マツコ・デラックスさんもべた褒め。「カラオケJOYSOUND Wii SUPER DX ひとりでみんなで歌い放題！」の記者発表会レポートを掲載

　ハドソンは，明日（12月9日）発売予定のWii用ソフト「カラオケJOYSOUND Wii SUPER DX ひとりでみんなで歌い放題！」（以下，カラオケJOYSOUND Wii SUPER DX）の記者発表会を，本日（12月8日），東京都内の恵比寿ガーデンホールにて開催した。マツコ・デラックスさんがゲストとして登場した，今回の発表会の模様をレポートしよう。

「カラオケJOYSOUND Wii SUPER DX ひとりでみんなで歌い放題！」公式サイト

　本作は，ハドソンとエクシングが共同開発している「カラオケJOYSOUND Wii」シリーズの最新作だ。発表会ではまず，イメージキャラクターを務めるマツコ・デラックスさんがステージに上がり，司会の柿沼佐智子さんとのトークセッションを行った。

　カラオケJOYSOUND Wii SUPER DXの魅力について聞かれたマツコさんは，「家族なら，小さな子供を夜の盛り場に連れて行く心配もないし，一人でも，歌ってストレスを解消できるし，現代を象徴する商品よね」とコメント。
　「カラオケには行きますか？」という質問には，「普段行くことはなく，たまにCDを聴きながら歌うことはあるわね。でも，このソフトのためにWiiを買うわよ」と答えていた。

　ちなみにマツコさんは，ちあきなおみさんや中島みゆきさんの曲を歌うことが多いそうだが，暗い曲が多いため，他人の前で歌うのは気が引けるとのこと。マツコさんは，他人に気兼ねなく好きな曲を歌える本作について，「ありがたい商品よね」と述べていた。



　続いて話題は，発売当日となる明日から放映予定のテレビCMに。
　CMの内容は，マツコさんが巨大化し，家を破壊してしまうというもので，会場ではメイキング映像も流された。マツコさんは，王冠をかぶるのが大変だったことや，撮影現場にいた若い男性スタッフが，バンド活動を諦め切れず，髪の毛を伸ばしていたことを紹介し，「どの現場にもドラマがあるのよ」と振り返っていた。
　そして，「自分の志とは違うことをやっている人も，大変な思いをしている人も，歌って憂さ晴らししましょうよ。でも，音量には注意しないといけないわね」とまとめた。



　ここで，カラオケJOYSOUND Wii SUPER DXのプロデューサーを務めるハドソンの梅松幸生氏と，エクシングの伊神和典氏が登壇し，ゲームの概要を説明した。
　伊神氏は，「キーチェンジやテンポチェンジをWiiリモコンで行え，カラオケを家の中で本格的に楽しめます」とコメント。梅松氏は，「ゲームディスクに70曲収録されているほか，インターネットに接続し，『歌い放題チケット』を購入すれば，1万2000組のアーティストによる6万5000もの曲が追加されます」と，本作のウリを紹介した。



　また両氏は，ニンテンドーDSi（もしくはDSi LL）本体に，DSiウェア「クイズ音楽の時間 〜JOYSOUND Wii SUPER DX専用キョクNAVI付〜」をダウンロードすることで，カラオケ店の選曲リモコンのように使えるとも説明していた。
　さらに，Wii本体をインターネットにつなぐことで，フレンドコードを交換した相手と一緒にカラオケを楽しめる「チャットカラオケ」や，全国のプレイヤーと得点を競い合える「全曲で全国採点！」といった要素が盛り込まれているという。

　そのほか，音声入力された自分の声がグラフィカルに表示され　，音程が合っているかチェックできる「音程チェック」，自分の歌を録音して再生できる「リプレイ機能」などが用意されているそうだ。



　発表会ではデモプレイが行われ，伊神氏は石川さゆりさんの「天城越え」を披露した。
　マツコさんから「なんでこの曲を選んだのよ」と聞かれた伊神氏は，「石川さゆりさんが好きだから」と回答。柿沼さんが「サユリストなんですね」とコメントすると，マツコさんが「それは吉永小百合さんのファンのことよ」とすかさずツッコミを入れ，来場者の笑いを誘っていた。

　終始笑いの絶えない楽しい発表会となったが，最後に行われた囲み取材では，「このソフトがあれば，西麻布のお店に行かなくてもいいし，殴られる心配もないわね」と時事ネタを絡め，コメンテーターとしても売れっ子のマツコさんらしく，きれいに（？）まとめていた。

「カラオケJOYSOUND Wii SUPER DX ひとりでみんなで歌い放題！」公式サイト