ニュース
Blizzard EntertainmentとValve,「DOTA」の商標問題で和解。Blizzardの作品は「Blizzard All-Stars」に名称を変更
「DOTA 2」公式サイト
「Blizzard All-Stars」公式サイト
この訴訟は,「Warcraft III: Reign of Chaos」のMODとして大きな人気を獲得していた「Defense of the Ancients」(DOTA)の続編制作をValveが発表したことに端を発するもの。アマチュアクリエイターが制作したMODであったため,Blizzardは商標登録を行っていなかった。
Valveの発表後,Blizzardは裁判所に異議を申し立てたものの,裁判所はValveの主張に軍配を上げ,和解を勧告していた。
Blizzardが明らかにした内容によると,Valveは商業的に「DOTA」の名称を利用する権利を有し,2012年内の発売が予定されている新作も「DOTA 2」となる。一方のBlizzardは,ファンコミュニティにおいて「DOTA」の名称を非商業的に使える代わりに,現在「Starcraft II」のゲームエンジンを利用して開発中の「Blizzard DOTA」を,「Blizzard All-Stars」という名称に変更するという。
プレスリリースで,BlizzardのRob Pardo氏とValveのGabe Newell氏はともに,「結局はファンのためを思って合意することにした」という主旨の発言を行っている。
- 関連タイトル:
Dota 2
- 関連タイトル:
Heroes of the Storm
- この記事のURL:
(C)Valve Corporation, all rights reserved.
(C)2011 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved