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[AMショー]セガブースイベントレポート。驚きのコラボ情報も飛び出した! 「頭文字D ARCADE STAGE 6 AA」&「戦国大戦」発表会の模様をお届け
なお,AMショーは本日から11日までの開催となっており,そのうち一般公開日は11日のみとなっている。会場に足を運んで新製品を見に行く予定の人は,本稿をはじめとするAMショーのイベントレポートを参考にして頂ければ幸いだ。
「頭文字D」ポータルサイト
「戦国大戦」公式サイト
新たなシステムがレースを盛り上げる。デモプレイでは絵に書いたような大逆転劇が展開
はじめに,大ヒット漫画「頭文字D」を題材とする人気レースゲームの最新作「頭文字D ARCADE STAGE 6 AA」の発表会からレポートしよう。
発表では,はじめにセガのセクシー齊藤氏と,主にナレーション業などで活躍する若井友紀子さんが登場。息の合ったトークで,本作の歩んできた歴史を振り返った。
続いて,本シリーズに長年携わっている新井健二プロデューサーが登場。アーケードレースゲームで初めて導入された乱入対戦機能や,ネットワーク通信を利用した全国対戦システムなど,本シリーズの特徴を紹介しつつ,新たな要素“タッグバトル”が導入されることを明らかにした。
“タッグバトル”は,これまでの1対1の対戦ではなく,コースの上りと下りを2人が分担して戦う,2on2のバトルになっているのだ。ただ速さを競うのではなく,コース上に設置されているゴールドとシルバーの“エースパネル”を獲得していき,その合計ポイントで勝敗を争うというものになっている。
このタッグバトルで重要なのが,パートナー同士が同じ種類のパネルを獲得したときに発生する“ダブルエース”だ。通常の獲得ポイントにボーナスとして2ポイントが加わるため,積極的に狙おう。
シルバーのダブルエースだと4点,ゴールドのダブルエースだと6点が加算される |
最終セクションでは獲得ポイントが2倍になる。ゴールドでダブルエースを決めれば最大12点差まで逆転のチャンスがある |
ひとしきりタッグバトルの説明が終わったところで,ディレクターの松本氏をはじめとする4人のスタッフが,実際にタッグバトルをデモプレイすることに。
レースは,終始松本ディレクターチームが押される展開となったが,なんと絵に描いたような大逆転劇で,松本ディレクターチームが勝利。これには詰め掛けた人はもちろん,新井氏や齊藤氏も驚きを隠せなかった。このシステムの妙が垣間見えたといっても過言ではない。
松本ディレクター(写真左),小林メインプランナー(写真右) |
最後の最後で大逆転。このハラハラドキドキがたまらない |
「ヤングマガジン(講談社)」で連載されている「頭文字D」がモチーフのドライブゲーム「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズの最新作『頭文字D ARCADE STAGE 6 AA(ダブルエース)』が前作から2年の歳月を経て生まれ変わります。
「公道最速伝説」、「タイムアタック」、「全国対戦」に加え、仲間と力を合わせて挑む2人対2人の「タッグバトル」が追加されました。1人対戦では味わえない熱いバトルが仲間同士や店内プレイヤー同士の絆を深めます。原作に登場するプロジェクトDの藤原拓海と高橋啓介になりきり、全国の強力なライバル達を打ち破れ! 新たな伝説が今、幕を開ける。
≪製品特長≫
●「タッグバトル」でダブルエースの伝説をつくれ!
店内の仲間とタッグを組んで、上りと下りを分担し、全国のタッグと対戦します。
コース上に浮かんでいる「A(エース)パネル」を取って「タッグスコア」を獲得していきます。
パネルはゴールドとシルバーの2種類。
2人が獲得するパネルの組み合わせでスコアが変動。
息を合わせて、同じ色のパネルを獲得すれば、獲得スコアが高くなります。
バトル終了時のタッグスコアで勝負が決まる、チームワークが勝負を分ける新たな対戦は白熱必至。
●新コース・新ライバル・新車種も登場!
コースは、前作に2コース加え、全10コースと充実。ライバルには、シリーズファン待望の原作コミックス最新刊のライバルも参戦。さらに、3車種が加わりシリーズ史上最多の34車種が登場いたします。
これらの追加により、プレイの幅が広がり、さらなる熱いバトルが繰り広げられることに!
LANCER Evolution X GSR NSX FAIRLADY Z Version S
●通信対戦もワールドワイドに
アジア地域の通信対戦拡大で国境を越えた強敵とのバトルが可能になりました。国の誇りをかけた熱いバトルに勝利し、仲間と喜びを分かち合おう!
驚きのコラボレーションが続々。なんとあの人気ユニットからの参戦も
続いて,「三国志大戦」の基本的なシステムを受け継ぎ,舞台を日本の戦国時代に移した話題作「戦国大戦」の発表会をレポートしよう。
発表ではまず,セガがこれまでリリースしてきたアーケード向けトレーディングカードゲームが紹介された。2002年に登場した「WORLD CLUB Champion Football」をはじめ,アーケードゲーマーなら一度は目にしたことのあるタイトルがズラリ。もちろん本作の前身である三国志大戦もクローズアップされた。
コラボ情報では他にも,人気ユニット“EXILE”をモチーフにしたアニメ「エグザムライ」の登場キャラクターたちが,本作に参戦することも決定している。これに合わせて,EXILEからのビデオレターがステージで放映された。日本を代表する人気音楽ユニットの参戦ということでも,目が離せないタイトルになるだろう。
西山氏は,「本作で一番実現したかったのは“大戦国モード”である」と力説。日本はアーケードゲームの先進国であり,その中でも“対戦”という文化は日本が特に成長させてきた分野だとする。その“対戦”をさらに進化させるために用意したのが,本作の大戦国モードだという。これまで,格闘ゲームなど“対戦”をメインに据えてきたゲームは,基本的に対戦者同士がフェアな状態で行われてきたが,大戦国モードでは,両者に差がある状態を構築。たとえば掲載したスクリーンショットのように,片方のプレイヤーに城ゲージがないというシチュエーションがある。攻めが得意なプレイヤーもいれば,守りが得意なプレイヤーもいるので,このような内容を取り入れたのだとか。
このシチュエーションは,城ゲージがないほうのプレイヤーがいかに相手の城ゲージを削り,城ゲージのある側がいかに自城を守り抜くか,というコンセプトだ |
さまざまな要素で戦功値が手に入る。戦功値には獲得オッズがあり,対戦のシチュエーションとその勝率などをもとに,デイリーで変動しているとのこと。これまでは不利だった陣営が,新たなデッキが開発されてむしろ有利な陣営になった場合などでも,柔軟に対応できるのだ |
戦国大戦の発表が終わった後も,セガの発表会はまだまだ盛り上がりを見せていたが,本稿ではひとまず以上の2タイトルをピックアップしてお届けした。いずれも今後のアーケードシーンを大いに盛り上げていくことだろう。
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- 関連タイトル:
頭文字D ARCADE STAGE 7 AA X(クロス)
- 関連タイトル:
戦国大戦 -1477 破府、六十六州の欠片へ-
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