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[G-Star 2010]「CryENGINE 2」を採用したMMORPGが早くも登場。韓国NHNが運営予定の「ASTA」をムービー2本と共に紹介
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印刷2010/11/24 13:30

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[G-Star 2010]「CryENGINE 2」を採用したMMORPGが早くも登場。韓国NHNが運営予定の「ASTA」をムービー2本と共に紹介

 G-Star 2010のNHNブースにプレイアブル出展されていた「ASTA: The War of Tears and Winds」は,現在POLYGON GAMESが開発中のMMORPGだ。本作は東洋風ではあるが“武侠”と“ファンタジー”をうまく融合させた世界観を持つ作品で,2011年の上半期に第1次CBTが予定されている。そんな本作を,ムービー2本と共に紹介しよう。

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「ASTA」公式サイト


 前述のとおり,ASTAの世界観は,アジア圏で人気のある武侠をベースに,一部ファンタジー要素を取り入れたものだ。日本人には“馴染みがある”とはいえない武侠だが,同社はファンタジー要素を追加することによって,幅広くアジア諸国に向けてアプローチしようと考えているのかもしれない。

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 さて,そんなASTAの最大の特徴は,ゲームエンジンにCrytekの「CryENGINE 2」を採用している点だ。G-Star 2010の出展タイトルでは,ASTAのほかにXLGamesの「ArcheAge」にも同エンジンが用いられているが,全体としてはまだまだレアな(?)ゲームエンジンといえる。前バージョンである「CryENGINE」を,自社でカスタマイズして使用するメーカーも多いなか,同エンジンの搭載は十分に目を惹く要素である。

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 そんなこんなで,本稿に掲載した2本のムービーで,ASTAおよびCryENGINE 2の実力をご確認いただきたい。
 確かに,ゲーム内に再現されたファンタジー世界の景色や,スキルなどのエフェクトに関しては,なかなかに目を見張るモノがある。掲載したスクリーンショットにあるような画像を見ると,ゲーム内世界がまた一歩,現実世界に近づいたかのような印象を受ける。

 とはいえ,それ以外,とくにキャラクターのモデリングに関しては,“まだまだこれからかな”といったところである。「ArcheAge」のインパクトが強かったためか,ゲーム全体としてはやや見劣りしてしまうのが正直なところだ。

「ASTA」プロモーションムービー


 このクオリティを踏まえると,同社による今回の出展は“CryENGINE 2を使用している”という事実を,韓国最大のゲームショウで大々的にアピールすることが主な狙いだったのかもしれない。今後の開発で,同じCryENGINE 2世代のMMORPGとして,ArcheAgeのライバルとなるようなタイトルに仕上げてくれることに期待したい。
 なお,日本での本作のサービスについては未定だ。

「ASTA」公式サイト


  • 関連タイトル:

    ASTA: The War of Tears and Winds

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