スウェーデンのアナログゲームメーカーFree League Publishing(Fria Legan)は,Paradox Interactiveのストラテジーゲームのボードゲーム化プロジェクトを発表し,その第1弾として「Crusader Kings The Board Game」が制作中であることを明らかにした。
Free League Publishingは,テーブルトークRPG界の栄誉ある賞であるENnie Awardsにおいて,2017年に5部門を獲得した「Tales from the Loop」のほか,「Coriolis - The Third Horizon」「Mutant: Year Zero」といった作品を生み出してきたメーカーだ。
十字軍遠征の時代を描いたParadox Interactiveの「クルセイダーキングス」シリーズを,3~5人のマルチプレイボードゲームに落とし込んだ「Crusader Kings The Board Game」は,70種類ものコマを使ってヨーロッパ大陸の陣取り合戦を楽しむストラテジーゲームだ。とはいえプレイ時間は1ゲームあたり2~3時間とボードゲームとしては標準的なプレイ時間に収まっている。さらには王家の“メロドラマ”にフォーカスした多彩なキャラクターが登場し,彼らが織りなしていくストーリーを楽しめるという。