用しよう。
ブームを知り、流行の商品を配置
「ヴィオラートのアトリエ」の世界には、ブームが存在する。
例えば現在、風邪が大流行していれば、薬の需要が上がり飛ぶように売れるかもしれない。
「豆は健康に良い」という噂が流れれば豆が売れ、冒険者の募集があれば武器や防具の需要が高まる。
このようなブームはヴィオラートのお店に大なり小なり影響を与えるので、気をつけないと時代遅れの商品ばかりになってしまうことも……。ブームは酒場などで確認できるので、こまめにチェックして客の要望にあった店を目指そう。
ワールドマップでの移動方法は?
移動の方法は基本的に「ユーディー」と同じく目的地を選択するだけと、いたってシンプル。
ワールドマップでは移動するたびに1日が経過し、同時にカードがめくられていく。敵のカードが登場すると戦闘になるので、友人に護衛を頼むなど万全の旅支度を調えておこう。
行き先は従来シリーズ同様、街などで情報を得ると増えるのはもちろん、今作では自力で道を探せる「ルート開拓」システムを採用。とある洞窟を抜けると山奥の街への道が開拓できるなど、プレイ次第で移動範囲がどんどん広がっていく。
行く手を阻まれたときは?
採取地では、道をふさぐ岩や行く手を阻む川などが出てくる。川は凍らせたり潜る、空を飛べばいいが、通せんぼをする岩は破壊するしかない。調合で強力な爆弾を創り出し、障害を排除しよう。
草原に点在する岩は、強力な爆弾で破壊。その先には貴重な材料が?
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アトリエ内には、施設を配置できる!
前作「ユーディーのアトリエ」で登場した溶鉱炉などの特殊施設、今作ではアトリエの中に好きなように設置することができる。いくつかのイベントをこなすと、順次使える施設が増えていくので、有効に活用したい。なお、おのおのの施設には施設ポイントと呼ばれる数値が設定されており、溶鉱炉なら20ポイントを消費する。工房には30ポイントまで設置できるので、この範囲内で必要な施設をまかなおう。
量販店で、アイテムを楽々複製
「ユーディーのアトリエ」から登場した量販店では、ヴィオが調合したアイテムを登録しておくことで、いつでも購入できるという優れた特徴を持つ。おのおののお店で扱う商品の種類が、食料や爆弾など異なっているのには注意したい。今作では、カロッテ村の発展次第で、特殊な量販店が登場するようだ。
量販店に登録するなら、良い効力をつけたアイテムにしたい。 |
ファスビンダーのリーマンが経営する店では、食料を登録できる。 |
バーゲン品とプレミア品で売れ行きを操作しよう
ゲームを進めていくと、店頭商品にバーゲン品札とプレミア品札を貼り付けることができるようになる。この2種類の札を貼ると、同じ商品でも全く異なる売れ行きを見せるのだ。
バーゲン品はクチコミが増えてお店が有名になるほか、客が増えて交友値もアップする。ただし、儲からなくなり、お店経験値も上がらない。 |
プレミア品札では、お店経験値がぐんぐん上がり儲かるが、クチコミが減り、お客さんの交友値も伸び悩む。 |
今回も、図鑑あります
シリーズお馴染みの図鑑は、今作でも登場。アイテム情報以外に、手に入れた参考書や戦ったモンスター情報も記載されるため、よりコンプリートする楽しみが増した。客の趣味も見られるので、貴重な情報源となるだろう。
モンスター情報では、HP・MP・LPが確認できる。これで敵の弱点も丸わかり。 |
お客情報は、客の趣味や好みをチェック可能。よく調べて、相手の好みのものを配置しておこう。 |
キャラクター紹介
パメラ・イービス
CV:利田優子
とある宿屋に、もう何十年も住み着いている幽霊。
かつては、宿屋のその部屋は誰もが恐れて使わなかったが、少し前に使用した錬金術士がパメラのことを周囲に広め、怖いモノではないことが分かった途端に人気の部屋に。今では、予約を取ることすら困難な状況。
当のパメラは、仲良くしていた錬金術士が部屋を去って寂しくなったのか、以前のような楽しそうな顔をあまりしなくなった。
新しい友達を捜しているのかもしれない。
CHARACTER DATA
???歳
??月??日生まれ(??座)
??cm 0kg
好きなモノ:不明
嫌いなモノ:不明
夢:不明
ローラント・オーフェン
CV:三宅健太
