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公式サイト http://www.aima.jp/
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このゲームの読者の評価
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  • 名残惜しい 15
    • 投稿者:一期一会(男性/40代)
    • 投稿日:2014/06/13
    良い点
    一部で盛り上がりを見せたogame、Travianなどを始めとして数々の村ゲーが作られてきた。そうした多くのタイトルをプレイしてきた中で感じてきたことは、「いい加減疲れるつくりのゲームはもう嫌だ」という願望だ。
    一部で張り付きゲーといった俗称(蔑称)でも親しまれる、これら村ゲーの人気が下火となって、変わって登場してきたのが、PVPのリスクがより薄く、クールダウン等を有料ポイントで帳消しにすることのできる、中国メーカーが手がけるフリーミアム採用のブラウザストラテジータイトルだった。それでも、細かなログインや建築命令のために頻繁にログインすべきである仕様は大して変わらず、正直頭を悩まされたものである。

    赤の三国志はどうか。
    内政は、宣伝文句に偽りなくシンプルにまとまっていて、プレイヤーのアクションの必要数は格段に減っている。その分ストレスフリーのプレイが可能だ。いままでのプレイ経歴がプレイ経歴だったので、正直、非常に居心地がよく感じていた。

    戦闘システムは、この手の濫造されてきたタイトルの中では珍しいタイプだった。一戦あたり三部隊(成長すればそれ以上も)程出撃が可能だが、戦闘は常に自分の選んだ部隊とAIが選んだ一部隊との間で行われる。弓は剣に強く、剣は騎兵に強く、騎兵は弓に強いというルールの中で行われるこの戦闘は、単純な強化だけでなく、時の運にも左右され、強い敵ががっつんがっつんとただ殴って来たりするのを眺めているだけのタイトルが多い中で、戦闘になかなかの緊迫感をもたせることに成功していると思ったし、気に入っていた。
    悪い点
    あらゆる意味で運営会社に愛想が尽きた。ここではその点について触れたい。

    プレイヤーがまず目にするのは、翻訳されていない中国語のシステムメッセージが頻繁に飛び交う総合チャットだ。個人的に台湾のサーバーでプレイするといったことも選択肢から除外しないディープなゲーマーだったから、個人的にはここには余り気を払っていなかったが、普通のゲーマーが唐突にプレイをはじめたら唖然とすること請け合いである。

    次に、チャットシステムそのものに触れておく。このシステムのチャットは変換途中の決定のENTER入力を発言としてひろってしまうため、ある程度日本語変換入力になれたユーザーでもない限り細切れの文章を何行にもわたって発言することになる。そして、ログの行数は限られているため、それをやってしまうと迷惑行為になってしまうのだ。正直あまりしゃべろうという気にもならなかった。とにかく使いにくい。
    直接の因果関係は不明だが、このゲームのチャットは常に静かで、決して盛り上がることがないのがある種名物になっている。

    更に、ゲーム内ガイドの内容が滅茶苦茶であることにも言及しておこう。○レベルでこれこれこういうことができますと書かれていても、実際にそのレベルになっても不可能であったり、別の機能が解禁されたりと、破茶滅茶ぶりがめにつく。
    ここまで徹底していると、最早翻訳途中で投げ出されたのでは、と勘ぐりたくもなる。

    ここまでに述べた二つはこれに比べればまったくもって、問題にもならない。
    このゲームでは大量の資源を投入して兵の調練を行い、同系統のより優れた兵種の開発をすることが出来るのだが、そのうち弓兵科の第二級兵種がバグに見舞われていて、莫大な資源を支払った見返りなどなく、むしろ弱体化するほどで、実質使用不可能になっている。
    これだけであれば、直せばいいのだろうと多くの方はお思いだろうし、私もそう思っていた。しかし、このバグが発見されて以降一週間以上、バグの告知があるわけでもなく、メンテナンスで直されるわけでもない。バグの被害者やその口づてに聞いた人以外この深刻なゲーム進行に関わるトラブルを知らず。被害者は更に増え続けている。

    つまりこういうことなのだ。
    このゲームの運営会社は、一言、公式サイトにバグの修正に向けて取り組んでいますと告知したり、こういうバグがあるので気をつけようといったアナウンスすらしない。その数分の作業すらほっぽらかしているのだ。
    そんな会社のどこを、何を信用していいのか。私にはさっぱりわからない。
    総評
    ゲームの内容については期待が持てただけあるほど面白かった。正直に言えば運営会社の対応の劣悪さには最初は怒った。次にこのゲームを楽しんでいた一人として、悲しくもなった。ああ、まず賑わうことはないのだろうな、と思いながらプレイを続けるのは今思えばバカバカしい話だ。しかし、今では、呆れを通り越して、称賛すら浮かんでくる。この図太さは一級品だ。憎まれっ子世にはばかるというから、この会社はきっと長らえるだろう。

    尚、ここまでに述べた悪い点が全て解決することがあれば、良い点に記した通りなかなか楽しめそうなタイトルだった。それだけに、悪い点で述べた、サービスを展開する会社そのものに起因したあらゆる問題でこうなってしまったことが、本当に残念でならない。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 1 3 3
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