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須田剛一氏と三上真司氏がタッグを組んだホラーアクション「シャドウ オブ ザ ダムド」のプレゼンテーションの模様をレポート
EA Tokyo Showcase 2010に集まったのは,ほとんどが海外のプレス。だが,須田氏と三上氏が登場すると,会場は大歓声に包まれた。まず須田氏は「皆さんお待たせしました。今日はこのような舞台を用意してくださって,とても嬉しく思っています」と挨拶した。
そして,パートナーとしてElectronic Artsを選んだ理由について「EAの皆さんが,僕たちのクリエイティビティにすごく興味を示してくれたおかげで,このような場所に立つことができました」と続けた。
本作について須田氏は,「ちょっとタイトルが長いので,『ダムド』または『DMD』と呼んでください」とコメントしたあと,ゲームの内容に触れ,主人公が悪魔の世界に連れ去られた恋人を奪還するため,地獄の世界に旅立つ物語だという。だが「愛の物語」ではあるものの,ロマンスをテーマにしたゲームではないという。
続いて三上氏は「パンクロックのようにエッジの効いた部分が入っていて,すべてに須田さんの世界観が盛り込まれています」と述べた。その一方で須田氏も「ゲームプレイのコアな部分に関しては三上さんの影響がすごく出ていると思います」と話し,世界一のアクションゲームを作る三上氏ならではの,レベルの高い作品になったと続けた。そして,「僕が作ったゲームの中で,一番素晴らしいアクションを見ることができると思います」と,本作に対する自信を覗かせた。
残念ながら,ゲームの内容について,それ以上の詳しい説明はなかったが,スクリーンに映し出されたゲームの映像は,かなり刺激的なもの。人の顔をした馬や,骸骨の付いた銃など,個性的なグラフィックスが確認できた。
対応機種はPlayStation 3とXbox 360で,発売は2011年内が予定されている。
「シャドウ オブ ザ ダムド」公式サイト
山岡氏は「お話をいただいたときはすごく嬉しかったです」と述べ,さらに「三上さんや須田さんと一緒に作っていて,僕自身すごく火をつけられました。一刻も早く皆さんにお届けしたいと思います」と語る。
そして最後は,本邦初公開となるシャドウ オブ ザ ダムドのプロモーションムービーが上映され,本作のプレゼンテーションは終了した。
開発発表から二年間の沈黙を破り,ついにその片鱗を見せたシャドウ オブ ザ ダムド」。プロモーションムービーやスクリーンショットなどからも,本作のダークでパンクな雰囲気がビシビシと伝わってきた。ゲーム情報がほとんどなかったのは,ちょっと残念だが,世界中で高い評価を得たグラスホッパ―・マニファクチュアが,豪華そのもののスタッフで送り出す本作だけに,期待は高まる一方だ。今回の発表を機に,今後ますます新情報が出てくると思われる。ファンは続報にぜひ注目してもらいたい。
- 関連タイトル:
シャドウ オブ ザ ダムド
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(C)2011 GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. Shadows of the Damned is a trademark of GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. EA and the EA logo are trademarks of Electronic Arts Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.
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