カナーラント王国自慢の竜騎士(ドラグーン)隊の1人。竜騎士隊は、1人でも竜を倒せると言われるような、一騎当千の強者が揃った集団。竜の絵を紋章にしていることからもそう呼ばれる。ローラントは、竜騎士の中では年齢・実力も中堅どころで、今が伸び盛り。まだこれといった戦果を上げていないので、自分自身に箔を付けるため、そして自信を付けるために戦いの場や強敵を捜している。ヴィオラートが護衛を願い出れば、直ぐに引き受けてくれるだろう。非常に戦闘力が高いので肉弾戦では威力を発揮するものの、魔力には強くないところが不安。後輩にあたるロードフリードをかわいがっており、村に戻ってしまった彼を呼び戻そうと色々考えている。
CHARACTER DATA
28歳
6月16日生まれ(双子座)
179cm 65kg
好きなモノ:竜のデザインのもの
嫌いなモノ:タマネギ
夢:戦果を上げること
ミーフィス・プァルツ
CV:近藤光世
ファスビンダーで造られたワインを集めた、ワイン倉庫の管理をしている女の子。
ワイン倉庫は、そのままワイン専門の雑貨店にもなっている。そこではワイングラスなどの関連商品を売っていたり、利き酒もやっていたりする。彼女はごく普通の女の子だが、実はファスビンダーの居並ぶ男たちを押しのけてトップクラスの酒豪。顔色一つ変えず、まるで水でも飲むかのようにワインを飲み干す姿は、ワイン倉庫の管理人にふさわしい。ワイン倉庫にいる限り、毎年ファスビンダー産のあらゆるワインが飲めるため、この場所をとても気に入っている。
しかし、他の地域のワインや別のお酒も飲みたいと常々思っており、いつか旅に出ようと思案中。
CHARACTER DATA
17歳
8月2日生まれ(獅子座)
159cm 53kg
好きなモノ:ワイン
嫌いなモノ:肥満
夢:新しいお酒を見つけたい
ザヴィット・キッパー
CV:河野智之
ワインと樽の街、ファスビンダーの酒場「酒と俺亭」のマスター。やせ形で、ちょび髭の初老紳士。見た目からして渋く、無駄口も叩かないため一層渋さが際だつ。しかし気難しい性格ではなく、楽しいことがあるとニヤリと笑うことも。暇なときはダーツをしたり、魚釣りをして過ごす。
若い頃は冒険者をしており、手先が器用だったためパーティでは盗賊的な役割を担っていた。犯罪に手を染めたことはないが、すれすれのところまではやっていたというグレーな過去を持つ。今では引退してのんびり生活をしていて、自分語りをしないため過去を知るものは少ない。しかし、親しくなれば少しずつ話が聞けるだろう。
CHARACTER DATA
51歳
11月7日生まれ(蠍座)
167cm 54kg
好きなモノ:ダーツ、魚釣り
嫌いなモノ:甘いモノ
夢:自叙伝を書くこと
カタリーナ・トラッケン
CV:城 雅子
カナーラント王国から、さらに東に行ったところにある小国・マッセン出身の女戦士。
幼少の頃からおてんばに育ったカタリーナは、小さい頃に毎日のように母親から聞かされていた物語「マッセンの騎士」にのめり込んでしまい、ただの伝説だという周囲の人間を押し切って騎士を捜す旅に出かける。マッセンの騎士というのは、昔マッセンに住んでいた少年の物語で、小さい頃から国士無双の強さを誇った少年が、マッセンに現れた怪物をたった1人で退治してしまったという伝説。カタリーナはその騎士を捜し、西へ西へと旅をしている。
CHARACTER DATA
18歳
12月13日生まれ(射手座)
164cm 54kg
好きなモノ:小鳥
嫌いなモノ:足がたくさんある生き物
夢:伝説の騎士を捜すこと
ダスティン・シュミート
CV:田中啓之
カナーラント王国でも、非常に数少ない武器屋の若きマスター。武器屋自体が少ないため、シュミート武器屋はなし崩し的に王室お抱えの店となっているが、特にそれを自慢するようなそぶりもない。彼は、若くして亡くなった父親に変わり家を継いだので、先代と比べると腕は劣る。
が、その分を周りにいる職人たちがサポート。彼自身も、ゆくゆくは鍛冶屋をしたいと考えていたため勉強熱心で、日々技術を磨いている。ただし、少々熱が入りすぎて周りが見えなくなってしまうことや、考えすぎて思考が迷宮入りすることも。普段は明るい好青年で、大柄で力もある。戦闘経験は浅いが、冒険者としては頼れる存在だ。
CHARACTER DATA
20歳
2月24日生まれ(魚座)
183cm 75kg
好きなモノ:武具の研究
嫌いなモノ:武器を直ぐにダメにする人
夢:親父を追い抜く